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ゲンキーは予想通りあまり下げませんでしたね。先週より10%少々下がりましたが、これは1月の上昇が異常なだけで、12月の水準に戻っただけです。しかし1月に高値で買った人は月次を見てなかったのでしょうかね。この足元の業績でとても株価が上昇するとは思えなかったので、てっきりそれも承知の上かと思っていましたが、そうでもなかったようですね。ついでに、私の事を誤解されている方がいるようなので改めて自分の投資スタンスについて確認させていただきますと、まず私は長期投資家ではないです。長期投資化を目指しているわけでもないです。投資期間については別にこだわっていません。買いたい時に買って、売りたい時に売るだけです。世間一般に言う投機もやっています。投資と投機の区別自体にもこだわっていませんが。要は期待値の高い手法であり、それが自分に合っていれば何でも良いです。今回ゲンキーを売らなかったのは、私にとっては売る理由がないだけです。根本的な経営の悪化が明らかにならない限りは売るつもりはないです。今回の下方修正後にdsanさんが拾ったり、platinumさんという厳しくドライに会社を見ている方が購入を検討したりしていますので少なくとも経営の悪化ではないという私の見方は間違っていないのではないかと思います。例えば3年後30億円の経常利益を達成できればよいと言う前提で投資しているとします。その場合毎年同じ伸び率で利益が増える場合もあればでこぼこしながら増える場合もあります。でも結果として3年後に30億円を達成できるのであれば結局同じ事です。もちろん、途中で3年後に20億円しか行かないな、と判断すれば売ると思います。特にゲンキーはメガドラッグの店舗数がたったの20くらいしかないですし、東海地区へはこれから本格的に出店していく予定ですので、会社として店舗網の体制が整っておらず、全然未完成の状態です。この段階で良し悪しを判断するのは少し早いかな、と個人的には思っています。1年で会計期間が区切られていますが、これはあくまでも法律上のルールであって、会社によって本来判断されるべき期間は異なるというのが個人的な意見です。ただこれは私のゲンキーの場合の投資スタンスなので、1年単位での業績結果を求める方もいて当然ですし、それはそれで全然かまわないと思います。また私はゲンキーの月次の進捗を超細かくチェックしています。月次の進捗をチェックする目的も個人によって異なりますし、私の場合も投資先によって目的が違います。ゲンキーの月次の進捗をチェックするのは毎月の既存店の良し悪しの要因を把握したいからです。同じ既存店が悪いのでも月によって要因が異なると思います。雨が多かったり大雪だったり、競合スーパーの値下げだったり、自社競合だったり、単純に店舗運営が上手く回っていないかもしれません。売上高の進捗チェックにより経常利益がある程度試算できます。そして実際の決算の数字と比較してみて、自分の予想とどの程度違うのか、そして違う理由は何かを検証します。それによってまた経営状態を把握することができると思います。単に割安株投資の場合だと、下方修正が出た時点で失敗ですので、これは下方修正を事前に察知するために月次をチェックすることになると思います。私の持ち株の場合だとサッポロドラッグとか、ミドリ薬品とかです。いつの間にかアクセスが30万を超えていました。飽きもせずご訪問いただいた方々にこころから感謝します。
2006年01月31日
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私は売り基準はPER20倍と決めています。目安ですけど。 PERを基準にした割安株投資を基本としておりますので だいたいPER10倍前後で買って20倍前後で売ることを ひたすら繰り返すイメージです。 成長性の低い会社はPER15倍前後、高い会社は20倍前後 で売っています。 成長率が高い会社(例えば10%以上の伸び率)であれば一部は ずっと保有していたいんですが、資金が少ないのであまり複数単 元持てません。 売ってからさらに暴騰したりするケースは多いと思いますが 一々悔やむのはストレス溜まるだけで無駄な行為だと思います。 一応自分で決めた基準により目標の利益は得ているので 満足すべきです。 ・・・って、こう分かっていても後悔ばかりしてしまうんですよね。買えなくて悔やみ、売っても悔やみです。 先月は数ヶ月前売ったジモスが信じられない暴騰、持ってたら 2倍でした。丸誠も売った後上がるし、サンドラッグも・・・ こういう時は乗り換えた会社も同じくらい上がるはずで上がる時期が違うだけだから結局は同じなんだ、と自分に言い聞かせてます。 しかしこの感情だけはなかなかコントロールできません。 保有している株の株価の変動に対してはあまり感情が動く事はないので すが、保有していない株の方がかえって気になっているかもしれ ないです。まだまだ精神修行が足りません。。。しかし、今日のokenzumoさんの日記、最高ですね。大爆笑してしまいました。スカっと気持ちよくなれますね。ストレス解消にもってこいですよ。私は10回くらい読み返してしまいました。今週は久々にピアノの練習を長時間やってるんで、すでに指が痛いっす。
2005年08月25日
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同業他社比較の有用性について考えてみたいと思います。・得意分野を作りたい(今のところ小売業)。・多くの企業が関連づけられるのでただ四季報でパラパラ見るより格段に頭に残る。・多くの企業が情報として頭に入る事により、材料に対してすばやく行動できるようになる。 例えば、決算発表がいい例です。東証適時開示情報で決算をチェックする際、チェック しようと思う会社が多くなり、それだけ投資チャンスも増えます。 私はPER投資においては四季報などが出されてからのスクリーニングでは遅い場合が 多いと思います。決算が出て1ヵ月以上後なので特に比較的名前が良く知られた小売業 はすでに四季報が出る頃には株価に織り込まれている場合が多いと感じています。 決算直後であれば良い決算で翌日値上がりしてもせいぜい5%くらいです。全然間に合 います。 特に割安成長株(例えばPER15倍以下、成長率2、30%くらい)は翌期の業績を織り込 んでいないから割安なのですが、決算発表で予想PERが出されると徐々にそれを織り込 んで行きます。だから対応は早い方がいいと思います。なので小売についてはチェック銘 柄を増やす事は特に重要になってくるのではないかと思います。・比較する事により、その会社の位置づけ、強みがより明確になり保有に強い確信が持てる。 さらに月次開示があればさらに確信が強くなる。確信が持てるということは保有していて 全くストレスを感じなくなります。 株式投資で勝つには客観的に正しい戦略をとっている事と同時に確信を持った銘柄選択が 必要条件です。例えば低PER分散投資は勝てる戦略である事がデータで証明されています が、ただ低PERなだけで銘柄を選んでも安心して保有できませんよね。それで、ここから個人 のそれぞれの基準が入ってくるのですが、私にとって確信を持てる銘柄選択方法及び基準の 一つが他社比較・月次開示小売業となります。今日は無理やり私のこの一ヶ月の取り組みを正当化してみました。だってやっていることに意味があると思わないと空しくなります・・・
2005年08月23日
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今日はカンガエルさんに比べて自分の考えの甘さ加減に嫌気がさしてちょっと落ち込んでます。昨日の書き込みにショックを受けました。良いとわかっているのに何故か実行できない。当たり前のことを単純に実行できない。まだまだ私の考えに間違っている部分が多くあります。投資の成功は勝つ確率の高い方法をいかにひたすら繰り返す事ができるかにかかっています。余計な事は一切する必要がないんですよ。というかしてはいけない。「投資ではなく帳簿を付けているようなもの。」奥が深いです。このような境地に私は到達できるのでしょうか・・・強い小売がいつまでも強いのも同じです。一箇所で成功した事業を後はひたすら繰り返すだけでいいんです。逆に同じ事を繰り返せなくなったら終わりですね。話がそれましたが、ハーバー研究所や明光ネットなんかは私のようなアホが持つような会社ではないということです。PERだってすでに割安とは言えない水準であるのに。もっと高レベルなんだと思います。少し欲を出して持ち続けてしまいました。ちなみにメガチップスは違います。これは私の中では確実性が高い投資法に入ってます。という事で今日は一日中反省してました。そして早速今ゲンキーの注文入れました。暴騰しないことを祈ってます。思いっきり内省的な投稿となってしまいました。すみません・・・カンガエル様、勝手に引用しました。
