価格は57,800円(税込)です。
AMDが新しいRyzen 8000Gシリーズが2月2日に発売されました。
各モデルの価格は以下の通りです(税込)
?「Ryzen 7 8700G」・・・5万7800円(税込)
?「Ryzen 5 8600G」・・・3万9800円(税込)
?「Ryzen 7 8700G」・・・2万9800円(税込)
全てのモデルにはCPUクーラーが付属していますが、「Ryzen 3 8300G」はOEM向けのモデルであり、一般向けの販売は予定されていません。
「Ryzen8000Gシリーズ」は、「Ryzen 7000シリーズ」よりも強力なGPU性能を実現し、「APU(Accelrated Processing Unit)」という名前が付けられました。
「Ryzen8000Gシリーズ」は、以下のようなユーザーにピッタリです。
?Ryzen 7000シリーズの内蔵GPUが不十分だと感じている。
?安価なグラフィックボードの購入を避け、消費電力を抑えたいと考えている。
それではスペックを見てみます。
1. 「Ryzen 8000Gシリーズ」の魅力とは?
2. 開封の儀
3. 外観
4. 「Ryzen 7 8700G」のスコア検証
5. 使ってみた感想
6. 良かったところ
7. 残念な点、注意する点
8. 総評
9. 主な仕様
10. 関連商品
11. トレンドアイテム
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12420430
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
CPU | Ryzen 7 8700G | Ryzen 7 5700G | 14500 | 7600X | Ryzen7 5800X3D |
コア数 | 8 | 8 | 14(6P+8E) | 6 | 8 |
スレッド数 | 16 | 16 | 20 | 12 | 16 |
ベースクロック | 4.2GHz | 3.8GHZ | 2.6 GHz (P) | 4.7 GHz | 3.4 GHz |
ブーストクロック | 5.1GHz | 4.6GHz | 5.0 GHz (TVB) | 5.3 GHz | 最大 4.5 GHz |
L2/L3 cache | 8/16MB | 4/16MB | 11.5/24 MB | 6/32 MB | 4/96 MB |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR4-3200 | DDR5-4800 / DDR4-3200 | DDR5-5200 | DDR4-3200 |
TDP | 65W | 65W | 65W | 105W | 105 W |
「8700G」は旧世代の「5700G」と比較して、「ベースクロック」が「4.2GHz」に、「ブーストクロック」が「5.1GHz」にそれぞれ「0.4GHz」「0.5GHz」スペックアップしています。
また、「L2キャッシュ」は「8MB」となり、2倍に増量しました。
内蔵グラフィックスでは、「Radeon Graphics」から「Radeon 780M」へとモバイル向けGPUが採用され、フレームレートが格段に向上し、フルHDでのゲーム体験がより楽しめるようになりました。
「Ryzen 8000Gシリーズ」の魅力とは?
「Ryzen 8000Gシリーズ」の魅力とは?
モバイル向け新しいデスクトップ向け製品が登場しました。
「Ryzen」と同じく「Zen4」の「CPU」と「RDNA3」の「iGPU」を採用しています。
モバイルRyzen 7000シリーズ(コードネーム:Phoenix)と同様に、このデスクトップ向け「Ryzen 8000Gシリーズ」も「iGPU」には「Radeon 700M」が搭載されています。
「CU数」は最大で「12基」まで搭載されており、グラフィック性能に優れています。
「iGPU」を活かすと、画質が低くてもフルHD解像度でのゲームプレイが可能です。
また、「AFMF(Adaptive Frame Rate Matching Function)」を活用することで、さらに「FPS」も向上させることができます。
一方で、「Ryzen 7000シリーズ」のiGPUは「Zen2アーキテクチャ」を採用しており、「CU数」も「2基」にとどまっています。
そのため、描画性能は最低限となります。
上位の2モデルにはAI処理専用の「Ryzen AI NPU」が搭載されており、高度なAIタスクの処理にも対応しています。
開封の儀
開封の儀
外観
外観
「Ryzen 7 8700G」のスコア検証
「Ryzen 7 8700G」のスコア検証
PC構成
【CPU】AMD社「Ryzen 7 8700G」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX X670E-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「DOMINATOR PLATINUM RGB 32GB 2x16GB DDR5 DRAM 6200MHz」
【GPU】ASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」
【PSU】Thermaltake社「TOUGHPOWER GF3 1000W」
【AIO】ASUS社「ROG Ryujin II 240」
【Ver】GeForce 551.23
「Resizable BAR」は有効にしています。
3D MARK
Cinebench R23ー「CPU」
blender(V3.4.0)ー「CPU」
「zombie army 4」−「プリセットーウルトラ」
「アサシン クリード ヴァルハラ」−「プリセットー最高」
「ファークライ5」−「プリセットー最高」
ゴーストリコン・ブレイクポイント−「プリセットーウルトラ」
ディビジョン2−「プリセットー最高」
SHADOW OF THE TOMB RADER−「プリセットー最高」
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「プリセットーウルトラ」
strange brigade−「プリセットーウルトラ」「スケール150%」
ゴーストリコン ワイルドランズ−「プリセットーウルトラ」
