最近はロゴがほしくてしょうがないのです!あなたはツイッターやライン、はたまたユーチューブのアイコンをどのように用意していますか?もちろん写真やイラストを使用している人が多いでしょう。それではヘッダーは?これも写真や好きなものの画像を使う人が大半なのではないでしょうか。
ツイッターでロゴ制作についてのアンケートをとってみたものがこちらです。「カンタンに」「無料で!」という流れが強いなか、この集計結果もその風を受けていますね。
質問です!自分のロゴを作ろうと思ったら自分の手で、アプリで、ネットで買い取り、企業に依頼などありますがあなたならどうする?
ブログYoutube (@douganoataru) 2018年4月11日
ちなみに無料アプリの紹介記事はこちらです↓
関連記事: 簡単にスマホでオリジナル!ロゴメーカーの紹介
デザイナー別に選ぶ!ロゴ作成のための教本
ブログや動画投稿を始める人などは自分のロゴを持っておくと、強い印象を持ってもらえたりきれいだからと評価してもらえたり、ほかにもSNSでシェアされ始めたりすると「 流行っているな」という印象を持たれやすくなるというメリットがあります。
この記事を目にしているあなたはまさにロゴ作成に興味を持っているはず。ただ、お金をかけてまで作る必要はない、そもそも自分で作りたい、と考えている場合はどうやってつくりはじめますか?今回はそのプロの考え方を少しでも理解したいという人のためにロゴデザインに関する本を、その内容と著者の考え方をそえて紹介していきたいと思います!
■目次
記事トップ
0.デザイナー別に選ぶロゴ作成のための教本!
1.高田雄吉『ロゴロジック』
2.甲谷 一『たのしいロゴづくり』
3.ウジトモコ『『伝わるロゴの基本—トーン・アンド・マナーでつくるブランドデザイン—』
4.遠島啓介『ロゴデザインの見本帳』
記事トップ
0.デザイナー別に選ぶロゴ作成のための教本!
1.高田雄吉『ロゴロジック』
2.甲谷 一『たのしいロゴづくり』
3.ウジトモコ『『伝わるロゴの基本—トーン・アンド・マナーでつくるブランドデザイン—』
4.遠島啓介『ロゴデザインの見本帳』
1.高田雄吉『ロゴロジック』
『ロゴロジック』(著:高田雄吉)
理論で説明できないものは、アートであってもデザインとは言えないのです
高田雄吉さんは今まで多くのロゴを手がけてきたロゴデザイナーです。今は cid lab というデザインオフィスの代表取締役としてデザイナー界で活躍しています。
ロゴデザインについてのセミナーにも参加していて、 メビック にはその講演で語られていた話が記事にまとめられていました。「ロゴを評価する基準は、コンセプトと機能性、そして普遍性」など、つくりかたにはかっちりしたルールがあるんだよということを制作秘話もふくめて詳しく語られています。
ロゴデザインについての書籍を出版されていますが、中でもロゴ制作の考え方・まとめかたがわかりやすいのが『 ロゴロジック』です。
本書は分野毎に分けてロゴデザインの実例が紹介されていて、それに合わせた考え方も構築されているので考え方が非常に参考になります。 実例とともに「ロゴデザインの基礎知識」という項目があり、デザインを未経験、経験している方も納得できるものだと思います。
1953年大阪市生まれ。大阪府立市岡高等学校、大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒。主な受賞に、愛知万博誘致シンボルマークコンペグランプリ、大阪府ドーンセンターシンボルマークコンペグランプリ、ウクライナエコポスタートリエンナーレ奨励賞(2003・2006)。日本タイポグラフィ協会理事(前理事長)、日本CI会議体幹事、総合デザイナー協会理事、日本グラフィックデザイナー協会会員、ニューヨークタイプディレクターズクラブ会員、大阪芸術大学客員教授
2.甲谷 一『たのしいロゴづくり』
デザイナーですから、かっこいいものには当然惹かれます。でもかっこいいことにこだわるよりも、伝える内容に合わせ、ときには親しみやすくときには遊び心を加えて、魅力あるデザインを作りたいんです。
甲谷一さんはタイポグラフィーを中心とした有名なデザイナーです。タイポグラフィーとはつまり、パンフレットやユーチューブの動画などで使うデザイン性のあるフォントを作ること。なのでロゴにも個性的な文字の形が表れています。手がけているロゴは数知れず、 NHKや「相田みつお美術館」 などのロゴも制作しています。
クリエイターズバリュー では彼のデザイナーとしての歴史がインタビュー形式で紹介されていました。彼はグラフィックデザイン科の専門学校を卒業した後デザインの日々に明けくれ、その道を極めていったようです。
本書では、欧文&和文ロゴの実践的な制作テクニックを、初心者の方にもわかりやすいように体系化して解説しています。文字の形の特徴から着想を得て、オリジナリティあふれる形を展開していく、著者のロゴ制作のプロセスは、ロゴ制作をはじめたい方、アイデアに悩んでいる方にとても役立つ内容です。著者が実際に手掛けたロゴの、ラフアイデア出しからブラッシュアップしていくまでの作業工程も掲載しています。
