このページは「k.t1579の雑記帳」です

28.ある皮肉(18.4.23)


どうやら「競争」という名の見えない鞭によって大人もコドモも引っ叩かれて自分というものの立ち位置というものを自分のセンスじゃなく既に規定されてしまった価値観に乗っかる形で自らのポジションや役割を果たすことになる。
だからプロ野球の選手から「自分の役割をキッチリと果たすんだ」的なセリフを聞くと唖然としてしまう。べつに私は、そんな「つまらない」精神的な訓話を確かめたくて球場へ足を運ぶのではない。むしろ、そんな定式というか常識なんかを吹き飛ばしてしまうような不条理そのものに浸りたいからこそ非日常的な空間としての価値を見い出したいのである。


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