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posted by fanblog
2015年01月11日
「リタの鐘が鳴る」は理想の妻像‥?
今やすっかり人気が定着したNHK朝ドラシリーズ。
最近ふとしたことから読んだ本が面白かったので紹介します。
『リタの鐘が鳴る』は理想の奥さん像を描いているか?
この本は日本で本格的なウィスキーを作った男・竹鶴政孝を生涯を通じて支えた妻のリタの生涯を追うノンフィクション作品です。
何事もそうですが、 何かを生み出す労力は我々使うだけの人間には想像もつかないんですよね。
あって当たり前だと思ってしまう。
掃除機だって洗濯機だってそう。
PCやテレビだってそう、今の形になって今あることが当然だと思って使ってますが
ここまで誕生させ、進化させてきた側の人たちのドラマは凄まじいものがあったでしょう。
そう、ウィスキーだって。
で、この作品はそんなウィスキー作りの苦労が知れます。
普段飲まない人だって読んでみたら、一度はウィスキー飲んでみようかなと思うと思います。
それくらい大変そうです。
理想の妻。
Juanjo Ripollés via photopin cc
でもこの本が書きたいのはウィスキー作りのドラマだけじゃないんです。
スコットランドからはるばるやってきた妻リタの 献身的な愛です。
旦那の夢のために、自分を犠牲にして支え続けるリタさんに
こんな奥さん欲しいなと思わせるに充分であります。
ある意味日本人より日本的な妻。
夫婦で共有出来る夢があるって、人生を豊かにするんですね。
しかしあまりに自己犠牲的なリタさんに
果たして本当に幸せだったのだろうかと思ってしまう自分もいます・・
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感想(1件)
タグ: book