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黒色花
第四十四話「泣くだけじゃ始まんないぜ?」
花畑を炎が包み込む・・・。
「紅蓮さん!」
大きな爆発を聞き、駆けつけた蓬。
だがもうそこは炎の海だった。
「一体何が・・・。」
炎の中にはバシャーモが一人立っていた。
「紅蓮さん・・・?いや、違う・・・、誰だ!」
「・・・。」
バシャーモは森の中へと走り去っていった。
「待てっ!」
蓬が走り出そうとした時・・・。
「待ちな。」
ガッ!
「ふぬお!?」
蓬の足を誰かがつかんだ。
「な、何するんですか!?紅蓮さん!」
「ワリィ、だがヤツを追いかけるな・・・、ヤツは・・・、俺だ・・・。」
「え・・・?」
この後、森のポケモン達総出で消火活動を行った。
被害は甚大、多くの木々が焼かれた。
その光景を見ただけで、あのバシャーモが放った一撃のすさまじさが手に取るように分かる。
紅蓮は、そのまま大聖堂で治療を受けた。
「チッ、面目ねぇ・・・。」
「気にしないで、生きていただけでいいですよ。」
「アス君、一体何が・・・。」
「・・・、俺がいた、それだけだ。」
「・・・?」
意味の分からない発言に理解に苦しむ彩郷。
「どういう意味?」
「気にするな・・・。」
「ん、わかった。」
「しっかしまあ、よくあんなすさまじい目にあって生きていますね。」
「鍛え方が違うんだよ。」
「そうですか・・・。」
「少し気晴らしに出歩いてくる、すぐ戻るから。」
「駄目ですよ、治っていないんですから・・・。」
「気晴らしだよ、面倒なことには首はつっこまん。」
「ゼッタイですよ?」
「ああ。」
紅蓮は大聖堂から出て行った。
「大丈夫かな・・・。」
トボトボと森の中を歩き回る紅蓮。
真夜中とは違う昼の森は安心する。
「なんだったんだ・・・?アイツ・・・、一応俺らしいが・・・、あーわっかんね!」
考えれば考えるほど、穴にはまる紅蓮。
その時・・・。
ドクン・・・。
火我李が何かに共鳴した。
「ん?どした?火我李。」
ドクン・・・。
「なんかあんのか、この近くに。」
紅蓮は辺りを見渡した。
すると森の奥になにやら石碑らしきものが見えた。
「あれは・・・?」
紅蓮は石碑らしきものに近付いた。
ドクン、ドクン・・・。
火我李の共鳴も少しづつ、強くなってきている。
「でっか・・・、この石碑・・・。」
その石碑は紅蓮の倍のおおきさだった。
ドクン!ドクン!
火我李の共鳴は激しくなってきた。
「何があるっていうんだ・・・?」
石碑にはこう書かれていた。
全テヲ破壊スル宝剣、剛炎丸(ごうえんまる)、ココニ眠ル。
「剛炎丸・・・?」
ドクン!
いきなり火我李が鞘ごと紅くなり始めた!
「どうした・・・?アチッ!」
あまりの熱量に紅蓮は火我李を手放した。
カランカランと刀が地面に転がる。
シュウシュウと煙を上げる火我李。
「ど、どうしたんだよ?火我李・・・。」
しばらくすると、火我李の熱はなくなった。
「どうしたって言うんだよ・・・?意味わからねぇ・・・。」
ここ最近、よくわからないことばかり起こるので紅蓮は疲れ果てていた。
「あああ・・・、こんな依頼、受けるんじゃなかった・・・。」
トボトボと大聖堂に戻った紅蓮だった。
「ただいまぁぁぁ・・・。」
精神的につかれきった紅蓮、とりあえず身廊にある椅子に座った。
「っはあぁぁ、なんかこの森で、こんな短時間で、色々あったなぁ・・・、もう疲れたよ・・・。」
「どうしたんですか?紅蓮さん。」
「あ、蓬・・・。」
蓬は紅蓮の隣にチョコンと座った。
「どうしたんですか?元気ないですよ。」
「ん、ああ、疲れたんだよ、色々ありすぎて、もう帰りたい・・・。」
「ふーん・・・。」
「今回の件も、前も色々あってなぁ・・・、正直、自分自身が何者かわからねぇ。」
「そうですか、ま、紅蓮さん、何かと苦労しそうな顔してますもん。」
「へ?」
「全部、全部、自分で背負おうとしている顔をしていますよ、それじゃしんどいだけです。」
「そ、そうか・・・。」
「紅蓮さんには万事屋の仕事仲間がいるじゃないですか、打ち明ければいいじゃないですか、自分たちも・・・、って言ってもまだ知り合ったばかりですけどね。」
「・・・。」
蓬に見つめられてなぜか少し顔が紅くなる紅蓮。
「あ、なにか紅くなっていますよ。」
「え?ああ、なんでもねぇよ。」
「なーに照れてるんですか?」
「ち、ちがわい!」
「かわいいですね♪」
「うるさい!」
むちゃくちゃ顔が紅くなる紅蓮。
「フフフ・・・。」
「ムーッ!」
すっかりすねた紅蓮。
そっぽをむいてしまった。
(なんか本当にかわいいかも・・・。)
何かを感じた蓬でした。
そのころ、信吾は・・・。
「ハッ!」
「ど、どうした!?信吾!」
「今、紅蓮さんによからぬ虫がついた気が・・・。」
「ははは、何言ってんだよ、気のせいだって。」
「そうだといいんですが・・・。」
なんかまるっきり感じ取られていた。
また場面を戻して・・・。
「もー、紅蓮さん、機嫌なおしてくださいよー。」
「フーンだ!」
まったく機嫌をなおすつもりがない紅蓮。
そのすね方は子供だ。
「いつまですねているんですか?いい加減にしなさい。」
「・・・、わかったよ・・・。」
「よろしい。」
しかし機嫌が悪いのは丸分かりの紅蓮。
「・・・。」
ずっと床を見ている紅蓮。
かなり落ち込んでいる様子。
(悪戯が過ぎたかな・・・?)
「ちくしょー・・・、なんで負けたんだろォ・・・?」
「は?」
「負けねぇつもりでいたのに・・・、なんで負けたんだ・・・?ちくしょー・・・。」
今度は泣き始めた紅蓮。
ポタポタと床にしずくが落ちる。
「・・・、大丈夫です、次はきっと勝てます。」
「・・・?」
「確かに負けるのは悔しいです、ですが泣いてばかりではいけません、その悔しさをバネに強くなればいいじゃないですか、ただそれだけのことです。」
「そうか・・・?」
「泣いても勝てませんよ。」
「そ、そうだよな・・・。」
そうは言うが、まだ心配そうな顔をする紅蓮。
「もう、そんな顔ではいけませんよ。」
蓬は紅蓮に静かに抱きついた。
「大丈夫、心配ありません、何かあったら自分が全力でバックアップします。」
「・・・。」
また少し顔が紅くなる紅蓮・・・。
でも何か恥ずかしいとは思わなかった。
「あ、あの・・・、その・・・。」
「んー、なんですか?」
紅蓮は少し間を空けると、小さな声で・・・。
「あ、ありがとう・・・、蓬・・・。」
「いえいえ・・・、どういたしまして・・・。」
そういうと紅蓮の顔はボッと一気に紅くなった。
ある意味精一杯だったんだろう。
(やっぱり紅蓮さん、かわいいところあるんだね・・・。)
続く・・・。
「ああっ!いま紅蓮さんによからぬ虫が・・・!」
「もういいだろ!うるせーんだよ!」
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