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2018年11月25日

【RX590はお買い得?!】ASUS社「ROG-STRIX-RX590-8G-GAMING」をレビュー

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「ROG-STRIX-RX590-8G-GAMING」はどんなもの?!


NVIDIA社のGPU「RTX2000」シリーズが盛り上がっている最中にAMD社「RX500」シリーズの隠し玉として「RX590」が登場しました。

「RX590」は2017年4月2日に発売された「ROG-STRIX-RX580-O8G-GAMING」の進化版と言えます。

簡単にスペックを作成しました。

「ROG-STRIX-RX590-8G-GAMING」の特長

開封の儀

外観

「ROG-STRIX-RX590-8G-GAMING」をチェックする

換装の際の準備

LEDライティング「AURA」をインストール

GPU RX590 RX580 GTX 1060 GTX1060 9GBPS
コア数
2304 2304 1280 1280
ベースクロック
1469 MHz 1257 MHz 1506 MHz 1594 MHZ
ブーストクロック
1545 MHz 1340 MHz 1709 MHz 1809 MHz
メモリ
GDDR5 8GB GDDR5 8GB GDDR5 6GB GDDR5 6GB
バス幅
256 bit 256 bit 192 bit 192 bit
メモリ転送レート
8 GBPS 8 GBPS 8 GBPS 9 GBPS
メモリ帯域幅
256 GB/S 256 GB/S 192.2 GB/S 216 GB/S
TDP
225 W 185 W 120 W 120 W

スペック表を見てみますと「RX590」と「RX580」は共通の項目があります。

「コア数」「メモリ」「バス幅」「メモリ転送レート」「メモリ帯域幅」の数値が同じです。

つまり「RX590」は「RX580」を更に強化した「オーバークロック版」と言えます。

それでは「ROG-STRIX-RX590-O8G-GAMING」をレビューしたいと思います。

?「MaxContact テクノロジー」により、GPUの接触面積を2倍に増やし熱伝導性を向上

?特許取得済みのウイングブレードファンは、高い風量、ノイズレベルの低減、IP5X認定防塵性能を搭載し、サイレントゲーム用の0dBモードに対応

?Auto-Extremeテクノロジーによる自動化で、システムの信頼性を向上

?Super Alloy Power IIは、プレミアム品質の合金製チョークコイル、固体ポリマーコンデンサ、高電流パワーステージを採用
?ASUS FanConnect IIは最適なシステム冷却のために2つのハイブリッド制御ファンヘッダーを装備

?GPU Tweak IIは直感的なパフォーマンス調整と温度制御を提供 (ASUS社HPより引用)

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内容物(GPU本体、ストラップ、各種マニュアル)

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まず外観は現行の「RX580」と旧世代「GTX1060から1080Ti」までのボディとほぼ同じです。

しっかりとした冷却性能を駆使するために採用された「3枚ウイングブレード」が大きな特長です。

とにかくド迫力の外観はインテリアにも映えます。

厚さは「2.5スロット」、長さは「約300mm」なので高級な小型PCケースであればギュウギュウに詰め込むと何とか入らなくないサイズです。

「インターフェース」を見てみます。

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最近は省略されている「DVI」が備わっていますので少し古いPCモニターでも接続することができます。

「DisplayPort」と「HDMI」が2系統ずつ備わっていますのでマルチモニターとして十分に対応できます。

接続ピンは「8ピン」が1つのみです。

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電源ユニットのPCI「8ピン」が一つしかなくても「RX590」ではしっかり対応できます。

グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。

古いドライバ削除の詳しくはこちら!


ユーティリティソフトのLEDライティング「AURA」を使えばグラフィックボードを様々なパターンの光の演出を楽しんだりインテリアにどうぞ!