2005年08月02日
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テクニカルかファンダメンタルズか 資産株か収益株か成長株か投資か投機か 順張りか逆張りか 小型株か大型株か タイミングか定期投資か 分散か集中か バリュー投資かそうじゃないか(反対語って?)結果論だと思います。よく言い争っている方々を見ますが、見てて気分が良くないですよ。 人によって目的も目標も性格も資産額も違うのにそもそも結論がでるわけないです。 結果が出ている方法であれば全て正しくなってしまう世界のような気がします。 ちなみに私はどれもちょっとずつ試しています(笑)。節操がないですけど。競馬も同じ。 馬体 パドック 返し馬 過去の戦績サイン読み 出目リンク騎手血統スピード指数人によってそれぞれ予想する観点が違うんですが、何故か競馬ファンは批判しあうのを見たこと無い。勝ち続けている人いないので他人を批判したくなるほど絶対的な自信がないのかもしれないけど。
2005年07月04日
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keepvalue様の知合いs様曰く、「株式市場というのは、天才が集まる場であり、自分がその天才に勝てると思うこと自体が間違いである」らしい。ドラゴンボールを思い出しました。中途半端に強い(自分ではかなり強いと思っている)格闘家はめちゃくちゃ強い格闘家にボロカスにやられて死んでしまいますね。要はフリーザとの戦いにおいて自分は孫悟空級なのか、天津飯レベルなのか、クリリンレベルなのか、一般市民レベルなのか。自分が一般市民レベルであると思うなら自ら戦いを挑むことは避けて戦いがない場所で堅実に生きながらえるのが賢い選択と言えるかもしれません。死んだら終わりです。最優先されるべきはとにかく死なないこと。
2005年06月29日
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ってなんだろう。1.現預金など流動性の高い資産・解散価値というのはまず確実だと言える でしょう。数年では変化しないし。一番現実的で確実性が高いかも。2.低PER分散投資も確実と言える。いくつかの検証により有効性が証明されている。 1にも関連するけど低PBR分散投資の有効性も証明されている。3.月次開示により進捗が追える会社も結構確実性が高い。4.3にも関連するが仕事関係で取引先だったり、同じ業界で販売状況のデータが 常に把握できる場合。5.邪道だけど、優秀な投資家の保有銘柄。長年にわたり高成績を収めている 投資家はある意味2と同じで過去の実績によりビジネスモデルを見抜く特殊な才 能など、その人の有効性が証明されていると言えるかもしれない。この意味で機械的 パクリ投資は理にかなっている。あとはどんな方法が考えられるか、うーん思いつかない。一番避けるべきは希望的観測、漠然とした期待感だけで投資すること。裏づけがないこと。大多数はこれで失敗している気がします。一昨日の決算日程の日記はまずかったかな。でも常識で考えれば誰でも思うことかも。子会社が少ない中小企業の決算が1ヶ月半で数百もある会社が1ヶ月弱なんて単純に考えておかしい。
2005年06月28日
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最大の効果を上げる」ことを追求したいです。そう考えると今の私のレベルでは個別銘柄を調査して判断するのは最も費用対効果が低い行動じゃないかと思うんですね。ここでいう「費用」とは銘柄選択に要する費用、つまり労力のことです。もちろん、個別企業の定性分析の可能性を全く捨てるわけではありませんし、平行して少しずつ勉強していこうと思います。少なくとも無駄な努力だけは避けたい。いや、避ける必要がある。だって株は生活のごく一部だから。振り返ると過去8ヶ月私がいかに無駄な努力をしようとしていたことか(笑)。それが無駄な努力だったと判明したのが最近なのでしょうがない。ほかにもやりたいことがたくさんある。