ゆずちゃんの庭

ゆずちゃんの庭

過去の栽培仕様



ゆずちゃんパパが最適だと思う今年度のラズベリー・ブラックベリー栽培仕様です。まだ上手く栽培
できていないので、お試しレベルの仕様です。

◆鉢:不織布ポット
 ・ラズベリーは暑さに弱く、夏場は不織布ポットの気化熱による鉢中温度上昇防止を狙います。
  また、気温が上がると酸素要求量が増えるため、通気性が最大限に確保できるメリットも利用します。
 <鉢サイズ>
 ・子供の収穫しやすさ重視で、株を大きくしない仕様。現状はφ30サイズのみ。

◆鉢カバー:白色防草シート(ルンルンシート)
 ・乾燥を防ぎ「保湿性」を一定に保つ目的。鉢側面への直射日光や風も防ぐことができるため、乾燥しにくくなり、水やり回数を
  減らせる。
 ・白色防草シート(ルンルンシート)を折って利用する。
 ・植えつけ1年目の不織布ポットには鉢カバーは不要。
 ・不織布ポットには、上部にふんわり、ゆったり巻き付ける。下半分は不織布ポットが外気に直接触れる状態。上半分は乾燥
  しやすいので、上部だけに巻くことで保湿性の安定を狙う。
 ・不織布ポットともに白色にカラーリングした事務用クリップで止める。

◆追加潅水:自動潅水器
 ・夏場の旅行時に利用する目的。

◆用土:ココヤシ用土(ココチップ6×12:キングパール:針葉樹皮=2:2:1)
 ・劣化しにくいココヤシ繊維ベースで、排水性・保水性の高いパーライトを混ぜた排水性重視の用土です。
  また針葉樹皮を混ぜ、若干用土を酸性にしています。

◆マルチ:バブルグラス(ベリーズ・ル・ボア製)
 ・断熱性、通気性がバツグンに良い。
 ・5~7cm程度の厚みで利用。
 ・作業性がバツグンに良い。台風でも飛散しにくく、簡単に元に戻せる。

◆浮かせ:レンガ+プラ製すのこ
 ・鉢底の通気性を確保する。
 ・不織布ポットの場合、重力の関係から上から乾燥し、下は常に濡れている状態になる。不織布ポットでも何かしらの資材で
  浮かせ、鉢底の通気性を確保し、根の酸欠を防ぐことが重要。

◆支柱:オベリスク(第一ビニール製、L120、L160)
 ・手ごろな値段で、なかなか見た目の良いオベリスクです。φ30不織布ポットであれば、L120がフィットします。

◆水やり(手潅水)
 ・不織布ポットの湿り具合を見ながら、たっぷりと与えのが基本サイクル。夏場は1日1回。春・秋は2~3日に1回。冬場は6~7日
  に1回くらい。
 ・φ30不織布ポットへの植えつけ1年目は、生体からの吸収が少ないため、乾燥したら与えるを徹底する。
  不織布ポットでも油断すると根の障害が起こる。夏場も1日1回で問題ない。
 ・鉢カバーしていない不織布ポットは、鉢側面を触ると水やりのタイミングが簡単に分かる。風の強い日は乾燥しやすいので
  注意が必要。
 ・水やりは蒸発や生体からの水分要求量が多くなりはじめる朝にたっぷり与える。蒸発や生体からの要求量が少ない夕方や夜に
  かけて与えると、水分が停滞する時間が長くなり、酸欠になりやすい。
 ・鉢の外周部を重点的に与える。中央付近は水が停滞しやすく、酸欠による根の障害が起こりやすくなる。
 ・ブラックベリーはかなり乾燥気味に育てると良い。水を与えすぎると果実が酸っぱくなるようです。

◆夏場の暑さ対策
 ≪ブラックベリー≫:白色鉢カバー
 ・夏場直射日光で鉢が熱くならないよう、白色鉢カバーを設置する(植えつけ2年目から)。
 ≪ラズベリー≫:遮光
 ・夏場は涼しい所に置くか、遮光する。


