「VG270Sbmiipx」はフルHD(1920×1080)でIPSパネル、リフレッシュレート「165Hz」が最大の特長です。
応答速度は「2ms」ですが現在、主流となる新機能を装備してます。
?明暗のメリハリを表現する「HDR10」を認証!
?リフレッシュレートは現行主流の「144Hz」よりも高速な「165Hz」に進化!
?価格は3万円は前半でコスパ最強!
つまり「VG270Sbmiipx」の魅力は「安い!速い!綺麗!」の三拍子が揃っているということです。
標準規格は「144Hz」から「165Hz」へ
長い間、一般的なゲーミングモニターのリフレッシュレートは「144Hz」でした。
「165Hz」は以前から存在してましたが超高級モデルのみ採用されていました。
ついにエントリーモデルで「144Hz」から「165Hz」になりました。
リフレッシュレートの図解を描いたので参考にしていただけると幸いです。
リフレッシュレートが高いほどFPSでは「AIM」が上がりやすくなります。
またレースゲームでもコーナーへ進入のタイミングが良くなりタイムレコードが更新しやすくなります。
「VG270Sbmiipx」の特長
?滑らかなゲーム環境を・・・AMD Radeon FreeSyncテクノロジー搭載で画像の表示遅延やカクツキのない映像で、ゲームの世界に入り込めます。
?操作は直感的に・・・各種設定は Acer Display Widget で簡単に。
直感的な操作で表示モードやユーザープロフィール、画面の分割設定などお好みでカスタマイズできます。
?目に優しい設計・・・眼精疲労を引き起こす要因であるフリッカー現象を抑制する「フリッカーレス・テクノロジー」やブルーライトを軽減する「ブルーライトシールド」を搭載しました。
開封の儀
外観
「VG270Sbmiipx」をチェックする
背面の中央辺りに排気口があります。
パネル周りを見てみます。
パネルはフラットなのでゲーム用以外の普通モニターとしても使いやすいです。
「VG270Sbmiipx」を組み立てる
組み立ては「ドライバー不要」で超簡単です!
まず脚と支柱を用意します。
脚は樹脂製です。
モニターアーム「VESA」も対応します。
最後にスピーカー内蔵です。
音質はあまり良くないですが、とりあえずエラー音など認識できれば良いという方には間に合うと思います。
ケーブル周りの準備
?DPケーブル
アダプターではないのでコンセント周りがスッキリします。
インターフェイスは「HDMI」「DP」「音声入出力」です。
「電源ケーブル」と「DPケーブル」を接続します。
気になったらケーブルバンドを用意して束ねてください。
モニター背面を見てみます。
緑矢印が電源ボタンです。
接続準備が終わり電源ケーブルをコンセントに挿してスイッチオン!
スイッチオン!
最初に「色味」をチェックします。
まず白い画面を見てみます。
真っ白ですが、少し暗い気がします。
黒い点灯画面を見てみます。
個体差はありますが酷い場合はフレームの隙間から光漏れがあるので今回の「VG270Sbmiipx」は全く漏れてないので当たりくじを引いた気分です。
次は「RGB」の色味をチェックします。
サイド(視野角)も一緒にまとめました。
青が綺麗に映っています。
ドット欠けをチェックしましたが見当たらなくてホッとしました。
ゲーム画面を見てみます。
あえて「デフォルト設定」でゲーム画面をチェックしてみます。
最初に感じたのは今まで購入してきたIPSパネルの中では「色が薄い」と感じました。
「色が薄い」のは悪い意味でなく眼が疲れにくいといった印象です。
暗いシーンを見てみます。
白く明るい場面でも問題ありませんでした。
画面に近づきドットを見てみます。
例えばWQHDからFullHDにダウンコンバートした際に発生する「画面ボケ」とは違いドットがクッキリして見やすいです。
HDR10を見比べてみます。
サンプル画像は「SHADOW OF THE TOMB RADER」を用います。
左「ON」、右「OFF」
コントラストがハッキリするだけでなく色鮮やかさが鮮明です。
また立体感が増し、ゲームの世界観に没入してしまいます。
HDR対応ゲームなら是非、活用してください。
最後に簡単なモニター機能を紹介していきます。
?画質調整
「FPS」「TPS」など画面中央に照準を貼り付けることによって、あらかじめ敵に攻撃しやすくなるようアシストします。
照準は「白」なのでゲーム中に邪魔になりにくくプレイに集中できます。
アシスト、右「ON」、左「OFF」
使ってみた感想
第一印象は「色が薄い」ことです。
筆者はコントラストが効いて色が濃い方が好みなので自力で調整しましたが「色は薄い」ままでした。
メリットで言えば眼が疲れにくい点ですが、少し物足りない気がしました。
調整幅が小さくお好みの画質を設定するのは難しいと思います。
ドットはクッキリしているので見やすかったです。
決して画質は悪くないです。
ただ調整が難しいと言っておきます。
「165Hz」の違いですが「144Hz」と比べて、若干、滑らかさを感じました。
確かに違いは認識できます。
例えば・・・
「60fps」→「120fps」は体感的に大きく変わる!