でもこの半年以上株に夢中になりすぎてかなり自分の今までの大好きな趣味を犠牲にしたな~と思うんです。銘柄分析に求められるレベルが10点満点として、10点の人が10銘柄分析すれば100のリターンだが多分私は1点以下で、0.1くらいだろうから、(下手すれば0点)0.1×10=1にしかならない。となれば全く別の戦略をとる必要があります。ファンダメンタルズ投資というのを前提とすると、1.調査分析能力をまず上げるための勉強を必死にする。財務・会計・経営・企業価値・・・2.優秀な投資家をの名柄をパクってその中を自分なりに分析する3.勝つ確率の高い指標で機械的分散投資をするまだまだあるのでしょうが、とりあえず時間のかからない3.を選択しようかなと思ったんです。
2005年06月20日
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昨日の日記で「割安かつ成長性の高い会社への投資」の基準を書きました。この中で「3)月次情報により業績の進捗が確認できる」という基準を設定してますが、本当は1)、2)及び補助基準に当てはまる会社に10~20社程度分散したらどうだろうかと考えています。月次とかは関係なしに。そして下方修正出したら次の候補に乗り換えていくんです。機械的成長株分散投資ですね。これに徹するだけで結構良い結果になりそうな気が直感的にするんです。資金が増えてきたら試してみたいです。集中投資とどっちがよりパフォーマンスが高いかはわかりませんが。(どっちも失敗かも・・・)でも月次を開示する企業って限られてますし、四半期決算が本格化してくる流れの中で、月次を開示する会社は減ってくるんじゃないのか?って思っているからです。そうなると投資対象が少なくなって本当に良い会社が買えなくなってしまいます。
2005年06月19日
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私が考えている投資手法は1)定性分析をできる限り排除して半機械的に割安な 指標を持つ会社に分散投資することでパフォーマンスの基礎を固めつつ、2)業績の裏づけがとれ、確実性の高い場合のみ、成長性の高い会社に集中投資していくことでパフォーマンスの底上げを狙っていくものです。 資金配分は1):2)=7:3くらいを考えています。1)半機械的割安株投資これは基本的に四谷さんが実践しその有効性を実証されている手法に準じています。 割安な会社のうちリスクの少ない指標を重ねることで負ける可能性を低くする戦略です。<優先基準> ・PER<10倍 ・PBR<1.5倍 ・自己資本比率>40% <事業素質基準 >・半永久的に提供するサービス・商品が一定して持続すると思われるもの ・景気循環の影響を受けない <補助的基準 >・過去5年わずかながらでも成長傾向にある、少なくとも減収、減益がない ・有利子負債<当期利益×2 ・流動比率>100% ・近年下方修正の実績がない 基準はCFで見るなどほかにもたくさんありますが、シンプルなこの方法が今のところ 気に入っています。 E-TRADEが利用できるのが簡単でよいです。<売却基準>・定期的にスクリーニングし、20%以上割安な会社があれば乗り換えていきます。 ・下方修正したらさっさと売って次の候補を購入します。収益的な割安性を優先した 基準だからです。・PER15倍くらいになったら売却2)割安かつ成長性の高い会社への投資 <優先基準 >1)成長率/PER<1倍 できれば0.5以をより優先させる 2)予想PER<15倍 3)月次情報あるいはそれに準じた情報により業績の進捗が確認できる <補助基準>・流動比率>100%・有利子負債<当期利益×5・利益率が上昇傾向にあるか?(これは結構重要)・一般管理費の削減努力はされているか?・原価率が上昇傾向にないか?・在庫回転率が悪くなっていないか?・売上債権回転率が悪くなっていないか?・営業キャッシュフローは安定して伸びているか?・ROE・ROAが低下傾向にないか?・有利子負債が増加傾向にないか?あえて自己資本比率は無視します。これは特に出店銘柄は低くなる傾向にあるからです。その代わり財務諸表をしっかりチェックしてやばそうな兆候がみられれば即売却です。成長率は売上か利益か、何を採用するのかという問題がありますが私は売上・営業利益の両方を勘案します。 自己資本比率、PBRを基本的に無視することによりリスクが高まりますので、月次により進捗がチェックしやすく、下方修正を事前に避けられる会社をあえて選択したいと思います。またどの期間の成長率を使うかですが、今期業績予想を含めて過去3年間の平均を 使います。今のところこんな感じで考えています。次回以降それぞれの基準の根拠について考えていきたいと思います。
