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株式投資の判断においての優先順位。個別企業の業績よりやはり、上りのエスカレーターに乗っているのか、下りなのか、を見極めることだと思います。私の理解では、2003年4月→2006年1月 は上りのエスカレータ2006年1月→2009年3月 は下りのエスカレータ、2009年3月→現在(2012年3月)は上りのエスカレータとなります。下りのエスカレータに乗っている間は私のような凡人では何をやっても無駄です。短期的に機動的に売り買いできれば違いますが、単純長期保有スタイルでは資産を増やすのは難しいです。ということが、下りをフルに経験し、くやしい思いをして初めてわかりました。特に、2007~8年はこれでもか!これでもか!というくらいの売られ方をして、ピークの半分になってしまいましたから。逆に上りに乗っていれば、それほど労力をかけずとも、資産を増やすのは比較的容易になります。では、上りか、下りか、それをどう見極めるか、ですが、簡単にできれば、苦労はないです。個人的にはリンチのカクテルパーティー論的な、世間の雰囲気、ムードを参考にしたいと思っています。大型株と違って個人主体の小型株では、海外含めたマクロ経済、景気動向よりも、有用性が高いのではないかと思います。結果的に両社はある程度連動していると思いますが、小型株相場とはタイムラグがあるという感覚です。雑誌、ブログ、投資家本など、指標にしたいと思っています。後は、信用残推移ですかね。長期的な推移は参考になるのではないかと思います。今現在どうなのか、上りが3年以上続いているので、かなり警戒しています。儲かってイケイケのブログもどんどん立ち上げってきましたし。ただ、個別企業のPERでみれば、2ケタ成長でPER1ケタ台が山ほどあるので、絶対水準では全然割安な水準ですし、信用残もまだまだ低水準なので、上昇余地はまだあると思いますが。今後個人投資家の本の出版がいくつも出てくるようになる時は、ピークの判断の一つになると思います。上りが終わったら、保有株を全部売るのか?という資金管理戦略ですが、今のところ、2割か、3割程度ポジションを減らす程度に考えています。銘柄の入れ替えで、乗り切る考えです。(これは全く未経験)下りの間も相場に参加していないと、結局感覚が鈍って、次の上りをフルに捉えきれないのではないかという考えです。タイミングを読み切って、ポジションを機動的に増減できれば、それに越したことはないですが、少なくともそんな都合のいい、器用な事は私には無理ですね。果たして、今の長く続いている上りエスカレータがどこまで上がるのか、常のアンテナを張っておこうと思います。
2012年03月31日
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私が株式投資を始めた頃(04~05年)は上昇相場の真っただ中で、何を買ってもそこそこ儲かる時期だったこともあり、周りのいろんな人に株式投資を勧めていました。自分のことを実力と勘違いして、過信していて、株を買わないのはもったいない、と主張していました。今はどうか。少なくとも安易に勧める気にはならないし、ほとんど周りに株式投資の事を話すこともなくなりました。06~08年の長く苦しい下落相場を体験したことから、やっぱり、株式投資、特に個別株投資で長期に渡って資産を増やすためには、一般的な投資理論は参考にはなっても実践には絶対的には役にたたず、試行錯誤しながら、自分なりのやり方を模索し、身につける以外ないと、痛感したからです。一人ひとりの考え、生活スタイル、将来構想が違う以上、資産運用に唯一の答えはないです。個別株投資を続けるためには、継続的な勉強、厳しい自己管理はもちろん、強く明確な思いが必要ではないかというのが実感です。
2012年03月25日
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『人を動かす人になれ』(永守重信)を読んだ。(もちろんブックオフで買った) 日本電産は買収戦略が日本の企業の中で抜きんでているが、この本の冒頭を読んで合点がいった。永守さんは、高校の時に塾を開いてお金をため、株式投資をしてきたということだ。それが起業してから非常に役に立った、財務諸表の理解だけでなく、世の中のバランスに気付いたこととういことだ。こどもの頃から商売を始めて株式投資をしてきたバフェットに似ている。(単純比較はできないが)。つまり、若いころから経営視点を身に着けていたのではないかと思う。14年前の本だが、全く古くない。管理職になって色々試行錯誤している自分にとって共感できる内容が多かった。社員をいかにやる気にさせるか、という点で非常に細やか、臨機応変でかつ徹底している。
2012年03月04日
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