行ってみたい名門コース            日本 そして世界に・・・

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金の卵たち

私が選んだ金の卵たち
ito伊藤涼太諸見里しのぶikeda池田勇太竹村真琴竹村真琴伊藤勇気伊藤勇気原江梨菜原江梨菜若林麻衣子


itoito
★伊藤 涼太(いとう・りょうた)アラカルト★
◇生まれ 1990年(平成2)年7月3日、三重・鈴鹿市生まれ、14歳
◇学校 三重・白鳥中2年。好きな科目は体育
◇ゴルフ歴 四日市市内で練習場を経営する父・秀昭さん(35)の影響で7歳からゴルフを始めた。00年世界ジュニア(9~10歳の部)優勝。02年の日本アマに12歳の史上最年少で出場(予選落ち)。昨年の日本アマでベスト16。今年は中部アマ7位
◇データ ハンディキャップはプラス2。ベストスコアは64。得意なクラブはパター。ドライバーの平均飛距離は250ヤード 
◇練習 父親が経営する練習場で午後に2時間。夕食をすませて再び2時間。自宅まで4キロを走って帰る。腹筋、背筋を各100回
◇目標 丸山茂樹。「世界で活躍しているから…」
◇サイズ 1メートル70、57キロ

初の10代対決となった本年度の日本アマ。韓国の李が伊藤に一度もリードを許さない完勝で韓国人として初の優勝者。17歳3ヶ月の李は、日本アマ史上最年少優勝記録も更新し、まさに記録ずくめの日本アマとなった。

韓国の李は17歳の高校生、伊藤涼太(中日・白鳥中学2年生)は14歳。日本アマチュアゴルフ選手権競技決勝は、史上初のティーンエージャー対決となった。李はソウルの高校に在学中で同国ナショナルチームのメンバーである。一方の伊藤は三重県鈴鹿市で父親の秀明さんが経営するゴルフの練習場で育ったゴルフ少年だ。数々のプロトーナメントに出て、神童と騒がれて久しい。

コースは連日30度を越える暑さに見舞われ、体力、気力の勝負になった。沈着冷静にプレーを続ける李は午前のアウトで2アップして優位に試合を進めた。前日まで元気にプレーしていた伊藤は疲労の色を隠せず、ミスショットが目立った。午前は李が4アップの大きな差をつけた。伊藤は若さの武器があったが、この日まで4日間6ラウンドを消化してきたのだから、疲労の極地にあったろう。

午後のラウンドは奮起した伊藤が追い込む場面もあった。だが李は終始、冷静なゴルフに徹し、16番で粘る伊藤を振り切って3-2のスコアで日本アマを制した。韓国の男子ゴルファーが日本ゴルフ協会主催の競技に優勝したのは1941(昭和16)年の日本オープンの延徳春(日本名・延原徳春)、1972(昭和47)年の日本オープンの韓長相がいる。日本アマでの韓国勢の優勝は初めて。17歳の優勝者は、1973(昭和48)年の中嶋常幸(現在プロ)の18歳9ヶ月の最年少記録を塗り替えた。

開 催 日 7月10日(土)
会  場 龍ヶ崎カントリー倶楽部(茨城県)
7047ヤード、パー72
マッチプレー決勝
出場人数 2人
天  候 晴れ、南南西の風6メートル、気温32.1度



【はにかむ新チャンピオン】
午前の18番で、李は長いパットを沈めて派手なガッツポーズを見せた。このパットを決めて試合を左右する4アップのリードを保った。いつもは淡々とプレーし、あまり表情を表に出さない李にしてはめずらしい挙動だった。

「なぜ、あのガッツポースを?」と聞かれた李は、はにかみながら『あのバーディで勝利を確信したからです』と、か細い声で説明してくれた。それまでの経過は常に李が先行し、14歳の伊藤は追いつくのに必死で、ここに至って李は4アップと差を広げたからだ。
この優勝を目の当たりにして喜んだのは父親のさん(47歳)だったようだ。この日、コースに姿を見せ、目立たぬように木陰から声援を送った。『やれやれです。皆さんのお陰で勝つことができました。嬉しいですね。だが、彼はこれからが大変です。アジア大会、米国のアマチュア選手権にチャレンジしなくてはならないからです』とめがねの奥で眼を細め、果報者を褒めた。

李氏は韓国電力公社の販売部長の要職にある。李家を知る人の話では韓国ではエリート家庭だそうだ。そんな環境にそだった李は、勝っておごることもなく、礼儀正しいしぐさで『目標は2006年のアジア競技大会です。金メダルが欲しいです』とか細い声で語った。勝っておごることなく、『伊藤君のような優秀なプレーヤーと優勝争いができたのは幸運でした』と17歳の青年とは思えない大人の雰囲気を漂わせながら、記者団の質問に応じた。

【李 東桓=ソウル近郊の京畿高2年生、2003年度の韓国ジュニア、同アマチュア選手権優勝、韓国ナショナルチームにメンバー。常に冷静な青年である。今後、日本でゴルフの勉強をしたいという希望をもっている。176センチ、65キロ】


【兜を脱いだ神童】
李に押しまくられ、完敗だった伊藤涼太(中日・白鳥中学2年)は、この日、一度もリードすることなく、午後の16番で李の軍門に下った。『レベルの違いを感じました』と前日までの元気はどこへやら。『いつかは追いつける、と思いながらやっていましたが、相手の弾道は高いし、負けて勉強になりました』とあっさり兜をぬいだ。それでも、若さを売り物にする伊藤は、午後の11番で2ダウンにこぎつけたが、すぐ13番で李がバーディを取られ、再び差を広げられては勝つすべはなかった。

日本アマでフレッシュな空気を送り込んだ二人の10代ゴルファーは、この秋、再度、片山津ゴルフ倶楽部・白山コースで開催される日本オープンに登場する。こんどは、どんなところで注目されるか。秋が待たれる。
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14歳の宮里、中学生で初の日本一・日本女子アマゴルフ
 ゴルフの日本女子アマチュア選手権は26日、神戸市の六甲国際GC(6218ヤード、パー72)で36ホールのマッチプレーによる決勝を行い、沖縄・松島中3年の宮里美香(琉球)が一昨年準優勝の諸見里しのぶ(岡山・おかやま山陽高)に2ホールを残して3ホール差をつけ、14歳8カ月で大会史上最年少優勝を果たした。中学生の優勝は初めて。これまでの記録は1984年に愛知・淑徳高1年だった服部道子の15歳9カ月。

 宮里は、昨年のこの大会の覇者で、その後プロに転向した同じ沖縄県出身の宮里藍と血縁関係はない。平均年齢が18歳代と、フレッシュな戦いとなった32選手による決勝トーナメントで、初出場の宮里は準々決勝で予選1位の原江里菜(山岡)、準決勝では2001年大会優勝の井芹美保子(熊本空港)と次々に強敵を破った。



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