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2024.09.13
「マルクス経済学再入門 下巻」より。
2024.08.23
「資本論研究」第4巻より。宇野弘蔵と若きマル経学者とのゼミナールはやりとりが結構面白いが、内容についていけないところも多い。研究者同士の議論だからね。自分などは「資本論」の内容をほとんど疑問を持たずに読んできたけど、宇野弘蔵はもとより、その学派に属する研究者はマルクスだけでなく宇野「原論」にも批判を加えている。それは、前提としているようなものにも及んでいて、そんなのを読むと、自分の読み方が真っ向から否定されたような感覚に襲われる。「利潤率の傾向的低下」についても、その法則そのものを否定する考え方もあるんだからね。
2023.10.18
「資本論」は先週末に第二巻を読み終え、今週から第三巻第二編「利潤の平均利潤への転化」。第三巻は第五編の「利子生み資本」の手前まで読むのが目標。
2023.07.17
早朝の「資本論」読みも第一巻は「労賃の国民的相違」を終え、次回から第7篇。この篇は最長で第一巻の約3分の1を占める。
2023.06.06
早朝「資本論」読みは第五篇「絶対的及び相対的剰余価値」まで終了。別の曜日に第二巻を読んでいることもあり、進み方は遅い。第一巻の読了は年内いっぱいかかるかな。
2023.05.16
2023.04.18
第20章の続き。奢侈品が出てくると少し複雑なので、「資本論エッセンス」を再読して確認。
2023.04.03
第13章も終盤。理解しにくい文章もあるが、気にせず読み進む。
2023.03.29
第二巻は19章が終わり、いよいよ「単純再生産」。ここは、特に再生産表式のところは和訳で何度も読んだところなんで楽しみ。予備試験の勉強も始めたけど、やはり「資本論」読みはやめられないよね。
2023.03.20
第二節のアダム・スミスのところは抄訳では省かれているけど、有名な「v+mのドグマ」についてかなり詳しく書かれていて重要なところ。マルクスによる容赦ない批判が加えられていて、時に感情的ともいえる記述が含まれているのも面白い。まさに「経済学批判」というサブ・タイトルが実感できる箇所だね。
2023.03.10
第13章第6節。首切り人ビル・サイクスの話が興味深い。
2023.03.06
第19章のアダム・スミス。ここは「諸国民の富」からの引用が多いところ。英訳版にも該当ページが出ているけど、版が違っていて行けない。大月全集版には岩波文庫の該当ページが出ているので助かるね。
2023.03.03
第二巻は第2編までの終わりまで進んだ。半分ちょっと。引き続き第3編「社会的総資本の再生産と流通」。ここはまた再生産表式。何度目かな。
2023.02.20
「資本論」第1巻も後半。来月で1年となる「資本論」の精読。第1巻と第2巻は半分を過ぎたが、第3巻は第1編のみ。全体としては3分の1ほど。このペースだと全巻読み通すのにと2年はかかるな。
2023.02.14
2023.02.13
このページをパッとみてマルクス・エンゲルス全集だと思う人はいないだろうね。書簡集を読んでいると、マルクスが数学も勉強していたことがわかる。画像は全集31巻。自分も週末少し数学やっているよ。
2023.01.16
「資本論」第二巻は現在第二編の「資本の回転」。第15章は3つの場合分けをして図表の多いところ。ここは縦書きの訳本はとても見ずらい。算用数字で書かれているこの英語版のほうがすっきりしているね。この章は「結論」の末尾でエンゲルスが註を付けているように、やや不十分な内容で、抄訳本ではカットされている。宮川彰「読む」はこの章に関する記述はわずか10数行しかない。
2023.01.11
2022.12.25
「資本論」第一巻は第12章の最後まで進んだ。次の第13章は「機械と大工業」というこの巻の2割ほどを占める大部。やっと半分まで来たという感じだね。
2022.12.14
「資本論」第二巻は第11章のリカードのところ。前章同様に経済学批判そのものという内容で、マルクスの考えとの対比がメイン。「不変資本と可変資本」と「固定資本と流動資本」の混同が具体例で示されていて、リカードねスミスに対する結構手厳しい表現もある。
