まりなのだそう。「パン・デ・ザミ」がおもしろいのは、その製法。約48時間という長時間発酵と約1時間の焼成を経て完成する「パン・デ・ザミ」(1/8カット490円)は、なんと、横70センチ×縦50センチという巨大サイズ。大きな生地を時間かけて焼くため、表面はカリッと、中はしっとり、もっちりした食感です。 このお店を訪れたら「パン・デ・ザミ」を使ったオープンサンドイッチ「タルティーヌ」(390円)をぜひ味わって。全5種類ある中でも人気なのは、フランス産オリーブのペーストをたっぷり使った「タプナード」と、バスク地方のパテをのせた「パテドカンパーニュ」です。スイーツ感覚で楽しみたい人には、チョコレートとナッツたっぷりの「ショコラノワゼット」がおすすめ。店内にあるイートインスペースで味わうときは少し温めてくれるので、トロリととろけたチョコレートを楽しめますよ。 「パン・デ・ザミ」を使ったもうひとつの商品「ミニ・パヴェ」も押さえておきましょう。「ミニ・パヴェ」は、「パン・デ・ザミ」の生地にチーズや野菜などを混ぜてしっかり焼き上げたハードパン
。小さいサイズで手軽に味わえるパンで、日本のおにぎりのような存在です。全11種類ある「ミニ・パヴェ」は、「ベーコンとミモレットチーズ」などフランスらしいメニューのほか、「味噌とネギ」「しらすと梅とシソ」など、和の食材を用いた日本限定商品も。種類が豊富で、さまざまな組み合わせを楽しめるのもうれしいですね。パリっ子に愛される「デュ・パン・エ・デジデ」の味を味わえるのは、世界中でパリ本店と表参道のお店だけ。フランスが誇る伝統的手法で完成するパンの奥深さを、ぜひ堪能してみてください。
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