雑念の部屋・改

雑念の部屋・改

遙かなる虚無の事実



全ての物に

ただ滅びが訪れると信じ

魂の浄化を求め


『魂に救いを』


それは無の境地

それは善の具現

それは悪の象徴

されど

全ては虚無の創造物


いずれ人は自らの『無力』に気付くのだ

そして、人は何を望むのか


嗚呼、世界は何処までいくのだろうか 

破壊を救済と定めるならば

望むならば『世界の救済』を


『世界の事実』すらを飲み込む

『新たなる世界』を…


それが、それこそが

虚無であることにさえ気付かずに…


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