◆結実:実を付けさせるのは植えつけ2年目から。
 ・植えつけ1年目は、株の生育を優先し、摘花・摘果を行う。

◆剪定(まだ株が小さく、秋の結実は未実施)
 ・その年に発生した茎は、一季成りの場合、次の年の初夏に結実する。二季成りの場合、その年の秋と次の年の初夏に結実
  するサイクル。
 ≪ラズベリー≫
 ・二季成りラズベリーは、秋にのみ結実させる剪定。
 <1年目>
 ・植えつけ1年目は剪定不要。摘花・摘果を行う。
 <2年目以降>
 冬剪定(1~2月):
 ・一季成りは、昨年発生した茎以外は、地際でカットする。充実した茎を4・5本残す。1~1.5mmくらいでところで剪定し、
  支柱に誘引する。茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。
 ・二季成りは、全ての茎を地面すれすれでカットする。

 春剪定(4月):
 ・今年発生した茎は5・6本残し、それ以外は地際でカットする(細い茎や交差する茎など。株中の風通しを考えて)。
  一季成りは、昨年の茎をカットしないよう注意する。

 夏剪定(6~7月):
 ・一季成りは果実を収穫した茎を地際でカットする。今年伸びた茎で、伸びすぎた茎は高さ1/2でカットする。
  茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。
 ・二季成りは収穫量をUPさせるため、今年良く伸びた茎を6月中(重要、早い時期が良い)に高さ1/2程度まで切り詰める。
  株が衰弱するので、全ての茎を切り詰めない。果実を収穫した茎は地際でカットする。

 ≪ブラックベリー≫
 <1年目>
 ・植えつけ1年目は剪定不要。摘花・摘果を行う。
 <2年目以降>
 冬剪定(1~2月):
 ・昨年発生した茎以外は、地際でカットする。充実した茎を4・5本残す。1~1.5mmくらいでところで剪定し、
  支柱に誘引する。茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。二季成りは、
  昨年秋成りした茎の結実部は枯れるのでカットして良いが、茎は地際でカットしないよう注意する。
 春剪定(4月):
 ・今年発生した茎は5・6本残し、それ以外は地際でカットする(細い茎や交差する茎など。株中の風通しを考えて)。
  昨年の茎をカットしないよう注意する。
 夏剪定(7~8月):
 ・一季成りは果実を収穫した茎を地際でカットする。今年伸びた茎で、伸びすぎた茎は高さ1/2でカットする。
  茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。
 ・二季成りも果実を収穫した茎を地際でカットする。

◆害虫、病気対策:自然界に存在する細菌の微生物資材をメインに利用
 <イモムシ類>
  ・BT剤:発見次第随時。5月12日、9月5日。
 <ハダニ>
  ・オレート液剤:発見次第随時。6/1W前後。
  ・水やり時、葉裏にもしっかり水をかける。

◆肥料:有機肥料中心の肥料体系(ブルーベリーと同じものを利用)
 ●利用する肥料
  <椿油粕(1.1-0.3-1)>
   ・サポニンを含む特殊有機肥料。窒素分が少なく、カリウム補給と有機物としての効果を期待。

  <ペプチド有機(8-3-1)>
   ・大豆を主原料とした、100%の有機肥料。アミノ酸が数個つながった状態物質のペプチドを含む。

  <ハイコントロール硫マグ180(180日タイプ、0-0-0-Mg21)>
   ・被覆してある硫酸マグネシウム肥料。養分の溶出は土壌のPH・容水量や土壌の種類に左右されない。180日は平均土壌温度25℃の
    ときに、含まれている窒素(この場合はMg?)の80%が溶出するのにかかる日数を意味する。土壌温度が低温で推移した場合、
    肥効期間は長くなり、高温の場合は短くなる。当地の気候だと3/1に施肥して、約8ヶ月肥料効果が続く計算。