1973年東京生まれ。2006年有限会社Happy and Happy設立。独自性の高いタイポグラフィを活かしたデザインを駆使し、ロゴやブックデザイン、広告等のデザイン全般を手掛ける。また、これまでに約40書体の欧文フォント制作を行っている。
著書に『たのしいロゴづくり』『きれいな欧文書体とデザイン』(ビー・エヌ・エヌ新社)
『ABC案のレイアウト』『デザインの組み方』(誠文堂新光社)『ハイグレード・デザインフォント』(エムディエヌコーポレーション)がある。
3.ウジトモコ『『伝わるロゴの基本—トーン・アンド・マナーでつくるブランドデザイン—』
デザインとは(消耗品ではなく)資産である
ウジトモコさんは多摩美術大学グラフィックデザイン科卒で、「 視覚マーケティング」という考え方を掲げ第一線で活躍するデザイナーです。彼女のオフィスのホームページ 「UJI-PUBLICITY」 には活動の結果がブログ形式で数多く見られます。
ほかにも、デザイナー向けのワークショップやデザイナーではない人向けのセミナーなども開催していてロゴデザインの作りかたを楽しくレクチャーしています。
このかたのすごいところは 「テキストだけではなく写真や絵を用いて発信すると大幅に反響が向上する」という本質を見抜いている ことです。ラインでスタンプが爆発的に使われるようになったことにも関係しているようなのです。
誰かがツイッターでサーチをかけたときやユーチューブの関連動画を見ているとき、アイコンやサムネの画像は最初に目につくため大きな影響を与えるコンテンツだということがわかります。なのでロゴ作成でもその重要性をしっかりと反映させた考え方をされています。
本書はロゴをつくるデザイナーやロゴを選ぶ立場にある人に向けて、さまざまなロゴデザインの事例を紹介しながら、伝わるロゴのつくりかたを紹介した本です。
イメージや世界観を的確に伝えるには、どのようにロゴをデザインすればよいか、そしてそのロゴをどう展開していけばよいか、 視覚マーケティングの観点から丁寧に解説しています。
『売れるデザインのしくみ』や『デザインセンスを身につける』の著者が本当に伝わるロゴデザインやブランドデザインの手法を具体的に説明した画期的な本です。
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒 広告代理店および制作会社にて三菱電機、日清食品、服部セイコーなど大手企業のクリエイティブを担当。1994年ウジパブリシティー設立。デザインを経営戦略として捉え、採用、販促、ブランディング等で飛躍的な効果を上げる視覚マーケティングの提唱者。
4.遠島啓介『ロゴデザインの見本帳』
ロゴは企業や商品、サービスの『顔』です。色や書体、カタチはその対象のイメージにダイレクトにつながります。すなわち、企業やサービスの第一印象であり、中身を判断するものです。
遠島啓介さんは ロゴストック というサイトを運営されているWEBクリエイティブディレクター、マーケターです。人の気持ちは顔に出るということを会社とロゴにも関連づけ、ロゴの大切さを紹介しています。
このサイトではロゴマークを取り上げ、分類し、
このロゴのブランド戦略とは?・このシンボルのモチーフにはこんな意味が!・このタイプのラインは素晴らしい・このカラーリングにはやられた〜
といったことを綴っています。
[書籍について]
実例700点でわかるロゴのさまざまな形。
わたしたちの身の回りを見渡せば、ロゴタイプやシンボルマークを目にしないことはありません。ロゴは、企業や商品のアイデンティティをビジュアルイメージとして表現・伝達するための有効な手段であり、また、わたしたちの生活に密着したデザインアイテムです。本書は、国内外の企業や団体などのロゴデザイン700点以上の実例をまとめた見本帳です。
基礎知識を紹介する第1章を皮切りに、業種別のロゴ、配色からみたロゴ、文字が主体のロゴ、テイスト/イメージからみたロゴの4つの切り口からロゴの実例を紹介します。これらのロゴの持つさまざまなコンセプトワークやデザイン的なポイントを捉えることで、ロゴデザインに取り組もうとしている読者のデザインワークに直ちに役立てていただける内容になっています。
こちらの本もオススメ
1972年生まれ。WEBクリエイティブディレクター、マーケター。ロゴデータベースサイト「ロゴストック」を運営。 著書に『ロゴデザインの見本帳』(エムディーエヌコーポレーション)、制作〜マーケティング・運用実績として、航空会社サイト、女性向け転職支援サイト、リサーチモニター・ポイントサイトなどなど。過去にはイシス編集学校師範も務めた。
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以上、今回はロゴ制作に活用してもらえるために「ロゴを自分で作るなら持っておきたい本4選」という内容でご紹介しました!ロゴに関しての記事は今後も深めていくつもりですので、少しでも興味があればぜひ読者登録・ツイッターのフォローよろしくお願いします。
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