ウーファーって何ぞやというご紹介
ドイツの年越し事情
今回は明日に迫った大晦日について話そうと思います。
ドイツでは 大晦日から年越しまでのことをSilbester(ジルベスター)と言い、日本と同様に深夜まで多くの人が起きています。
そもそも
そもそも ドイツの年末は祝日ではありません。
とは言っても仕事を休む人は少なくないですが、一応普通の日ということになっています。
なので、僕が語学学校に通っていた時は普通に大晦日まで授業がありました。
朝からうるさい
タイトルにもあるようにドイツの大晦日は、 とにかくお祭り騒ぎで朝からうるさいです。
ドイツの大晦日の伝統なのか分かりませんが、 朝から花火をしたり、爆竹を鳴らしたりしているので、最初の年はテロでもあったのかと飛び起きたのを覚えています。
また朝から飲む人も多いですし、音楽をガンガンかけている家も少なくありません。
なので、 朝から今日は特別なんだと気づくことでしょう。
これは僕がフランスで年越しをした時も似た雰囲気でした。
街が汚くなる。しかもちょっと危険…
日本の大晦日のようにしんみりと年を越すという文化が無い欧米諸国はおそらくどこも同じようなことが言えると思うのですが、とにかくどこに行っても大盛り上がりなんです。
そうなってくると、多くの人が 外で飲み食いをし、騒ぐので街が汚れます。
街によっては、いつも以上に空き瓶が割れていたり、多くの人が花火などをするのでその残骸が散らかっていたりします。
また花火に関しては、打ち上げ花火を手で持って適当な方向に撃っている人がいたりするので、いつもより気を付けて歩きましょう。ただそれを見越して警察なども増員されているように見えるので、何かあったら警察に頼るか逃げましょう。
数年前の大晦日に難民がドイツ人女性を襲ったという事件が、日本でも話題になりましたね(実際のところ本当に「襲われた」のかは不明)。
もちろん僕も楽しく過ごすわけですが、やはりドイツから見た外国人の立場としては心証を良くしていたいものです。
伝統も
日本で大晦日の伝統として年越しそばを食べるように、ドイツにも伝統があります。
それは、 Bleigießen(ブライギーゼン)というもので、簡単に言うと翌年の占いです。
スーパーなどでこの時期になると売られていて、見た目は鉄の小さな磁石のようです。実際は鉛でできていて、ブライギーセンのBlei(ブライ)という部分は鉛を意味しています。
これを、スプーンの上において、ろうそくなどであぶって溶かしていきます。
そして溶けた鉛を、水の中に落とします。 そこで出てきた形から次の年のことを占います。
ただ1回金属を溶かして固めるので、そんな整った形にはならず「なんだこれ」みたいなこともしばしば。
そして 再凝固した鉛の形から、包装に書かれたもの(犬とか鳥とか)に見立ててそこに書かれたことが占い結果になります。
本当に意味不明な形になるので、パッケージに該当しそうなものが無いときは、ネットで調べたりもします。
Bleigießenで調べればすぐに出ます。
夜はもっと大騒ぎ
そしていよいよ年越しの迫る夜になると、日本のNHKの「ゆく年くる年」でも中継される、 ニューヨークのタイムズスクエアに似た雰囲気になります。流石にほとんどの都市ではあそこまで混まないと思いますが(笑)
またドイツらしいところとしては、 クリスマスマーケットの惰性でやっている屋台やスケートリンクがあり、そこでも楽しめるようになっています。
そしていよいよ年越しというタイミングでは 多くの人がカウントダウンをして、年越しの瞬間に花火が上がる都市も多いです。
あるときは、いつ年を越したのか分からないくらいバカ騒ぎをしていた時もありました。
とにかく盛り上がればいいんだと思います(笑)
いかがでしょうか。
今日紹介したのは、都市部でのことです。今年の年越しは田舎の村でのことになるので、また違った年越しの仕方になると思われますからまたご紹介したいと思います。
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