zoom-lens

zoom-lens

私小説~松山由美子・2~


     バラエティー番組にゲスト出演したりしながらの活動となる
ペースとしては、年に1枚のシングル、2年に1枚のアルバム、1年に1度映画かVシネマ、たまにドラマ出演といった感じになるであろう

     98年から復帰1弾の映画公開される
       その主題歌も唄っている
        春 Dark Angel(ダークエンジェル/憎い天使達)というお笑いコンビが、まつさわゆみこの過去の話をネタにした漫才をやっているのを、ゆみこのの旦那(フリーカメラマン)がたまたま目にする
 雄二(だんな)「脚色されてるけど面白いなぁ こうやってネタにされるほど有名になったかぁ」
 その番組が終わった1時間後のAM1:00頃ゆみこが帰ってくる
 ゆみこ 「ただいま」
 雄二  「お帰り 今な番組見てたんだけど・・」
 ゆみこ 「うるさいわね! 私は疲れてるのよ! 話しかけないで!!」
 雄二  「悪かったよ!」
 長女  「パパぁ~ ママどうしたの?」
 雄二  「目が覚めたのか? 何でもないよ だからお休み」
 長女  「は~い」
 雄二  「やっぱりゆみこに俺はもう必要ないのかな?・・・」
 机の引き出しを開け、離婚届を眺める雄二・・・


 仕事場で雄二はアイドルの水着姿を撮影しているとそのアイドルが「私は雄二さんの奥さんみたいに仕事も家庭も両立させれるのが目標です」と言われる
 雄二 「そうなんだ・・・(両立ね・・・)」


     1999年に入り活動も安定し、順調に仕事をこなしていくゆみこ
 雑誌などの人気投票で上位に入ることも珍しくなくなった為か、写真週刊誌は彼女の根も葉もない噂を載せるようになる
最初のうちは、公式HPや記者会見の場などで否定していたが否定するのも馬鹿らしくなってきたのである

 そんなある日 新人アイドルと対談する
  アイドル 「よろしく~」
  ゆみこ  「まずは自己紹介してくれるかな?」
  アイドル 「青葉裕子~ おばさんは?」
  スタジオは騒然とする
  ゆみこ  「あのね 仮にも私は芸能界の先輩なのよ?」
  青葉   「それで?」
  ゆみこ  「礼儀ってものを、わきまえないのかってことよ!」 
  青葉   「この世界はキャリアじゃなくて若さで決まるの! 貴方なんか相手にしていないの」
  ゆみこ  「もうイヤ 帰るわ!」
  スタッフ  「え?! ゆみこさんがいないと成り立たないです」
  ゆみこ  「なら彼女の態度を改めてほしいわ」 

 それから2日後 この騒動がワイドショーなどで伝えられるようになるのだが、なぜかゆみこが青葉を泣かしたということになっているのだった

 ゆみこ 「どういうこと?」
 事務所は青葉が所属している方が大手なので、裏で取引があり事実が捻じ曲げられたのだ
つまり当日現場にいたゆみこと旦那の雄二以外は口裏を合わせたのだ

 青葉は会見するが 「何もしていないのに、まつさわゆみこにビンタされたりしてイヤだった」という内容だ

 この会見後のゆみこは、悪女のイメージがついて仕事がしずらくなっていくのであった

 そして秋に出た青葉裕子の新曲はヒットしていく
そんな中 心労でゆみこはダウンし入院する



© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: