価格は218,980(税込)です。【ASUS様より貸出提供】
PROART-RTX4080S-O16Gの詳細はこちら
「RTX4000 SUPERシリーズ」のラインナップは以下の通りです。
?「GeForce RTX 4080 SUPER」
発売日 1月31日
価格・・・999ドル
?「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」
発売日 1月24日
価格・・・799ドル
?「GeForce RTX 4070 SUPER」
発売日 1月17日
価格・・・599ドル
スペックを見てみます。
1. 今から始めるなら「RTX4080-S」がオススメ!
2. 「ProArt」というブランドが強く美しい!
3. 「PROART-RTX4080S-O16G」の特長
4. 開封の儀
5. 「PROART-RTX4080S-O16G」をチェックする
6. 換装の際の準備
7. ドライバをインストール
8. 使ってみた感想
9. 良かったところ
10. 残念な点、注意する点
11. 総評
12. 主な仕様
GPU | RTX 4080 SUPER | RTX4070 Ti SUPER | RTX4070 SUPER |
---|---|---|---|
コア数
|
10240 | 8448 | 7168 |
ベースクロック
|
2210 Mhz | 2210 Mhz | 1980 Mhz |
ブーストクロック
|
2550 MHz | 2550 MHz | 2480 MHz |
メモリ
|
16 GB | 16 GB | 12 GB |
メモリ種類
|
GDDR6X | GDDR6X | GDDR6X |
バス幅
|
256-bit | 256-bit | 192-bit |
メモリ帯域幅
|
736 GB/S | 672 GB/S | 504 GB/S |
TDP
|
320 W | 285 W | 220 W |
追記: 2024.11.08
「RTX 4070 Ti SUPER」の「TDP」を「385W」と誤って表記してしまいましたが、正しくは「285W」です。
大変申し訳ございませんでした。
今から始めるなら「RTX4080-S」がオススメ!
今から始めるなら「RTX4080-S」がオススメ!
「RTX4080-S」は、「RTX4080」と「RTX4090」の間を埋めるモデルです。
「RTX4070Ti」と「RTX4080」は既に販売終了となり、在庫がなくなり次第、販売も終了する予定です。
今回のモデルでは「SUPER」が採用され、主なターゲットは「4K」での「最高品質ゲーミング」と「生成系AI」です。
これは現在のトレンドに合わせたものです。
「RTX4090」は主に「クリエーター向け」ですが、「RTX4080-S」では「クリエーター」および「AI関連」の使用にも重点を置いています。
「コア」のアップグレードはありませんが、「SM数」が増加し、「ブーストクロック」も向上しています。
「TGP」が「320W」に固定されているため、強化には限界がありますが、「AD103ベース」のGPUは最高スペックを誇ります。
「ビデオメモリ」は「GDDR6X」の「23Gbps」を採用しており、「4K」などの高解像度では重要な役割を果たします。
性能面では、「RTX4080」と比較しても差はわずかで、「消費電力」も僅かに上昇していますが、その差はほとんど気になりません。
「SUPER」という名前にはやや物足りなさを感じるかもしれませんが、それでも「RTX4080」の上位バージョンとしての地位はキープしています。
性能向上の余地は限られていますが、「GeForce」の優位性と安定性は変わりません。
「ProArt」というブランドが美しく強い!
「ProArt」というブランドが美しく強い!
「ProArt」は、「美しさ」と「実用性」の完璧な融合です。
「ProArtブランド」は、クリエイターが作業に没頭し、最高の成果を生み出すために特別に設計されました。
その美しさは、見た目だけでなく、実用性にも根ざしています。
「ProArt」は、クリエイターが創作活動に集中できるように、さまざまな機能を提供しています。
特にディスプレイを使用する作業では、色の「正確性」が極めて重要です。
「ProArt」は、色の「再現性」と「正確性」を高めることで、クリエイターが作品の美しさを最大限に引き出すのを支援しています。
別の言い方をすれば、「ProArt」は「プロフェッショナリズム」と「アート」の完璧な融合です。
その設計は、クリエイターが最高の「表現力」と「効率性」を実現するために最適化されています。
「ProArt」を使用することで、クリエイティブな作業をより楽しく、効果的に行うことができます。
「ProArt」は「美しさ」と「実用性」の両方を兼ね備えた製品であり、クリエイターにとって理想的な作業環境を提供しています。
「PROART-RTX4080S-O16G」の特長
「PROART-RTX4080S-O16G」の特長
?NVIDIA Studio・・・RTXやAIが高速化を実現するクリエイター向けアプリ、独自のAIソフトウェア、卓越した創造性とパフォーマンスを実現するStudioドライバー
?NVIDIA Ada Lovelaceストリーミングマルチプロセッサ・・・最大2倍のパフォーマンスと電力効率を実現
?第4世代Tensorコア・・・DLSS 3でブルートフォースレンダリングと比較して最大4倍のパフォーマンスを実現
?第3世代RTコア・・・最大2倍のレイトレーシング性能
?OCモード・・・2640MHz (OCモード) / 2610MHz (デフォルトモード)
?Axial-techファン・・・旧世代よりエアフローの性能が21%向上しました。
?2.5スロット設計・・・優れた冷却性能を維持しながら、より高い互換性を実現
?デュアルボールファンベアリングは、一般的なスリーブベアリング設計よりも優れた耐久性を持ちます。
