いつか きっと 晴れるよ

ショートエッセイ海系

波乗りのきっかけ


学生の頃、夜のバイトをしてた。

厨房の岩井チーフと朝まで飲んで「海行くぞ」といわれた。

チーフの車に乗るとワゴン車で、後部座席がなかった。

代わりにソファーとボードが積んであった。

海に着いた。

朝日をバックにみんなが波に乗ってた。

キラキラ輝いていた。


思わず見とれてた。



遠いむかしの光景
old sinkooに台風のセットが入った。

天気はくもりでオンショア。

テトラの沖 数百メートルでトリプルをはるかに超えるグーフィーのお化け。

海に入ってるのはノブと、ベアーズのマスターと、ハワイのマークの三人だけ。

残りのローカルは皆ギャラリー

マスターは、はるか遠くまでロングライド。

ノブは、ライディングの後でパワーコードが切れて岸まで泳ぎ着いた


マークは、浜辺近くでチューブをクリアした。

あの光景は自分のなかのレジェンド。



ひと夏の波

ひと夏を過ごすために北から南に車を走らせていた

国道から東に切れ込んだ。
以前仲間達とテントを張って遊んだことのある浜辺に出た。
いい波が立っていた.

北の海よりは暖かいと思って、シーガルは着ずに、トランクスとTシャツで海に入った。

冷たい。こんなに冷たいかと思うほど水温が低かった。
波待ちしていても足先まで良く見える。
水はキレイだ。

一本め、テイクオフ、すぐ右にローカルがいる。
波がほれてる。
ロカールに置いてけぼりを食った。
かれがいいポジションにずっといるから、彼が乗ったときを見計らって乗る。

また、同じ波にのる。今度は彼が奥だ。
おくすぎるはずと思ったからパドリングでテイクオフしようとしたら「ヘイ」
声がかかった。一枚上手だ。

シーソゲームのようにして、波に乗る。
日差しは強いが、体が冷えて震えが這い上がってくる。
海から上がって、さらに南に向かった。


翌日、地元のショップで浮力の強いボードを買った。
また、冷たい海に向かった。

真新しいボードのワックスを塗って、海に入る。今日はシーガルだ。
何本かダンパー気味の波に乗る。
次は、グーフィーだ。グーフィーの波は苦手だった。
途中で崩れるかと思いきや超ロングライド。
得した気分だ。

ここはいい海かも



忘れられない海と、波



初対面

随分以前の話。

たしか、千葉の銚子の先の突端だと思うが、H崎に行くことになった。


メンバーは男3人に”魚雷”というあだ名の女の子。

あだ名の由来は、波を捕まえると、ひとごみだろうが、前に岩があろうが突っ込んでいくとこからついたようだった。


自分のところに車で集合して、一台に板を全部つみ男子女子のペア、もう一台は男子ペアで2台で出発。

湾岸から、東関東自動車道、鹿島を抜けて南下。ようやく浜辺につく。

海水浴も同時にやってる場所だった。

時間がきたので、波乗りやってる人は海から上がれといわれたのか、海水浴と波乗りのエリア分けをしていたのかは覚えていない。


随分以前のことなのに、何が思い出されるかというと、

水が冷たいけど波の形が良くて、波の斜面に長く触れた事と、

見ず知らずの波乗りやが仲間が20人ぐらい集まっていて、バーべキューで盛り上がっていた事。

波はレギュラーのショルダーが結構長くて、あんまりホレてなくて、テレンコテレンコ乗れたと思う。

バーベキューは、老若男女、こどもまでいた。

みんなでワイワイキャイキャイ。

初対面なのにどうしてこう、すぐアホになれるのか、かなり楽しかった。



H崎は、まだこんなんだろうか???



フォイルボード

STEP INTO LIQUIDにでていたファイルボード

どこかに解説本か、画像ないかなぁ



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