2005年06月18日
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ここ8ヶ月様々な会社に投資してきましたが、企業の評価、定性分析、業績予測は私が当初 思っていた以上に困難だという事が改めてわかってきました。というか今の私のやっていることは分析でも何でもなくママゴトみたいなもんです。個別銘柄を選択し、投資する 場合、その会社の業績の裏付けをとる必要があります。増収になるのはなぜか、利益率が変化している要因はなにか。 特に製造業の場合、その会社が取引している製品の需給を読む必要がありますが、これは非常に難易度が高い。 少なくとも今の私のアプローチ方法では製造業、特に電気・機械系の定性分析は無理です。 はっきり言ってその会社の経営者でさえ、自分の会社の業績は全く予想もつかない結果に 終わる事が多くあります。良い方にも悪い方にも。 それを私ごときが分析できるわけがないです。 こんなの当たり前なのですが、私は無謀にもこのような会社につい投資して しまっていました。つまり身のほど知らずな投資だったわけです。リンチ、バフェットでさえハイテクは避けています。その理由を身をもって知ることができました。 なぜ最近の私が小売・サービス業ばかりに投資するかというと、店舗の増加により企業が成長 しますので、業績の進捗の確認がしやすいということが挙げられます。月次実績を開示して いるところであれば決算を見る必要もないといえるかもしれません。既存店さえ前年割れしてい なければ通常は利益もついてきます。全店売上の前年比により計画の達成度も計算できます。 やはり私のような分析力のない投資家向けと言えます。 また将来の計画を公表している会社も多くありますが、それは主に店舗数の増加によるものですので将来の成長率も簡単に把握できます。あとは毎月新規開店状況をチェックしていけばいいのです。 投資における最大のリスクの一つが下方修正です。四半期決算などで注意深くチェックしても避けられない場合が多くありますが、月次情報が開示されていれば高い確率でこの下方修正というリスクを避ける事ができます。 これは非常に他の銘柄に比べてアドバンテージが大きいと言えます。また月次を開示していなくても IRに問い合わせれば教えてくれる会社もあります。 以前の私の日記にも度々書いておりますがサラリーマンが限られている時間である程度のパフォーマンスをあ げようと思えば、やはり四谷方式が一番利にかなっている方法の一つです。 結論として、今の私には(1)四谷方式である機械的割安株投資を主体にしつつ(2)月次開示などの情報を得られることにより業績 予想が容易・確実な小売・サービス業 の中の低PERの成長株投資を取り入れていくのが最も無理がない戦略であることが自分なりにようやくわかってきました。(←今ごろ遅いって!)まずはこのスタイルで基礎固めをして行こうと思います。 基本的に私のマヌケな定性分析による銘柄分析・業績予測をしなくても勝つ確率が高い方法を当面は選んでいきたいです。そして少しずつ定性分析を勉強していけたらと思います。 今まで色々回り道をしたし、目を覚ますのが遅かったかもしれません。でもようやく自分の愚かさに改めて気がつくことができて自分としてはラッキーだと思っています。 次回以降具体的な投資基準について考えたいと思います。
2005年06月15日
