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筑波空所属の零式練習戦闘機(以下練戦)です。基本は零式艦上戦闘機二一型を利用しています。この塗装図はレギュラーでご存知の方も多いでしょうが、問題は第3可動風防、第4固定風防下フェアリングです。形状が明らかに前回紹介した練戦と違います。つまり2タイプが存在しており18年に試作機が完成した第二一航空廠製を前期、その後移管されて終戦まで生産した日立航空機製を後期と便宜上分けておきます。さて練戦は謎が多い機体です。解く資料は多分あると思いますが、マイナーな機体の為に表に出てこないのですね。謎の一つは全長。零戦二一型は9.050m(資料によっては9.060)なのに練戦は9.150mと10cmも長い。二つ目はエンジン支持架(防火壁部分)も1区画後方の第1隔壁の位置まで後退しているのに前席(計器板、座席等)は前進しています。釣り合いの関係とも言われますが矛盾しています。とにもかくにも、練戦を深く知る事は新たな「零式艦上戦闘機」の知己を得る事になります。その辺の話はまた。
2020/06/05
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終戦後、進駐軍がカラー撮影したと思われる零式練習用戦闘機(A6M2-K)を紹介します。19年に日立航空機で製造されたと思われる第三三二空の機体です。まず練習機に用いられていたはずの黄色(C3?)が僅かにカウリング下部と主翼前縁、それに補助翼のみに塗粧されていて何とも中途半端。しかも2本ある桁に日の丸を避けて黒が塗られています。イレギュラーな塗粧には違いありません。さらに注目するのは第3可動風防、第4固定風防下のフェアリングの形状が本来公表されている図面とは違う事です。(主翼は五二型仕様)迷彩色は緑黒色(D1)、灰色(J3)。胴体側面の塗料のハゲからは中塗りを省略された超々ジュラルミンがむき出しでにぶく輝いています。次回はよく知られているタイプの第二一航空廠製と思われる機体を紹介します。
2020/06/01
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