  <バットグアノ(0-27-0.2-Mg0-Ca37)>
   ・コウモリの糞が化石化したもの。良質のリン酸とフミン酸の含有量が高い。また石灰(カルシウム)も含むが用土をアルカリに
    傾向けない。ただしカルシウム分は炭カルのため、施肥効果はほとんど期待できない。
   ・バットグアノに含まれるリン酸分は「ク溶性」のため、根に触れるように元肥として用土に混ぜ込むのが理想。

  <ダーウィン5000,5050(0-0.4-0-Ca30-S15.6)>
   ・硫酸カルシウム肥料。カルシウムを補給しつつ、土壌を酸性に保つことのできる資材。PHは4.3~4.5で、硫黄分も含む。


 ●施肥時期と量(詳細は画像参照)
  ・肥料は用土とマルチの間に施肥する(最重要)。マルチの上など乾燥する環境では施肥効果が伸び、予定通りに肥料が溶出しない。
  ・鉢増し、植え替え時は肥料は与えない。

  <春肥>:3/1前後、Nは年間必要量の5%
   ・椿油粕、ハイコントロール硫マグ、バットグアノ、ダーウィン5000,5050

  <実肥>:5/1前後(結実したら)、Nは年間必要量の50%
   ・ペプチド有機

  <夏肥>:7/1前後(収穫後)、Nは年間必要量の15%
   ・椿油粕

  <礼肥>:8/末、Nは年間必要量の30%
   ・ペプチド有機

自分の仕様。Ca過多っぽいのでお勧めしません。参考にするなら次の方が良いかも。


Ca量を抑えた仕様。



2019年度ラズベリー・ブラックベリー栽培仕様(2018年秋~) 更新日:2019. 3.16

・ゆずちゃんパパが最適だと思う今年度のラズベリー・ブラックベリー栽培仕様です。まだ上手く栽培できていないので、お試しレベルの仕様です。

◆鉢
≪ラズベリー≫:不織布ポット
・ラズベリーは暑さに弱く、夏場は不織布ポットの気化熱による鉢中温度上昇防止を狙います。また、気温が上がると酸素要求量が増えるため、通気性が最大限に確保できるメリットも利用します。
≪ブラックベリー≫:スリット鉢
・ブルーベリーほど通気性・排水性を気にする必要もなく、ブラックベリーは支柱が立てやすいスリット鉢を使います。


◆用土:ココヤシ用土(ココチップ3*6:ココチップ1*5:キングパール=3:1:4)
・劣化しにくいココヤシ繊維ベースで、排水性・保水性の高いパーライトを混ぜた排水性重視の用土です。

◆マルチ:ヒノキのチップ
・針葉樹のチップ。断熱性、通気性があり、見た目も良いです。

◆支柱:オベリスク(第一ビニール製、L120、L160)
・手ごろな値段で、なかなか見た目の良いオベリスクです。スリット鉢であれば、L120は9号鉢、L160は13.5号鉢がフィットします。

◆水やり
≪ラズベリー≫
・不織布ポットの側面が乾燥したら水をたっぷり与える。7月に入ったら特に水の与え過ぎに注意。
≪ブラックベリー≫
・ブラックベリーはかなり乾燥気味に育てると良い。マルチも不要(コガネムシが怖くないならですが・・・)。水を与えすぎると果実が酸っぱい!


◆夏場の暑さ対策
≪ブラックベリー≫:スリット鉢の鉢カバー
・夏場直射日光で鉢が熱くならないよう、白い土嚢袋を折ってクリップで止める。
≪ラズベリー≫:遮光
・夏場は涼しい所に置くか、遮光するのがBEST。


◆結実:実を付けさせるのは植えつけ2年目から。
・植えつけ1年目は、株の生育を優先します。摘花・摘果を行う。

◆剪定:以下参照
・その年に発生した茎は、一季成りの場合、次の年の初夏に結実する。二季成りの場合、その年の秋と次の年の初夏に結実するサイクル。
≪ラズベリー≫
・二季成りラズベリーは、秋にのみ結実させる剪定。
<1年目>
・植えつけ1年目は剪定不要。摘花・摘果を行う。
<2年目以降>
冬剪定(1~2月):
・一季成りは、昨年発生した茎以外は、地際でカットする。充実した茎を4・5本残す。1~1.5mmくらいでところで剪定し、支柱に誘引する。茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。
・二季成りは、全ての茎を地面すれすれでカットする。