2022.11.25
第一巻は第11章の協業まで読み終えた。「資本主義的生産過程の推進的な動機であり規定的な目的であるのは、資本のできるだけ大きな自己増殖、すなわちできるだけ大きい剰余価値生産、したがって資本家による労働力のできるだけ大きな搾取である」
2022.11.22
第二巻は第10章のスミス批判のところも後半。ここはバックスなどの抄訳では省かれているところだけど、じつくり読んでみると意外に面白い。スミスの固定資本、流動資本のとらえ方に批判が加えられているが、難解なところはない。ただ訳ではマルクスが言っていることなのかスミスが言っていることなのか紛らわしい箇所がある。「流動資本とは商品資本の別名でしかない」という箇所を岡崎訳で読むと、アれっと思うけど英文には「for Smith」と書かれている。このあたりも注意して読まないとね。
2022.11.18
2022.11.18
第一巻は長かった「労働日」が終わり、「第四編 相対的剰余価値の生産」に入る。ここは訳本で何度も読んだところで、割とスイスイいった。
2022.11.09
4月に始めた英訳「資本論」の早朝読み。今朝「労働日」の最後まで進んだ。ページ数にして約300ページ。第一巻の約3分の1まで読んだことになる。別の曜日に二巻と三巻を交互に読んでいるためペースは遅いが、なんとかここまでたどり着いたのは嬉しい。来年中に利子・地代を除いた全巻読了を目指す。
2022.10.31
第一巻「労働日」第五節の最初のほうにはかなり重要なことが書かれている。労働者との関わりにおける資本の本質。過酷な環境での搾取は今の外国人研修生についてもあてはまる。"human chattel" 人間家畜は今の日本でも少なくない。
2022.10.04
第三巻第六章も終盤。第二節の最後のほうからはほとんどが報告書からの引用。「労働日」のほうは過酷な労働条件や職場環境に関する記述で読みごたえはあるが、こちらは綿花の価格が上がったとか羊毛工業がいつ拡張したというような話が多く、正直つまらない。あともう少し頑張るしかないね。
2022.10.03
第一巻は「労働日」の続き。ここは報告書の引用が多く考えて読むところは少ないのでペースはやや上がるね。壁紙工場の報告の中にビートルズの曲名を見つけた。"8 days (or 84 hours) a week"(p.357)。
2022.09.20
第三巻は第五章まで終了。第四節「生産の排泄物の利用」のところに日本が出てくる。小規模な園芸的農業の一例として、ロンバルディアや南中国とともに挙がっている。2冊の「読む」で該当箇所を見てるたけど、どちらもこの点に触れていなかった。まあ、大した中身ではないからね。
2022.09.09
「資本蓄積論」は第二篇に入った途端、つまらなくなった。いろんな経済学者の間の論争特集がメインで、ほぼ字面を追うのみ。登場するシスモンディとんマカロックの著作を読んでいないから少しも興味がわかないんだよね。文庫の中巻は飛ばしてもいいくらい。
2022.09.07
第三巻第五章も後半。第三節は第一巻の「労働日」同様に報告書からの事例紹介がメイン。理論ではないので読みやすい。劣悪な環境に労働者を詰め込んで長時間労働を強いるという記述がしつこいほど出てくる。これは今の外国人研修生にもあてはまること。「資本論」は資本主義社会が続く限り、その根本理論は不変的に当てはまる。
2022.09.05
「資本蓄積論」の第八章第九章はマルクスの再生産表式批判が中心。「資本論」からの引用が多いのだけど、参照個所が原書のアドラツキー版によっているのが不便。訳本では岩波文庫を除いてディーツ版のページがついているため同版の参照ページであればすぐに確認できるのに、これができない。参照しなくても、「ああ、あそこだな」とわかるぐらい読み込むのが理想なんだけどね。
2022.08.31
第一巻第七章の「剰余価値率」は「資本論」の中でも重要で中核的なところ。内容は難しいことはなく、割とスムーズに読める。具体例や数字を挙げて丁寧に説明しているから、コンパクトにまとめた概説書よりもわかりやすいと思う。たまに?という記述もあるけどね。
2022.08.30
第一巻第六章も終盤。「資本論」を丹念に読んでいくと、意外な記述に遭遇することがある。この章では「人間は、誰でも1日24時間ずつ死んでゆく」というのがそれ。英語版では「twenty-four hours rearer to his grave.....」で直接的ではないけど、ハッとさせられる一文。「葉隠」にある「毎朝死んでおけ」という警句を思い出した。
2022.08.24
第三巻第五章「不変資本の使用における節約」のある記述を読んでいてハッとした。そこには労働者たちの訓練や教育が、労働者が自分自身の勘定で労働する社会状態では余計なものになる、と書かれている。ウーバーイーツに代表されるように、現在は多くの雇用形態が正社員でなく時給や派遣、請負といった働き方に置き換わっていて、安全衛生については自己責任が拡大している。この記述はまさに現在の日本の状態をも指摘しているね。
2022.08.19
第一巻は第五章「労働過程と価値増殖過程」まで。ここは「資本論」では重要な内容を含んでいる。「資本論研究」では「マルクスがここで超歴史的な労働過程を積極的に説明し、資本主義が一社会として存立する根拠を明らかにした」とある(II p.12)少しわかりにくい記述もあるが、比較的読みやすい章だと思う。コンパクトなので「資本論」未読の人はピンポイントに読んでもいいと思う。
2022.08.17
「資本蓄積論」第五章「貨幣流通」のなかで、ローザ・ルクセンブルクはマルクスが金生産を生産手段の生産に含めていることを批判している。たしかに、該当の個所を読んでみるとその不都合は感じる。この金生産のところは「資本論」第二巻の再生産表式を読んだときいまひとつわからなかったところでもあり、課題としておきたいね。
2022.08.16
今朝は第三巻第四章の「回転が利潤率に及ぼす影響」。ここはエンゲルスが挿入した箇所で、コンパクトで読みやすかった。
2022.08.15
第三巻は第三章「利潤率と剰余価値率との関係」まで読み終えた。いろいろ場合分けはあるけど、要するに「利潤率は二つの主要要因、剰余価値率と資本の価値構成とによって規定される」ということ。
2022.08.12
第三章はm'が不変の場合の4パターンまで読み終えた。ここは過去に読んだときはほぼ一瞥で通過していたところだけど、今回じっくり読んでみるとなかなか深く考えさせられることに気づいた。マルクスはこの利潤率と剰余価値率の関係のところでは膨大な原稿を残しているところをみると、かなりいろいろなパターンと結果を考えていたのだろうと思う。単に変数に数字を入れた結果を調べるだけなら小学校算数の話なのだけど、剰余価値率が一定で可変資本が増える場合はどのようなときか、それが生産性とどう関係するのかなどを考えるのはなかなか面白い。産業によっても違いがでる点にも言及しているところは前回は気づかなかった。このあたりは数式が多いので横書きのほうが読みやすい。訳本だと本をしょっちゅう回転させるのが煩わしいんだよね。横書きの資本論があってもよさそうなものだけど。
2022.08.06
第一巻は第三節「労働力の売買」を終え、短い第二篇「貨幣の資本への転化」終了。
2022.08.03
第三巻のほうは第3章「利潤率の剰余価値率に対する関係」に入る。ここは抄訳本では省かれている箇所。場合わけが多く、わかりきったようなことが並んでいるためか、割と読みやすいところ。
2022.07.29
大学生のとき初めて読んだ資本論がこれ。抄訳だけど一番読みやすい。
2022.07.22
大学三年生のとき、講義で使った資本論のドイツ語テキスト。もちろん一年で全部は読めなかった。
2022.07.22
第4章第一節「資本の一般定式」まで。ここはいくつか理解しずらい記述はあったものの、繰り返しも多く読みやすい個所。大事なことも多かったね。
2022.07.20
2022.07.19
2022.07.18
資本論の中には結構おもしろい記述があるんだよね。特にマルクスの手になる第一巻に多い。「貨幣蓄蔵ものは黄金呪物のために自分の肉体の欲望を犠牲にする」(!のところ)まあ、肉欲が勝ることも多いので必ずしも皆に当てはまるとは限らないけどね。
2022.07.12
2022.07.08
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