最短距離で合格する受験術
~私は根性という言葉が嫌いです!~
「根性で合格する?」 冗談じゃない!!
はっきり言います。
受験を「根性」で乗り切ろう
と考えた時点で 立派な負け組
の仲間入りです。
そもそも根性で合格できるくらいなら、今頃安田講堂の周りは「根性焼き(古い?)」を自慢し合うヤンキ-たちでいっぱいになっていてもおかしくないんじゃないでしょうか。
入試という制度は、決して 「根性試し」
ではありません。
そこで問われるのは 「知識の量と発想力」
です。
つまり 「受験を根性で乗り切ろう」
と考えた時点で
それは 「発想力を駆使して創意工夫をこらそうという気持ちがない」
と宣言することになるのです。
考えてみてください。
楽しいことをするときに根性が必要ですか?
そして、楽しいことをしているときと、嫌なことをしているとき。
あなたはどちらが集中していますか?
もうお分かりでしょう。
合格を勝ち取るために必要なのは
「受験勉強を楽しむ姿勢」
なのです。
とはいえ 「それができれば苦労はしない」
と思われる方も多いでしょう。
確かに普通に考えればそういうことになります。
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お気づきになりましたか?
私が 「 楽しい
読書」
と 「 楽しむ
受験」
というカテゴリ分けをしていることに。
読書は私の趣味ですが、残念ながら受験は趣味ではありません。
正直できれば試験なんて受けたくないと思っています。
実際、最低限の試験しか受けずに暮らしてきたため、運転免許以外の資格は持っていないくらいです。
しかしながら、 受験は志望校に入学するために避けられない試験
だったのです。
そこで私はそれを乗り切るために 「受験を楽しむことにした」
のです。
正確には、
中学受験の時は知らず知らずのうちに 親にそうした気持ちにされ
、
脅威の偏差値30台からスタートした浪人時代には、中学受験を振り返ってその事実に気付き、 「受験を楽しむ」方向へ自分を誘導
しました。
その結果得られたのは開成中学の合格と、偏差値30台からの東京大学合格でした。
「 コップに半分注がれた水」
を見て、ある人は 「もう半分しか残っていない」
と考え、また別の人は 「まだ半分も残っている」
と考える、という話があります。
人はありのままの現実を見るのではなく、現実を自分の中で再構築して認識するのです。
受験生の皆さん、そして受験生の親御さん。 「受験」に対する見方を変えてみませんか?
ここでは、私自身の経験から生まれ、さらに多くの受験生を指導した経験で磨くことができた、 「受験勉強を楽しむためのテクニック」
を順次お伝えしていきたいと思います。
多くの方が受験を楽しみ、その結果として合格という喜びを手にするために