春剪定(4月):
・今年発生した茎は5・6本残し、それ以外は地際でカットする(細い茎や交差する茎など。株中の風通しを考えて)。一季成りは、昨年の茎をカットしないよう注意する。

夏剪定(6~7月):
・一季成りは果実を収穫した茎を地際でカットする。今年伸びた茎で、伸びすぎた茎は高さ1/2でカットする。茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。
・二季成りは収穫量をUPさせるため、今年良く伸びた茎を6月中(重要、早い時期が良い)に高さ1/2程度まで切り詰める。株が衰弱するので、全ての茎を切り詰めない。果実を収穫した茎は地際でカットする。

≪ブラックベリー≫
<1年目>
・植えつけ1年目は剪定不要。摘花・摘果を行う。
<2年目以降>

冬剪定(1~2月):
・昨年発生した茎以外は、地際でカットする。充実した茎を4・5本残す。1~1.5mmくらいでところで剪定し、支柱に誘引する。茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。二季成りは、昨年秋成りした茎の結実部は枯れるのでカットして良いが、茎は地際でカットしないよう注意する。

春剪定(4月):
・今年発生した茎は5・6本残し、それ以外は地際でカットする(細い茎や交差する茎など。株中の風通しを考えて)。昨年の茎をカットしないよう注意する。

夏剪定(7~8月):
・一季成りは果実を収穫した茎を地際でカットする。今年伸びた茎で、伸びすぎた茎は高さ1/2でカットする。茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。
・二季成りも果実を収穫した茎を地際でカットする。

◆肥料:以下の肥料を使用

<ハイコントロール085(70日タイプ、10:18:15+総合微量要素、アンモニア態窒素8%、総合微量要素=苦土・マンガン・ホウ素・鉄・亜鉛・銅・モリブデン)>
・アンモニア態窒素8%の緩効性化成肥料。養分の溶出は土壌のPH・容水量や土壌の種類に左右されない。70日or100日は平均土壌温度25℃のときに、含まれている窒素の80%が溶出するのにかかる日数を意味する。土壌温度が低温で推移した場合、肥効期間は長くなり、高温の場合は短くなる。
・有機肥料で作った作物が美味しいのは、肥料効果がゆっくり効くためであり、化成肥料でも緩効性のものを使えば、同じくらい美味しい作物になると考えています。

<亜リン酸2号(0:10:7)>
・速効性リン酸肥料。通常のリン酸に比べて、「水に有機酸に溶けやすい」「分子量が小さいため作物体内での移行性が高い」「土壌に固定されにくい」の特徴があります。一般的にリン酸肥料の90%くらいが土壌中の金属と結合し、溶けにくい状態になって無駄になっているそうですが、亜リン酸肥料は「土壌に固定されにくい」のが特徴です。ただし、Kが多いのが使いにくい・・・。鉢植えは肥料分が流亡しやすいので、さほど気にしなくても良いことにします。
一般的にはリン酸肥料は、根がしっかり張る前の生育初期に吸収させ、体内に蓄えておくとその後の生育が良くなるため、全量元肥(春肥)が基本です。また用土中を移動しにくいため、元肥で用土に混ぜ込むのが効果的です。この亜リン酸は水に溶けやすく、土壌に固定されにくいので、元肥以外にも少量与えています。

<ハイパワー苦土石灰(朝日工業、0:5:0+Mg10)>
・実つきを良くするリン酸分を配合した苦土石灰。植物を健康に育てる微量要素、土壌改良を行う腐植酸も配合。
【成分】リン酸:5%、マグネシウム:10%、マンガン:0.2%、ホウ素:0.1%、アルカリ分(CaO):40%、腐食酸:10%、鉄:1.5%、ケイ酸:5.9%