ダウンロードはこちら


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グラフィックボードを換装の際はダウンロードしてください。

VGAドライバーはこちら


それでは「ROG-STRIX-RX590-8G-GAMING」はどれ程、進化をしたのか比較しながら検証していきます。

「ROG-STRIX-RX590-8G-GAMING」のスコアを検証


PC構成

【CPU】Core i7 「9700K」
【マザーボード】「ROG MAXIMUS X FORMULA」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE RGB DDR4 3000MHz 8×4/32GB」
【GPU】「ROG-STRIX-RX590-8G-GAMING」

【CPU】Ryzen 7 「2700X」
【マザーボード】「ROG STRIX X470-I GAMING」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE RGB DDR4 3000MHz 16×2/32GB」
【GPU】「ROG-STRIX-RX590-8G-GAMING」

まず「9700K」と「2700X」を用いてCPU性能で違いを見てみます。

スクリーンショット (126).1.png
いきなりですが「ボトルネック」が発生しています。

「9700K」と「2700X」のスコアは僅かに「9700K」がスコアを上げてますが、ほとんど同じです。

「RX590」では値が張る「9700K」を選択しなくても「2700X」で十分と言えます。

ゲームでの違いはあるのか見てみます。

追記、現行水準スコア(2019.4.4)

スクリーンショット (6).1.png


SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
shadow title.jpg
「平均フレームレート」

RX590.9700k.2700X.シャドウ.png
「シャドウ」でも「9700K」が僅かに上げてますが、ほぼ同じスコアになりました。

RISE OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」-DX12
tomb rader sc.png
「平均フレームレート」

rx590-9700k.2700x.rise.png
「ライズ」では「9700K」が「フルHD」で圧倒しています。

「9700K」以上の高性能CPUを用いれば、まだまだ伸びしろを感じるスコアとなりました。

次は「RX590」「RX580」「GTX1060」「GTX1060-高速版」の「フルHD」で比較してみます。

DX-11
rx590.rx580.1060.1060-9gb.rise.png
「RX590」は「RX580」を大きく上回りましたが「GTX1060-9GBPS(高速版)」と並べるスコアとなりました。

追記、現行水準スコア(2019.4.4)

スクリーンショット (16).1.png


デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」-DX12
deus sc.png
「平均フレームレート」

RX590-9700k.2700x-deus.png
「デウス・エクス」でもCPU性能に違いは見られませんでした。

「デウス・エクス」でも4機種別に比較してみます。

DX-11
rx590.rx580.1060.1060.-9gb.deus.png

「RX590」が「GTX1060-高速版」を大きくスコアを超えました。

ただ「TDP」を見てみると「RX590」は「225W」に対し「GTX1060-高速版」は「120W」なので「約50%」の差があります。

これは単に性能差を比較するのではなく「TDP」も含め「少ないエネルギー」でどれだけ「大きな力」を生み出すのかということがプロセッサーによる技術力の差が物語ります。

追記、現行水準スコア(2019.4.4)

スクリーンショット (13).1.png

使ってみた感想


最新のゲームの「SHADOW OF THE TOMB RADER」では「最高画質設定」にして「最低fps」が「50fps」なので、かなり快適に遊べます。

普段は「100fps」くらい出ていますのでストレスは感じません。

「60fps」に固定して設定することが良いでしょう。

良かったところ


?同価格帯の「GTX1060」よりフレームレートが高く性能が良い。

?「オーバークロック」の耐性がしっかりしている。

?「RX580」のマイナーチェンジと言われてますが性能差は歴然!

「RX580」と同じ値段で扱われているので迷わず「RX590」を選択したほうが良いでしょう。

残念な点、注意する点


?「TDP」が性能の割に高すぎます。

?同価格帯と言えど「GTX1060」より少しでも安ければ文句なしでした。

総評


新しいグラフィック技術レイトレーシングの「RTXシリーズ」が次々に各モデルを登場している最中に突如、現した「RX590」は非常に興味深い存在でした。

「RX590」は3万円後半から4万円2千円くらいの相場だからこそ「ミドルクラス」としては納得できるスペックを備えています。

年末商戦に向けてPCパーツ類は大いに盛り上がるはずです。

この機会に「ROG-STRIX-RX590-8G-GAMING」を組んでみませんか?

お目通し戴き、ありがとうございました。

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