「120fps」→「144Hz」は分かる人には分かる!
「120fps」→「165Hz」は、かなり滑らか!AIMが良くなる!
しかし「144Hz」→「165Hz」は違いは分かるが、若干、滑らかになる!
といった筆者の感想です。
お手持ちの「144Hz」から買い替えのメリットは少ないと思います。
良かったところ
?3万円前半で「HDR10」「165Hz」の性能が完備していること。
?電源スイッチの反応が速い!
切り替えは4〜5秒くらいです。
?付属品が最低限で済ませており邪魔にならなくて良いです。
付属品やスタンドのコストを大きく抑えることによってモニター性能に注力できた点が企業努力が伝わり、とても良い商品と感じました。
残念な点、注意する点
?「色が薄い」点が少々、不満でした。
?調整幅が狭くお好みの画質調整が難しい
?樹脂製のスタンドが軽いため重心のバランスが悪くフラフラする。
総評
時代はIPSパネル「165Hz」が標準規格化していく立役者となる「VG270Sbmiipx」は非常に安価で高性能なゲーミングモニターです。
付属品、スタンドなど最低限にコストを抑えることでパネル部分に注力しており企業努力が伺える素晴らしいモニターだと思います。
いよいよ2020年は日本で「eスポーツ元年」と期待される年です。
大阪にeスポーツ専門会場「REDEE=REDEE WORLD」が2020年3月1日にオープン予定です。
これから日本は「eスポーツ」という新しいジャンルが燃えようとしています。
今からでも遅くありません!
勝つためには高速リフレッシュレート、ゲーミングモニターが欠かせません。
これからゲーミング環境を揃えるなら「VG270Sbmiipx」がおススメです。
リフレッシュレート「165Hz」と「HDR」の魅力にご堪能あれ!
お目通し戴き、ありがとうございました。
もしも、お時間がございましたら、お立ち寄りいただければ幸いです。
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主な仕様
型番-VG270Sbmiipx
パネルサイズ-27型 ワイド
液晶パネル方式-IPSパネル搭載、非光沢
表示領域-597.90 × 336.30 ?o
最大解像度-フルHD(1920x1080)、16:9
画素ピッチ-0.311 ?o
表示色-1670万色
色再現性-98% sRGB
High Dynamic Range-HDR10対応
可視角度-水平178° / 垂直178°
輝度-250cd/?u(白色LED)
コントラスト比-最大:100,000,000 : 1(ACM)、通常:1,000 : 1
応答速度-2ms (GTG)、0.1ms (GTG, Min.)
FreeSync対応
入力周波数-水平HDMI : 30-185 kHz / DisplayPort : 185 kHz
垂直-48-165 Hz ※1
入力信号-デジタル
入力端子-HDMI 2.0 x2、DisplayPort v1.2 x1
音声入力端子-非搭載
ヘッドホン端子搭載
スピーカー-2W+2W ステレオスピーカー
表示アスペクト-フルモード:対応、固定拡大モード:対応、1:1モード:対応
その他の機能-ブルーライトシールド、フリッカーレス、ゼロフレーム
プラグ&プレイ-VESA DDC2B(DDC/CI対応)
電源入力-内蔵(100-240 V、50/60 Hz)
消費電力-通常(※弊社実測値):21W、最大:45W、スタンバイ/オフモード:0.50W / 0.40W
環境条件-温度:0〜40℃-湿度:20〜80%(結露のないこと)
各種適合規格-RoHS指令、J-Mossグリーンマーク、PCリサイクル、PSE(電気用品安全法)、MPR?U、ISO 9241-307、VCCI-B、FCC、CE、CCC
本体色-ブラック
角度・高さ調整-チルト角:上20°/下5°
スイベル機能:なし
高さ調整機能:なし
ピボット機能:なし
VESAマウント-100 × 100 ?o
ケンジントンロック
寸法(WxHxD)-約612 x 452 x 240 mm
重量-スタンドあり: 約4.87kg、スタンドなし: 約4.42kg
主な付属品-DisplayPortケーブル(1.5m)、電源ケーブル(1.5m)、ユーザーガイド、台座、保証書
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お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます
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