トータルスコア・ゲームスコア(3D MARK、R23、blender-省略)
使ってみた感想
使ってみた感想
今回、「Ryzen 7 8700G」のCPU性能を検証しましたが、やはり「Ryzen 7000シリーズ」と比較すると、「フルHD / WQHD」のfpsが極端に低下することが分かりました。
ただし、「4K」解像度での使用に関しては、ゲーミング性能が劣ることなく、快適に利用できます。
「Cinebench R23」を使って「CPU温度」を見てみます。(室温13℃)
「消費電力」は最高でも「80W台」をキープしており、省エネ性能を発揮しています。
また、「サーマルスロットリング」が作動することなく非常に安定しています。
良かったところ
良かったところ
? 強力なCPU性能
「Ryzen 8000Gシリーズ」は、従来のRyzen 5000Gシリーズよりも優れたCPU性能を実現します。
また、「Ryzen 5000Gシリーズ」の「L3キャッシュ」容量は16MBのままですが、「Ryzen 7000シリーズ」のCPU性能に劣ることなく、そのまま「iGPU」を強化したモデルとして、使い勝手が格段に向上しました。
? CPUクーラー付属
全てのモデルにはCPUクーラーが同梱されており、初めての組み立てやアップグレード時にも追加のコストがかかりません。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
?PCI Expressレーン数の制限
「Ryzen 7000シリーズ」は、24レーン(dGPU16-M.24+4)を持っていますが、「Ryzen 8700G」ではレーン数が16レーン(dGPU8-M.24+4)と減少しています。
例えば、8700Gや8600Gなどは16レーン(dGPU8-M.24+4)しか備えていません。
グラフィックボードや他の拡張カードを追加する際に制限を受ける可能性がありますので注意してください。
?「フルHD / WQHD」のfpsが極端に低下する。
ただし、「4K」解像度での使用に関しては、ゲーミング性能が劣ることなく、快適に利用できます。
総評
総評
「Ryzen 7 8700G」のCPU性能を検証しましたが、このプロセッサーは将来的にグラフィックボードを拡張しない小型PC向けに、優れたCPUとして機能します。
今後、このPCを主に「iGPU」として使用することを前提に考えると、その性能には満足できるでしょう。
ただし、「4K」の解像度では問題ありませんが、「フルHD / WQHD」ではCPU性能がボトルネックとなり、fpsの伸びが極端に悪くなる可能性がありますので注意してください。
一方、「Ryzen 8000Gシリーズ」は、優れたGPU性能とCPU性能を兼ね備えた高性能なCPU(APU)です。
特に「Ryzen 7000シリーズ」からのアップグレードを検討しているユーザーや、予算を抑えながら高性能なシステムを構築したいユーザーにとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
ただし、「PCI Expressのレーン数」が制限されている点には注意してください。
それでも、「価格と性能」のバランスを考慮すれば、多くのユーザーにとって満足のいくCPUとなるでしょう。
「Ryzen 7 8700G」は、システムに応じてグラフィックボードの有無を柔軟に構築できる使い勝手の良い「CPU」です。
思い切ってセカンド小型PCを共に創りませんか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
AD: N.K
AMD Ryzen 7 8700G 8コア 16スレッド デスクトッププロセッサー
新品価格
¥55,480 から
(2024/2/21 06:53時点)
主な仕様
主な仕様
ソケット形状 -LGA1718
コア数-8コア スレッド数-16
クロック周波数-4.2GHz
最大動作クロック周波数-5.1GHz
関連商品
関連商品
AMD Ryzen 5 8600G 6コア 24スレッド デスクトッププロセッサー
新品価格
¥38,980 から
(2024/2/21 06:55時点)
AMD Ryzen 5 8500G 6コア 24スレッド デスクトッププロセッサー
新品価格
¥30,800 から
(2024/2/21 06:55時点)
トレンドアイテム
トレンドアイテム
キングダム 71 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
新品価格
¥680 から
(2024/2/21 06:56時点)
METAL ROBOT魂 <SIDE MS> 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM イモータルジャスティスガンダム 約140mm ABS&PVC&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア
新品価格
¥21,900 から
(2024/2/21 06:57時点)
CPU | Ryzen 7 8700G | Ryzen 5 8600G | Ryzen 5 8500G |
コア数 | 8 | 6 | 2(4) |
スレッド数 | 16 | 12 | 12 |
ベースクロック | 4.2GHz | 4.3GHz | 3.5GHz(3.2GHz) |
ブーストクロック | 5.1GHz | 5.0GHz | 5.0GHz(3.7GHz) |
GPUコア | 12 | 8 | 4 |
L2 cache | 8MB | 6MB | 6MB |
L3 cache | 16MB | 16MB | 16MB |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR5-5200 | DDR5-5200 |
iGPU | Radeon 780M | Radeon 760M | Radeon 740M |
グラフィックス周波数 | 2900MHz | 2800MHz | 2800MHz |
PCI Expressバージョン | PCIe 4.0×20 | PCIe 4.0×20 | PCIe 4.0×14 |
TDP | 65W | 65W | 65W |