1. ソニー純正のテレコン
1.4倍と2倍のテレコンはソニーストアでどちらも約6万円ちょっとするので、さすがに購入して試すことは
出来ません。
そこで、ソニーストアに行って店員さんに聞いてみました。
まあ、予想した通り回答はカタログでも55-210mmにテレコンは未対応になっているので推奨はしない
ということでした。
2. ソニー純正以外のテレコン
他社製のテレコンといってもカメラとレンズの間に付けると当然暗くなるので無理だと思っていましたが
いけそうなのがありました。
オリンパスの『テレコンバージョンレンズ TCON-17X』です。これは、レンズの前に付けるタイプで、
F値を変えずに撮影できるというものです。
ただ、懸念されるのはレンズの前に付くので、そのレンズにTCON-17Xの重量分の負荷がかかります。
ズームがオートだとモーターにも負荷がかかります。
なので、望遠端で固定してテレコンを持って撮影するようにし、なるべくレンズに負荷がかからないよう
にする必要があります。それでもレンズに負荷はかかるので使用は自己責任となります。
ということでオリンパスのTCON-17Xを購入しました、私が購入した時は、新品はなく中古になりました。
3. TCON-17X取付に必要な物
?@TCON-17X
?A変換アダプター
TCON-17Xはレンズキャップやフィルターを付けるネジ部に取付けるタイプになってます。
TCON-17Xのリヤは、55mmになっています。したがって、55mmのレンズキャップが付いている
レンズにはそのまま付きますが、55mm以外の場合は変換アダプターが必要です。
55-210mmは、レンズキャップのサイズが49mmなので、49-55mmのステップアップリングを
購入しました。
私が購入したのがこれです。元箱に入っていて本体も綺麗な状態でした。あと、Kenkoの
レンズプロテクター(77mm)を両面テープでつけてありました。
ただ、フロントレンズキャップがゆるくてすぐ外れてしまいます。レンズプロテクターが
付いているからなのかわわかりませんが、77mmのレンズキャップに変えました。
4. α6000に取付けた状態
TCON-17Xの質量が280gでα6000+55-210mmを合わせると約1kgになります。
散歩の時に首にぶら下げて歩いたり、構えて数分間野鳥を撮影するにはこのくらいの重さが限界のように
思います。これでも、ヤマセミやカワセミがダイブするのを構えて待っていると腕が振るえてきます。
ダイブの瞬間を綺麗に撮るには一脚が必要かと思います。
散歩の時に気軽に持っていけて、そこそこ遠くの野鳥も撮れるカメラの組合せとしては良いと思います。
取付けて広角側(レンズをちじめた状態)で約24cmです。
望遠側(レンズをのばした状態)で約28cmです。
5. テレコンで撮影した写真
被写体まで約15m、手持ちで撮影しました。
?@315mm=望遠210mm(315mm)
?A630mm=望遠210mm(315mm)+全画素超解像ズーム2倍
?B535mm=望遠210mm(315mm)+TCON-17X(1.7倍)
?C1070mm=望遠210mm(315mm)+TCON-17X(1.7倍)+全画素超解像ズーム2倍
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