第二話「自分で守れ」
いきなり、紅蓮が叫んだ。
爆炎「いや、何が？」
紅蓮「今日、コロコロの発売日だった・・・、買いにいこ。」
爆炎「やめろって！今月、赤字だし！」
紅蓮「知るか！赤字は、紫でも混ぜとけ！」
爆炎「何それ！赤紫か！？」
？？？「あのー・・・。」
紅蓮「そーだよ！赤紫なら、少しマシだろ！」
？？？「あのー・・・、聞いていますか？」
爆炎「なぬー！なら、真っ黒にしてみろ！馬鹿たれが！・・・、って誰？」
？？？「え・・・、サーナイトの桜井（さくらい）と申します。」
紅蓮「ほう・・・、何用だ？」
桜井「実は、護衛を頼みたいのですが・・・。」
紅蓮「ごえい・・・？あんたなら、すごいｔ・・・。」
ボコッ！
爆炎「こら！お前！失礼だぞ！」
紅蓮「いってぇ・・・、殴ること、ないんじゃないの？」
爆炎「知るか！で・・・、用件は護衛でよろしいですか？」
桜井「はい・・・、では今すぐに・・・。」
爆炎＆紅蓮「はあ！？」
紅蓮たちは、驚愕しながらも、護衛についた・・・。
紅蓮「うはー・・・、何でこんなめんどくさいことを・・・。」
爆炎「静かにしろ！で、誰からの攻撃からあなたを守れば・・・？」
桜井「えーと・・・、何のやからかは知りませんが、終戦なんとかと名乗っていました・・・。」
紅蓮「・・・！」
紅蓮は、その言葉に、鋭く反応した・・・。
爆炎「どうした？紅蓮？」
紅蓮「いや・・・、なんでもない・・・、で、どこまでいくんだ？」
桜井「もうつきます・・・、あ・・・、あそこです！」
いっこうは、大きなタワーの前に来た・・・。
紅蓮「ほぉー・・・、立派なタワーじゃねぇか・・・。」
桜井「はい・・・、ポケタワーと申します・・・、ここからは私一人でもいいので・・・。」
爆炎「おう！気をつけてお帰りなさいませ！」
紅蓮「・・・。」
紅蓮があたりをキョロキョロし始めた。
爆炎「どうしたんだよ・・・、紅蓮、まさか・・・。」
紅蓮「ああ・・・、誰か、桜井を狙っている・・・。」
爆炎「・・・、危ない！桜井さん！」
ドン！
桜井「キャ！」
爆炎が桜井を突き飛ばした！
地面には、ひっかき傷が残っていた。
紅蓮「ここは、俺に任せろ！爆炎！桜井から離れるなよ！」
爆炎「イエッサー！離れるなよ！」
桜井「は・・・、はい・・・。」
紅蓮「さーて・・・、誰だよ・・・、遠くから攻撃なんてした大馬鹿やろうは・・・。」
何処からか、声が聞こえてきた・・・。
？？？「・・・、今回の攻撃は、ただの挑発ですよ・・・、また、桜井を狙うので・・・、またあいましょう。」
紅蓮「・・・。」
この後、紅蓮たちは、ちゃんと桜井を家に連れて帰った。
そして、報酬をもらい、二人は、家に帰った・・・。
爆炎「おい・・・、紅蓮・・・、どうしたんだよ・・・、第二話目で、一気にテンション下げやがって・・・。」
紅蓮「すまんな・・・、ちょっと・・・、嫌な過去を思い出したからな・・・、この話は、いつかするだろう・・・、じゃ、寝るぞ・・・。」
爆炎「ああ・・・、ちゃんとしろよな。」
紅蓮「・・・、分かっている・・・。」
続く・・・。
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