?Auto-Extreme精密自動製造により高い信頼性を実現
?GPU Tweak III・・・直感的なパフォーマンス調整、温度制御、システム監視を提供します。(ASUS社HPより引用)
開封の儀
開封の儀
1 x Collection Card
1 x Speedsetup Manual
1 x Adapter Cable (1 to 3)
1 x ProArt Graphics Card Holder
1 x ASUS Velcro Hook & Loop
1 x Thank you Card
外観
外観
「PROART-RTX4080S-O16G」をチェックする
「PROART-RTX4080S-O16G」をチェックする
ボディーカラーはブラックで、上品なシャンパンゴールドの印字が施されています。
近年のPCケースでは、ウォルナット無垢材を使用したものが増えており、そのデザインはブティックとの相性が抜群です。
金属製のクーラーカバーやメタルバックプレートは、外部からの衝撃やダスト、熱からPCを保護し、同時にユーザーに堅牢さと安心感を提供します。
ファンはデュアルボールファンベアリングを採用しており、スリーブベアリングや一般的なベアリングと比較して、安定した性能と長寿命を実現しています。
またデュアルボールファンベアリングは耐久性が高く、高温や高負荷下でも安定した冷却性能を実現し、静音性も高く、コンピューターや家電製品の冷却に広く採用されています。
次は冷却性能を見てみます。
「フィン」は「2.5スロット」に拡大し冷却性能を強化しました。
「バックプレート」の通気口が新たに設けられ排熱効果が高まりました。
通気口は単に開口部を広げるだけでなく、「PRO」のカッティングが施されており、遊び心と拘りのあるユニークなデザインに仕上がっています。
インターフェース周りを見てみます。
ブラケットにはステンレス製が採用されています。(通常はスチール製です)
「ディスプレイポート」が3つ、「HDMI」が1つ備えてます。
Armoury Crateダウンロードはこちら
またASUSのオーバークロックツール「GPU TWEAK III」を使えばワンタッチでオーバークロックを設定するほかメモリ周波数、電圧設定など細かな調整やモニターすることができます。
「UI」はシンプルで見やすいので直感的に操作することができます。
換装の際の準備
換装の際の準備
グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。
古いドライバ削除の詳しくはこちら!
ドライバをインストール
ドライバをインストール
グラフィックボードを換装したら「GeForce」ドライバをダウンロードしインストールします。
ダウンロードはこちら
「PROART-RTX4080S-O16G」のスコア検証
「PROART-RTX4080S-O16G」のスコア検証
【PCケース】「Fractal Design North Charcoal Black」
【CPU】INTEL社「Core i9-14900K」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】ASUS社「PROART-RTX4080S-O16G」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」
【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」
【Ver】GeForce 552.12
「Resizable BAR」は有効にしています。
GPU | RTX 4080 SUPER | RX7900XTX | RTX4070 Ti SUPER | RTX 4070 Ti | RTX 3090 |
---|---|---|---|---|---|
コア数
|
10240 | 6144 | 8448 | 7680 | 10496 |
ベースクロック
|
2210 Mhz | 2300 MHz | 2210 Mhz | 2310 MHz | 1400 MHz |
ブーストクロック
|
2550 MHz | 最大2500 MHz | 2550 MHz | 2610 MHz | 1700 MHz |
メモリ
|
16 GB | 24 GB | 16 GB | 12GB | 24 GB |
メモリ種類
|
GDDR6X | GDDR6 | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6X |
バス幅
|
256-bit | 384-bit | 256-bit | 192-bit | 384-bit |
メモリ帯域幅
|
736 GB/S | 960 GB/s | 672 GB/S | 504 GB/S | 936 GB/S |
TDP
|
320 W | 355 W | 385 W | 285 W | 350 W |
3D MARK
blender(V3.4.0)ー「GPU」
「フォースポークン」−「デフォルト設定」
「Call of Duty: Modern Warfare 2」−「デフォルト設定」
Horizon Zero Dawn−「デフォルト設定」 (7950X3Dにて検証)
「zombie army 4」−「デフォルト設定」
「アサシン クリード ヴァルハラ」−「デフォルト設定」
「ファークライ5」−「デフォルト設定」
ゴーストリコン・ブレイクポイント−「デフォルト設定」
ディビジョン2−「デフォルト設定」
SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」
strange brigade−「スケール150%」
トータルスコア・ゲームスコア(3D MARK、R23、blender-省略)
ゲーム中の消費電力(Watt)
