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2012年09月29日
『南海トラフ地震』への備え :【津波シェルター】
【南海トラフ地震】
やはり、『備えあれば憂い無し』ですよね。
私も、こういった地震・津波対策のアイディアや装備が登場してくるのを待ち望んでいました。
【津波シェルター】 と言うのは、良い発想ですね。
東日本大震災の時の映像を見ても、
漁船などが瓦礫と一緒に何処までも流されて行くのが良くありますよね。
あれを見ると、船というのは簡単には転覆しないものだと関心します。
まして、シェルターとして浸水しない構造になっていれば、
水没の心配はまず無さそうです。
津波シェルター:定員26人、救命艇応用…下関の会社開発
毎日新聞 2012年09月26日
水に浮く津波シェルター開発
2012年9月6日 読売新聞
後は、何かにぶつかったりした時の衝撃に耐えられるかどうか、
シェルターが壊れないかどうか、中の人は大丈夫かどうかですよね。
これに乗りこむのか、それとも走って逃げるのかで、迷いそうな気もしますが、
完全に逃げ遅れたり、近くに高台などが無く、
津波の到達予想時間迄に、逃げられそうに無いような場所では、心強い味方になりそうです。
理想を言えば、シェルターごと陸上を走行できるのが一番です。
しかし、そこまでのものを作るのは予算的にも難しいでしょう。
そこで私が開発して欲しいのは、 『水に浮かぶ車』 です。
殆どの車は、津波に襲われたりしても、最初の内は浮かんでいますが、
時間が経つと沈んでしまいます。
しかし、東日本大震災の時も、大き目のワンボックスのワゴン車などが、
翌日になっても水に浮かんでいるのが映っていました。
また、実際に、車に乗ったまま津波に流されて、いろんな物にぶつかりながらも
助かった人達がいたと言う話です。
車ならば、ある程度の衝撃にも
耐えられるように出来ているので、
生身の体で流されるよりは安全でしょう。
直ぐに沈まなければいいのです 。
24時間、せめて津波の激流が去るまでの数時間、
沈まないでいてくれれば、どれだけ多くの人が助かることでしょう。
後は救命具などを備えていれば、沈む前に脱出することができます。
手動で開けられるサンルーフを付けるなど、脱出し易いような工夫も必要です。
幼稚園や学校など、大勢の人が集まる場所では、
人数分の改良されたバスを用意することは難しいでしょうけれど・・・
私は、この、車が水没するまでの時間を延ばすことは、
技術的にそれほど難しく無いと思うし、乗車定員分のシェルターを用意するよりは、
車を改良されたものにする方が、予算もかからないと思うのですが。
シェルターの中で、津波がくるのをじっと待っているのも、勇気がいります。
走って逃げながらも、「万が一津波に捕まっても、まだ大丈夫」と言う方が、
心理的には楽なような気もします。
かなりの確率で来ると予想されている 【南海トラフ地震】 に備え、
是非とも、自動車メーカーには、 「津波対策仕様」 の車を開発して頂きたいものです。