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風邪を引きました。「 ミス絶句嬢 」が辞める事になり、緊張が緩んだからです。
薬局長になって、ずーっと緊張が続いていました。慣れないことも、知らないことも、理由にはなりません。やるしかない。
だから、睡眠不足でも、不可解なことが続いても、今日を終らせ、明日を向かえ、残った仕事は、休日出勤でもして、処理してきました。
スタッフが変わらないかぎり、この薬局の雰囲気は、変わらない。と最初に思いましたが、ついに、9月に、スタッフが新しくなり、『改革』が出来る状態が訪れたはずだったのですが、・・・・・・。
やって来たのが「ミス絶句嬢」。足をすくわれそうな事態が続きました。娘のような若い事務員にここまで言われて、おめおめと薬局長 続けられようか とすら思いました。
既存の方程式では、答えが出なかったので、初めてのこととて大変でしたが、「大声を出す」という方程式を作りました。「許す」ことに重点を置いてきましたが、「許さない」事にしました。 この業界は間違ってはいけないのです。
弾力性の無い小さな人間になっていくのがイヤだったのですが、意味も無い小さな事にこだわることが、薬局の正義だと決めました。
彼女から指摘された「いらん事を言う」事をやめ、和やかに仕事をすることをやめ、緊張を最優先しました。どんなに反発があっても、認めなくても、間違いは、細かく指摘しました。 間違いは許されない業界です。 大声を出すと、ミスが減りました。何処の薬局にも良くありがちな、くら~い雰囲気が理解できました。
そして、私をののしった「ミス絶句嬢」は辞める事に。
人を非難する事が、プラスを生まないことを理解できるには、若すぎたかもしれません。でも、自分の思うようにならなければ、口も利かない、仕事もしないのは、人間としての未熟さでは無いでしょうか。
体力の限界まで怒っても、私にとっては充分ではありませんでした。彼女はビョーキかとも思いました。なぜか、辞める事を決めてから、俄然働き出した彼女です。だから、風邪を引きました。
最初からこんな風だったら、何事も起こらなかったはず。私がおばさんだから理解できないのでしょうか。
ワカリマセン。
「和をもって尊しとなす」が私のテーマなのですが。
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