◇施肥時期と量:以下を参考
・肥料はマルチの上から施肥し、攪拌しない。植え替えは10月から11月に実施するが、そのとき肥料は与えない。

<春肥>:3/1前後、年間必要量の60%
・ハイコントロール085(70日)、亜リン酸2号、苦土石灰
※ハイコントロール085は、6月下旬まで効果が続いている想定。

<礼肥>:8/21前後、年間必要量の40%
・ハイコントロール085(70日)、亜リン酸2号、苦土石灰
※ハイコントロール085は、年内まで効果が続いている想定。



◆肥料(お試し):以下の肥料を使用

<ハイコントロール085(70日、100日、180日タイプ、10:18:15+総合微量要素、アンモニア態窒素8%、総合微量要素=苦土・マンガン・ホウ素・鉄・亜鉛・銅・モリブデン)>
・アンモニア態窒素8%の緩効性化成肥料。養分の溶出は土壌のPH・容水量や土壌の種類に左右されない。70日は平均土壌温度25℃のときに、含まれている窒素の80%が溶出するのにかかる日数を意味する。土壌温度が低温で推移した場合、肥効期間は長くなり、高温の場合は短くなる。
・有機肥料で作った作物が美味しいのは、肥料効果がゆっくり効くためであり、化成肥料でも緩効性・遅効性のものを使えば、同じくらい美味しい作物になると考えています。
・「ハイコントロール085」の配合比は、70日:100日:180日=3:3:4。

<ハイコントロール硫マグ180(180日タイプ、N:P:K:Mg=0:0:0:21)>
・被覆してある硫酸マグネシウム肥料。酸性用土に最適。
・Mgは年間通して大きな波ないように、「ハイコントロール硫マグ180」の180日タイプを少量使います。量はPの1/10に設定。

<バットグアノ(180日タイプ、N:P:K:Mg:Ca=0:27:0.2:0:37)>
・窒素・カリをほとんど含まないリン酸肥料です。「水溶性リン酸」のほか、水に溶けずゆっくり植物の根から出る有機酸などによって溶解・摂取される「ク溶性リン酸」を含みます。また、リン酸は土壌で固定され作物が吸収出来ない形になってしまう性質をもっています。 バットグアノには「フミン酸」が含まれ、リン酸よりも先に土壌に固定され、リン酸の固定化を阻止する役割も持っています。


◇施肥時期と量:以下を参考
・肥料は用土とマルチの間に施肥する(最重要)。マルチの上など乾燥する環境では施肥効果が伸び、予定通り肥料が溶出しない。
・鉢増し、植え替え時は肥料は与えない。

<春肥>:3/1前後、年間必要量の100%
・ハイコントロール085、ハイコントロール硫マグ180、バットグアノ






2018年度ラズベリー・ブラックベリー栽培仕様(2017年秋~)

・ゆずちゃんパパが最適だと思う今年度のラズベリー・ブラックベリー栽培仕様です。まだまだ初心者なので、肥料過多など失敗が多いと思いますが、不都合があれば随時変更していきます。

◆鉢:スリット鉢
・畑がないので鉢植えです。ブルーベリーほど通気性・排水性を気にする必要もなく、必ず支柱が必要なラズベリーとブラックベリーは、支柱が立てやすいスリット鉢を使います。

◆用土:ベガ(Berry's Life製)+赤玉土+粒状木炭
・ココヤシ繊維を含んだ有機物主体の用土「ベガ」に赤玉土と粒状木炭を2:1:1で混合したもの。ベガだけだと保水性が強く、少し排水性を強化したつもりです。

◆マルチ:ヒノキのチップ
・針葉樹のチップ。断熱性、通気性があり、見た目も良いです。5cmくらいの厚みで、今のところコガネムシの被害もなしです。

◆支柱:オベリスク(第一ビニール製、L120、L160)
・手ごろな値段で、なかなか見た目の良いオベリスクです。スリット鉢であれば、L120は9号鉢、L160は13.5号鉢がフィットします。