高負荷時3DMARK 「FIRESTRIKE」(Temp)
使ってみた感想
使ってみた感想
このGPUは、長さ300mm、厚さ2.5スロットというコンパクトなサイズながら、驚くべき性能を持っています。
「4K」での「最高品質ゲーミング」を謳うだけの性能があります。
最近、私が夢中になっている重いゲーム「サイバーパンク2077」で、性能を試してみました。
検証時は「プリセットーウルトラ設定」にしています。
「サイバーパンク2077」にはベンチマークが用意されており、さっそく試してみました。
コンパクトなサイズにもかかわらず、冷却性能はかなり優れています。
また、ファンノイズも静かで、ゲーム中はほとんど気になりません。
バックプレートを触ってみると、かなり熱く感じましたが、サーモグラフィで確認すると、2.5スロットとは思えないほどの優れた冷却性能があります。
この性能なら、「ProArt仕様」の「RTX4090」にも期待が持てるほどの冷却性能を備えています。
良かったところ
良かったところ
?コンパクトなサイズと高い完成度・・・極小サイズのGPUでありながら、シンプルで美しいデザインと高い完成度を誇ります。
長さ300mmというコンパクトなサイズながら、驚くべきスペックを持っています。
?機能性と静音性・・・コンパクトなサイズでありながら、十分な処理能力を持ち、静音性も高いです。
microATXケースでも問題なく使用できます。
?処理速度・・・「ファクトリーオーバークロック」されており、高いベンチマークスコアを記録しています。
多くのアプリケーションやゲームで快適な使用が可能です。
?付属ソフト・・・「GPU TweaK III」を使用することで、「オーバークロック」などの設定が可能であり、便利な「OSD機能」も備えています。
?付属の支え棒が便利です。
支え棒はグラフィックボードを支えるだけでなく、反転すれば「マイナスドライバー」にもなるので、手間を省きグラフィックボードの取り外し作業に役立ちます。
? 「PROART-RTX4080S-O16G」の最大のメリットは、2.5スロットの薄さにもかかわらず驚異的な冷却性能を発揮することです。
ちなみに、NVIDIA社の純正モデル「Founders Edition」は厚みが3スロットです。
超小型PCケースに収めるには、「PROART-RTX4080S-O16G」がベストチョイスです。
?Adobe Creative Cloudの利用が、3か月間無料で提供されます。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
?インテル社CPU「Core i9 14900K」との相性が悪いことが判明しました。
具体的な症状としては、「Horizon Zero Dawn」を起動する際にロード中に突然「強制終了する」というトラブルが発生しました。
多くの報告によれば、原因は「RTX4080S」ではなく「14900K」にあるとされています。
「GeForceドライバ」を最新版に更新したり、少し古いバージョンのドライバを試してみても解決しませんでした。
さらに、BIOS設定で「電圧」「クロック」「メモリクロック」などを調整しても、状況が改善されませんでした。
最終的に、ASUSの「X670EIマザーボード / 7950X3D」の構成で試したところ、問題なく起動できたため、「14900K」が原因である可能性が高いと結論づけました。
したがって、「14900K」と「PROART-RTX4080S-O16G」の組み合わせでは、一部のアプリが正常に起動しない可能性があるため、注意が必要です。
追記:2024.05.24
最近、インテルの第13・14世代デスクトップCPU「14900K(S)」および「13900K(S)」に関する不具合や内部損傷の報告が多数寄せられています。
もしお時間がありましたら、一度ご確認いただけると幸いです。
これらの情報が皆様の参考になればと思います。
【ゲームが直った?!】インテル社 第13・14世代CPU向け「Intel Baseline Profile」を試してみた!
?「12VHPWR」PCIeコネクターが必須です。
予算が許されるのであれば最新「ATX3.0電源ユニット」の導入をオススメします。
「12VHPWR」が1本で接続できます。
総評
総評
今回初めて「ProArtブランド」の製品を取り扱いましたが、筆者が最も気に入った点は、異なるGPUの性能差が大きく開いていても、サイズが統一されていることです。
この一貫性が印象的でした。
例えば、現在のラインナップを並べてみます。
?PROART-RTX4080S-O16G: 300x120x50 mm
?PROART-RTX4070S-O12G: 300x120x50 mm
?PROART-RTX4060TI-O16G: 300x120x50 mm
?PROART-RTX4060-O8G: 300x120x50 mm
グラフィックボードが強力になるにつれ、サイズが肥大化する傾向があり、従来のPCケースに収まらなくなるという問題が発生します。
しかし、「ProArtブランド」ではこの問題を回避できるため、非常にありがたいです。
そのため、コンパクトなサイズと高いパフォーマンスを兼ね備えた「ProArt GeForce RTX 4080 SUPER」は、小型ケースをお探しの方や、コンパクトなデザインを好む方には最適な選択肢です。
価格は他のモデルと比較してやや高めですが、その性能とデザインから見れば、十分に価値のあるグラフィックボードと言えるでしょう。
お目通し戴き、ありがとうございました。
AD: N.K
★「ProArtシリーズ」のE-ATX PCケース「 ProArt PA602 」も、ご一緒にいかがですか?
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主な仕様
主な仕様
サイズ-300x120x50 mm