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去年の10月に株式投資を始めてから8ヶ月が経過しましたが、このあたりで過去の 自分の売買を振り返って分析する事によりどのような戦略をとれば負けにくく、より勝てるのかを 自分なりに検証してみようと思います。今までの日記の中でも最も恥さらしな内容なのですが・・・ 下の左の表は過去全ての売買銘柄を購入順に並べたものです。この内半分は現在も保有して います。我ながら良くこれだけくだらない会社ばかりを買ったものだと感心しますが一応ほとん ど全て自分なりに短信、有報などで分析しているので、少なくとも社会勉強にはなっています(笑)。 トータルでは20勝9敗5分けと勝ち越しですが、金額でみるとコニカミノルタ、ローランド DGの損失が大きくほぼ他のプラスを相殺している状況です。ここでは8ヶ月で勝ち負けを判断 することの是非は別の問題として置いときます。(負けた銘柄ももしかしたら1年後プラス になっている可能性もないわけではないので)典型的な「小さく勝って大きく負ける」パターンですね。私の競馬と一緒じゃん! 購入順で見るとちょうど真中あたりのハーバー研究所までの勝率が低い事が一目瞭然 です。このあたりまではやっぱり本当に内容の良い会社かどうか、また自分の得意分野 を本当の意味で分かっていなかったんじゃないかと思います。自分の中で戦略が固まっ ていなくてフラフラしていました。(今もですが・・・)単に指標だけで判断していた傾向が強 くありました。 ここ1、2ヶ月でようやくおぼろげながらより勝つ可能性が高く、負ける可能性が低い戦略 が分かってきたのかもしれません。19番目以降負けがなくなってきました。(保有期間 が短いという要因もあるかもしれませんが) これを業種別に分類するともっと一目瞭然です。(右側の表)製造業特にハイテクの勝率が圧倒的に悪いです。2勝6敗1分。勝率22%。これをみればもう明らかですよね。なんて間抜けな奴なんでしょうね・・・。明日はこの検証の結果から銘柄選択のアプローチ方法の検証も含めて今後どう行動すべきか戦略を考えて見たいと思います。
2005年06月13日
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私は四谷さんの機械的投資を認めながらも、一部疑問をもっていました。財務が健全で収益が安定していても、大きな成長が見込めない、ただPER・PBRが割安な会社に投資して、本当に大きなリターンなんて得られるんろうか、と。恐らく同じように思っている方もいると思います。でもその疑問はお話を聞いて一瞬でなくなりました。PERは最ポピュラーな指標で、「PER10倍」というだけで触媒となり、いつかは見直される、ということです。またPER10倍⇔15倍を回転させるのが一番効率がいいだろうとの事です。目からウロコでしたね。複雑に考える必要はないのです。長年の経験と実績は説得力があります。ただ今年に入って基準に引っかかる銘柄がなくなって来ているので、この方式の銘柄調査は年後半かな、という気がします。しかしムトー精工思いっきり下げました。2日で20%近いです。これはソニー減速+デジカメピーク論+予想数字がコンセンサスを下回ったことでの過剰反応が要因です。四季報を仮にコンセンサスとすると経常利益予想は20億円で、実際の予想は18億円でしたからね。機関投資家はコンセンサスを下回れば機械的に投げます。モメンタムの悪化と判断して。つられて個人も投げているんでしょう。いったん機関が売りに出せばしばらく続きますから最悪1300円も切るかもしれませんね。機関投資家は何も調査せずに買っているんですね。だって、あの予想数字はIRに聞けばある程度知ることが出来たんですよ。なので私はてっきり織り込み済みかと思っていました。でもあの予想数字、結構会社としてはアグレッシブな方なんですよ。(それでも保守的だと思いますが)IRの人も「結構いい数字出したつもりなのになんで売られるのか理解不能だ」と言ってましたから。会社としては去年はあくまでも特別という解釈です。でも世間は成長の鈍化と捉えるんですね。今期の予想数字で終わったとしても前々期と比較すれば成長が下りトレンドとは思えません。本当ならこういう極度に悲観されているときほど買いなんですが、これ以上1銘柄につぎ込めません。しかももう少しで損きりラインなのでいったん切って、様子見です。私は1銘柄でマイナス5万以上はリスク管理の為にいったん切ります。で、底打ち確認後再度買います。売値より上でも気にしないようにしています。リスク管理と売買は別の取引だからです。特に私は初心者なので間違える可能性高いのでリスク管理がなおさら重要だと思っています。
2005年05月14日