◆水やり:4月~7/上は1日1回、7/中~9/中は1日朝夕2回、9/下~3月は土の表面が乾燥したら
・上記が基本になりますが、Φ30サイズの不織布ポットに植え付けたブルーベリー鉢の乾燥具合を基準としたブルーベリーの水やりタイミングと合わせています。
・ブラックベリーは乾燥気味に育てると良い。マルチも不要(コガネムシが怖くないならですが・・・)。

◆結実:実を付けさせるのは植えつけ2年目から。
・植えつけ1年目は、株の生育を優先します。摘花・摘果を行う。

◆剪定:以下参照
・その年に発生した茎は、一季成りの場合、次の年の初夏に結実する。二季成りの場合、その年の秋と次の年の初夏に結実するサイクル。
≪ラズベリー≫
・二季成りラズベリーは、秋にのみ結実させる剪定。
<1年目>
・植えつけ1年目は剪定不要。摘花・摘果を行う。
<2年目以降>
冬剪定(1~2月):
・一季成りは、昨年発生した茎以外は、地際でカットする。充実した茎を4・5本残す。1~1.5mmくらいでところで剪定し、支柱に誘引する。茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。
・二季成りは、全ての茎を地面すれすれでカットする。

春剪定(4月):
・今年発生した茎は5・6本残し、それ以外は地際でカットする(細い茎や交差する茎など。株中の風通しを考えて)。一季成りは、昨年の茎をカットしないよう注意する。

夏剪定(6~7月):
・一季成りは果実を収穫した茎を地際でカットする。今年伸びた茎で、伸びすぎた茎は高さ1/2でカットする。茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。
・二季成りは収穫量をUPさせるため、今年良く伸びた茎を6月中(重要、早い時期が良い)に高さ1/2程度まで切り詰める。株が衰弱するので、全ての茎を切り詰めない。果実を収穫した茎は地際でカットする。

≪ブラックベリー≫
<1年目>
・植えつけ1年目は剪定不要。摘花・摘果を行う。
<2年目以降>

冬剪定(1~2月):
・昨年発生した茎以外は、地際でカットする。充実した茎を4・5本残す。1~1.5mmくらいでところで剪定し、支柱に誘引する。茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。二季成りは、昨年秋成りした茎の結実部は枯れるのでカットして良いが、茎は地際でカットしないよう注意する。

春剪定(4月):
・今年発生した茎は5・6本残し、それ以外は地際でカットする(細い茎や交差する茎など。株中の風通しを考えて)。昨年の茎をカットしないよう注意する。

夏剪定(7~8月):
・一季成りは果実を収穫した茎を地際でカットする。今年伸びた茎で、伸びすぎた茎は高さ1/2でカットする。茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。
・二季成りも果実を収穫した茎を地際でカットする。

◆肥料:以下の肥料を使用

<ハイコントロール085(70日タイプ、10:18:15+総合微量要素、アンモニア態窒素8%、総合微量要素=苦土・マンガン・ホウ素・鉄・亜鉛・銅・モリブデン)>
・アンモニア態窒素8%の緩効性化成肥料。養分の溶出は土壌のPH・容水量や土壌の種類に左右されない。70日or100日は平均土壌温度25℃のときに、含まれている窒素の80%が溶出するのにかかる日数を意味する。土壌温度が低温で推移した場合、肥効期間は長くなり、高温の場合は短くなる。
・有機肥料で作った作物が美味しいのは、肥料効果がゆっくり効くためであり、化成肥料でも緩効性のものを使えば、同じくらい美味しい作物になると考えています。

<亜リン酸2号(0:10:7)>
・速効性リン酸肥料。通常のリン酸に比べて、「水に有機酸に溶けやすい」「分子量が小さいため作物体内での移行性が高い」「土壌に固定されにくい」の特徴があります。一般的にリン酸肥料の90%くらいが土壌中の金属と結合し、溶けにくい状態になって無駄になっているそうですが、亜リン酸肥料は「土壌に固定されにくい」のが特徴です。ただし、Kが多いのが使いにくい・・・。鉢植えは肥料分が流亡しやすいので、さほど気にしなくても良いことにします。
一般的にはリン酸肥料は、根がしっかり張る前の生育初期に吸収させ、体内に蓄えておくとその後の生育が良くなるため、全量元肥(春肥)が基本です。また用土中を移動しにくいため、元肥で用土に混ぜ込むのが効果的です。この亜リン酸は水に溶けやすく、土壌に固定されにくいので、元肥以外にも少量与えています。

