極楽雑学

極楽雑学

巻の一

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 いくら長く付き合っていて、愛着のある電化製品でも、
 新しい商品が手に入るともうその古い物は「おはらい箱」ですよね

 そんなとき使われる「おはらい箱」という言葉。
 語源は 伊勢神宮 にありました。

 その昔伊勢神宮では御祓いのお札などを入れた箱を配っていました。
 その箱の名前が おはらい箱 といったのです。
 一年ごとにお札を交換するので、古いお札はもういらなくなったことから、
不用品を捨てたり、使用人を解雇すること
おはらい箱 というようになったのです。。。

 余談ですが、お札ですらサイクルが一年なんだから、
 私達人間は、一年以上は「おはらいばこ」にはなりたくないですね(笑)






@「愚痴」をこぼす

 「理想の上司ランキング」で、必ずといって良いほど上位に入る条件は、

親身になって話を聞いてくれる

  なんだそうです。
  簡単にいえば「愚痴」を聞いてくれるってことですかね。

  さてさてそんな「愚痴」実は始めは仏教用語でした。
  愚痴=‘愚かに思い悩むこと’
  という意味らしいです。
  更に仏教では「愚痴」を三毒煩悩の一つに数えているそうな。

  余談ですが、自分の愚痴ばかり話す人は嫌われますが、
  上手い聞き手の人は好かれますよね。
  上手い聞き手の人って心理学的に見ると、
  「あんまり自分から話し出さない」んだそうです。
  あの人といると自分ばっかしゃべってる気がする・・・
  ってお友達がいる貴方!!その人は聞き上手なのかも^^




@「ちょっかい」を出す

  よく「好きな子にはちょっかいを出したくなるもの」といいますけど、
  そもそも「ちょっかい」とはどういう意味で作られたのでしょう?
 「ちょっかい」の「かい」は‘掻い‘からきていて、
 「猫が前の片足でものを掻き寄せるような動作をする事」を指すそうです
  意外に正しい意味で使われていることは少ない事がわかりますね~。
  ちなみに ウチの猫 は毎日ちょっかいだして来ます(-_-;)




@「カマトト」


  最近では聞かなくなりました「カマトト」由来は以外に単純(・。・;
  その昔「かまぼこはトト(魚)からできているの?」
  と、尋ねた女性がいた。
  かまぼこが何で出来ているのか知らない人はいないだろう・・・
  まあ俺の友達に 二人はいそう ですが・・・
  とりあえず、その質問をしたことから「かま」と「トト」を取り、
  わかりきっていることを知らない振りをして聞く事
  の意味になったとされています。




@「手当て」する


  怪我をしたら手当てをする。これはごく当たり前の事ですよね。
  ではその「手当て」の語源とは何なんでしょう?
  実は手当ての語源は、むか~しむかし薬が無かった時代にあるのです。
  現在は治療のためにたいていは「薬」がありますから大丈夫ですが、
  薬が無かった時代は大変でした。
  しかもただでさえ大変なのに、不安を募らせた患者の精神では、
  治る怪我も治らなくなってしまします。
  「病は気から」と言いますしね。
  そこで考えました。
  「患者に、手を当てて落ち着かせ、患者の精神が不安定にならないようにする」
  ことを。コレが語源ですね(^○^)
何を馬鹿な事を と微笑した方もいるでしょう。
しかーし 実は意外と効果的なのです。
  人間窮地に陥ると周りの人間の存在が何よりありがたくなるのです。
  怪我人にその事をわからせるには触れるのが一番!!
  嘘だとお思いでしたらどうしようもなくつらいとき、
  他人の心臓の音を聞いてみてください。心が落ち着きます(マジで)




@大袈裟

 時代劇や大河ドラマなどでよく刀による戦闘シーンがありますよね?
 そのシーン中斬られた相手はいかにもなオーバーアクションで倒れます。
 このように「物事を実際より大変な事のように話したり行ったりする意味」
 に使われている『大袈裟』
 その語源とは、話や動きをオーバーにする 『大気さ』 おおげさ の字を袈裟に変えた
 が有力な説だと言われています。
 しかし余談ですが「袈裟」とは
お坊さんが着る服を覆う布
 を意味しているんですよね・・・
 ああ・・・「袈裟」の字を当てられたお坊さんが可哀想・・・




@「ぎょっと」する [情報提供者]桐原 煌さん

 簡単に説明すれば「びっくり」や「驚く」などの類義語ですが、
 私自身 説明下手 なんで辞書を引いてみました。
 それによると・・・・・
 「不意に予期しない物事に出会って驚きや恐怖を感じ緊張するさま」
 だそうです。

 さてその「ぎょっと」するの語源は、
 実は古代中国の楽器『ぎょ』に関係していたのです。

 そもそもこの『ぎょ』とはどんなものなのかというと
 中国古代の楽器の1つで、木製で虎が伏したような形をし、27の刻みがあり、
 竹でその「刻み」をすって鳴らします。
 主に音楽を止める合図に使われたそうです。
 (画像があったらよかったんですが見つかりませんでした・・t)
 そしてその「ぎょ」の音がびっくりするようなモノだったから
 「ぎょっとする」に使われたんだそうです。
(注;「ぎょ」は本来ならば漢字で書くのですが、あまり知られてないため表示されませんでした)
 ムリヤリ書こうとすると・・・
 「吾攵」です(-_-;)





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