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先日の日記で触れましたが、四谷さんスタイルの素晴らしさを再認識しました。学んだことを自分で忘れないように日記に書いておきます。四谷さんがよく読んだ本はピーターリンチだそうです。納得です。「個人投資家はタイミング投資よりも定期的に投資しているほうが往々にしてうまくいく」と言っていますが、まさにこの通りのスタイルです。今まである程度タイミング投資を取り入れないとパフォーマンスが出ないのかも、とかなり悩んでいましたが、ここまで株価を全く気にせず、タイミング投資を一切排除した手法でこれだけのパフォーマンスを上げているのを目の当たりにして、今までの迷いは完全に消し飛びました。要は年間でどれだけのパフォーマンスを目指すのか?ということに尽きます。それは毎日の生活の中で株式投資、仕事、趣味のうち株に振り向けられる部分とのバランスを考えることです。例えば、年50%以上の高収益を目指すのであれば日々の相場を監視し、回転を効かせ、タイミングによってキャッシュの増減を調整し、個別銘柄を深く精査した上、銘柄もある程度のリスクをとる必要があるでしょう。このためには自ずと結構な時間を株に割くことになります。しかし、四谷さんのように株に1週間で3時間以上はかけず、楽をしながらそこそこのパフォーマンスを上げたい場合は、タイミングを考える必要はないということです。日々株価を見ないので銘柄で大きなリスクは取れません。一方、個別の深い銘柄調査は時間もかかるしめんどくさいので、ある程度間違える可能性をはじめから計算に入れた上で、割り切って分散投資しているとのことです。それでも8年間で平均20%を超えるパフォーマンスですよ?これほど費用対効果が優れた手法は他にあるでしょうか?私は本(雑誌)で読んだだけではこの手法に自信をもてない部分もあり、自分なりの方法を取り入れてきたのですが、実際にお会いさせていただき確信を持ちました。最近バリュー投資がブームになりつつあり、バリュー投資が通用しなくなるのでは?と危惧する方もおられるようです。でも今後も四谷スタイルはまだまだ有効であろうと思います。なぜならここまで割り切って機械的に投資するのは相当の精神力が必要とされるからです。四谷さんは世の中の他の運用方法と比較した上で理論的に有利だと考えて、この方法にたどり着いています。初めから手探りでこの手法をやっているのではないので確信があるのだと思います。また、どんな投資スタイルでも一度体を通して、体が納得する方法のみ取り入れるのだそうです。これがストレスがなく楽しく続けるコツとのことです。確か以前の四谷さんのブログに以下の基準で銘柄選択時に成長性も取り入れてみたいと書かれています。 『永久保有を前提とする定率成長モデルによると、 年率20%を達成するための条件は以下のようになります。 ・成長率0%(平均以下の事業素質しかない企業群)をPER5倍以下で買う ・成長率5%(平均並みの事業素質を持つ企業群)をPER6.7倍以下で買う ・成長率10%(平均より高い事業素質を持つ企業群)をPER10倍以下で買う ・成長率15%(世の中で最も高い事業素質を持つ企業群)をPER20倍以下で買う』でも結局自分に合わず、体が納得しなかったので無理せずやめたとのことです。すばらしい割り切り方ですね。本を読んだだけでは完全に確信を持てない人も多いと思います。私もその一人でした。でもお会いして本には書かれていない、四谷スタイルの真髄に触れ、迷いが確信に変わりました。投資において重要なのは手法ではなく、まずは戦略なのだという当たり前のことを改めて教えていただきました。これは投資だけではなくビジネス、ギャンブルなど、世の中全般に当てはまることですね。最近の私はあまりにも株にのめり込み過ぎていたので、バランスを取るために四谷スタイルの配分を多くしようと思います。ただ、投資に割く時間は今は週3時間以上は取れるし、パフォーマンスをより上げる可能性を追求したいと考えているので、一部で成長性のある個別銘柄の調査を続けたいと思います。だって成長性のある会社や、自分に身近な会社の中身を深く調べるのって夢があるし、楽くてやめられないと思いません?(四谷さんはスクリーニングで割安株を見つけること自体が楽しいらしいのですが)・・・ということで、ここまでへたくそで長い文章読んでくださった方ありがとうございます。
2005年04月26日
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