<ハイパワー苦土石灰(朝日工業、0:5:0+Mg10)>
・実つきを良くするリン酸分を配合した苦土石灰。植物を健康に育てる微量要素、土壌改良を行う腐植酸も配合。
【成分】リン酸:5%、マグネシウム:10%、マンガン:0.2%、ホウ素:0.1%、アルカリ分(CaO):40%、腐食酸:10%、鉄:1.5%、ケイ酸:5.9%

◇施肥時期と量:以下を参考
・肥料はマルチの上から施肥し、攪拌しない。植え替えは10月から11月に実施するが、そのとき肥料は与えない。

<春肥>:3/1前後、年間必要量の60%
・ハイコントロール085(70日)、亜リン酸2号、苦土石灰
※ハイコントロール085は、6月下旬まで効果が続いている想定。

<礼肥>:8/21前後、年間必要量の40%
・ハイコントロール085(70日)、亜リン酸2号、苦土石灰
※ハイコントロール085は、年内まで効果が続いている想定。





2017年度ラズベリー・ブラックベリー栽培仕様

・ゆずちゃんパパが最適だと思う今年度のラズベリー・ブラックベリー栽培仕様です。まだまだ初心者なので、肥料過多など失敗が多いと思いますが、不都合があれば随時変更していきます。

◆鉢:スリット鉢・畑がないので鉢植えです。ブルーベリーほど通気性・排水性を気にする必要もなく、必ず支柱が必要なラズベリーとブラックベリーは、支柱が立てやすいスリット鉢を使います。

◆用土: ベガ (Berry's Life製)+赤玉土+粒状木炭
・ココヤシ繊維を含んだ有機物主体の用土「ベガ」に赤玉土と粒状木炭を2:1:1で混合したもの。ベガだけだと加湿気味に思えたので、少し排水性を強化したつもりです。

◆マルチ: ヒノキのチップ
・針葉樹のチップ。断熱性、通気性があり、見た目も良いです。5cmくらいの厚みで、今のところコガネムシの被害もなしです。

◆支柱: オベリスク (第一ビニール製、L120、L160)
・手ごろな値段で、なかなか見た目の良いオベリスクです。スリット鉢であれば、L120は9号鉢、L160は13.5号鉢がフィットします。

◆水やり:4月~7/上は1日1回、7/中~9/中は1日朝夕2回、9/下~3月は土の表面が乾燥したら
・上記が基本になりますが、Φ30サイズの不織布ポットに植え付けたブルーベリー鉢の乾燥具合を基準としたブルーベリーの水やりタイミングと合わせています。
・ブラックベリーは乾燥気味に育てると良い。マルチも不要(コガネムシが怖くないならですが・・・)。

◆結実:実を付けさせるのは植えつけ2年目から。・植えつけ1年目は、株の生育を優先します。摘花・摘果を行う。

◆剪定:以下参照
・その年に発生した茎は、一季成りの場合、次の年の初夏に結実する。二季成りの場合、その年の秋と次の年の初夏に結実するサイクル。
≪ラズベリー≫
・二季成りラズベリーは、秋にのみ結実させる剪定。
<1年目>
・植えつけ1年目は剪定不要。摘花・摘果を行う。
<2年目以降>
冬剪定(1~2月):
・一季成りは、昨年発生した茎以外は、地際でカットする。充実した茎を4・5本残す。1~1.5mmくらいでところで剪定し、支柱に誘引する。茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。
・二季成りは、全ての茎を地面すれすれでカットする。

春剪定(4月):・今年発生した茎は5・6本残し、それ以外は地際でカットする(細い茎や交差する茎など。株中の風通しを考えて)。一季成りは、昨年の茎をカットしないよう注意する。

夏剪定(6~7月):
・一季成りは果実を収穫した茎を地際でカットする。今年伸びた茎で、伸びすぎた茎は高さ1/2でカットする。茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。
・二季成りは収穫量をUPさせるため、今年良く伸びた茎を6月中(重要、早い時期が良い)に高さ1/2程度まで切り詰める。株が衰弱するので、全ての茎を切り詰めない。果実を収穫した茎は地際でカットする。

<ブラックベリー>
<1年目>・植えつけ1年目は剪定不要。摘花・摘果を行う。
<2年目以降>

冬剪定(1~2月):・昨年発生した茎以外は、地際でカットする。充実した茎を4・5本残す。1~1.5mmくらいでところで剪定し、支柱に誘引する。茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。二季成りは、昨年秋成りした茎の結実部は枯れるのでカットして良いが、茎は地際でカットしないよう注意する。

春剪定(4月):・今年発生した茎は5・6本残し、それ以外は地際でカットする(細い茎や交差する茎など。株中の風通しを考えて)。昨年の茎をカットしないよう注意する。

夏剪定(7~8月):
・一季成りは果実を収穫した茎を地際でカットする。今年伸びた茎で、伸びすぎた茎は高さ1/2でカットする。茎からでる側枝は、2芽残して切り詰める(スペースがあるなら2芽以上でもOK)。
・二季成りも果実を収穫した茎を地際でカットする。

◆肥料:以下の肥料を使用

< 東商あま~いイチゴ肥料 (4:6:2+Mg1)>
・Kが少な目の有機質肥料。アミノ酸、ケイ酸、カルシウムを含む。

< ペンタガーデンPro (6:10:4+Mg1.5)>
・ALAを含んだ液体肥料。アミノ酸入り肥料は肥料分にアミノ酸を含み、それを根から吸収することで光合成で作った糖を生育に必要なアミノ酸に回す必要がなく、より多くの糖を果実に集めることができます。それに対して「ペンタガーデン」は、ALAの効果により葉緑素を増やし、光合成を活発にすることでより多くの糖を生成することができる仕組みです。

< 亜リン酸2号( 0:10:7)>・速効性リン酸肥料。通常のリン酸に比べて、「水に有機酸に溶けやすい」「分子量が小さいため作物体内での移行性が高い」「土壌に固定されにくい」の特徴があります。一般的にリン酸肥料の90%くらいが土壌中の金属と結合し、溶けにくい状態になって無駄になっているそうですが、亜リン酸肥料は「土壌に固定されにくい」のが特徴です。ただし、Kが多いのが使いにくい・・・
・リン酸肥料は、根がしっかり張る前の生育初期に吸収させ、体内に蓄えておくとその後の生育が良くなるため、全量元肥(春肥)が基本です。

<ハイパワー苦土石灰(朝日工業、0:5:0+Mg10)>
・実つきを良くするリン酸分を配合した苦土石灰。植物を健康に育てる微量要素、土壌改良を行う腐植酸も配合。
【成分】リン酸:5%、マグネシウム:10%、マンガン:0.2%、ホウ素:0.1%、アルカリ分(CaO):40%、腐食酸:10%、鉄:1.5%、ケイ酸:5.9%

◇施肥時期と量:以下を参考・固形肥料はマルチの上から施肥し、少し攪拌する。植え替えは10月から11月に実施するが、そのとき肥料は与えない。

<春肥>:元肥、2/中~3/上、年間必要量の50%・東商イチゴ肥料、亜リン酸2号、苦土石灰

<実肥>:5/上~6/末、年間必要量の20%
・ペンタガーデンPro
・この期間内に必要量を与える

<礼肥>:7/下~8/末、年間必要量の30%・東商イチゴ肥料

2017_おぢさんのラズベリー・ブラックベリー肥料計画.jpg


◆植え替え
・2年に1回、10~11月頃に大きな鉢に植え替える。スリット鉢13.5号を最大とし、それ以降は根鉢のまわりを2割程度ほぐし、新しい土を入れ、同じ鉢に植えつける。その時、肥料は与えない。


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