【斬りまくれ!】PlayStation PC「Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT」のベンチマークをレビュー

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「Ghost of Tsushima」の価格はSTEAMにて7,590円で発売中です。

プラットフォームはPC版(STEAM)になります。

このレビューでは、ストーリーは一切省略し、「ベンチマーク」にフォーカスしています。

今回のベンチマークは、「最新グラフィックボード」を使って「4K解像度」で行いました。

「Ghost of Tsushima」に興味がある方にとって、このレビューが参考になれば幸いです。

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システム要件


推奨 最低

OS・・・Windows 11 64-bit / Windows 10 (64bit必須)

プロセッサー・・・ Intel Core i5-8600 / Intel Core i3-7100

Ryzen 5 3600 / Ryzen 3 1200

メモリー・・・ 16 GB / 8 GB

グラフィック・・・ NVIDIA GeForce RTX 2060 / NVIDIA GeForce GTX 960

AMD Radeon RX 5600 XT / AMD Radeon 5500XT

ストレージ・・・ 75 GB 利用可能

ゲーム画面


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デフォルト設定ではHUDが非表示ですが、オプションで表示(字幕など)に変更することも可能です。

ただ、非表示にすると視界が広がり、ゲームの世界に没入しやすくなります。

その結果、より臨場感あふれる体験が得られるでしょう。

また、道しるべは常時表示されませんが、ボタン操作で風の向きを確認でき、それに従って進むことで迷わずにストーリーを進めることができます。

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これに従えば迷うことなくストーリーを進められます。

画質設定


?ウルトラワイド対応「21:9」

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ウルトラワイドモニターを使用してプレイすると、通常の16:9のモニターでは得られない没入感を楽しむことができます。

?画質プリセットは5段階で調整可能です。 

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?アップスケーリング対応(DLSS、FSR)

アップスケーリング技術(DLSS、FSR)は、ゲームプレイ中のリアルタイムのグラフィックス処理において、高品質な画像を実現しつつ、パフォーマンスを向上させることができます。

ここで、アップスケーリング(DLSS)の違いを見てみます。

囲んだ枠を拡大して違いを見てみます。(ネイティブ)

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上「ネイティブ」、囲んだ枠をさらに拡大して違いを見てみます。

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下「DLSS・オン」

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「DLSS・オン」にすると、火の灯りがフィルターをかけたように少し霞んで見えるのがわかります。

一方、「ネイティブ」では画面全体がクリアで、奥行きや遠近感がしっかりと感じられます。

もう一つの例として、提灯の柵を見てみます。

上「ネイティブ」

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下「DLSS・オン」

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「ネイティブ」では提灯の柵がはっきりと映りますが、「DLSS・オン」では柵の部分が少し単調に見えます。

これらの違いを見て、アップスケーリング技術がどのように画質やパフォーマンスに影響を与えるかを実感していただけると思います。

ベンチマークスコア検証


PC構成

【PCケース】「Fractal Design North Charcoal Black」

【CPU】INTEL社「Core i9-14900K(PL1=125W PL2=253W)」

【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」

【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」

【GPU】NVIDIA社「 Founders Edition「NVIDIA GeForce RTX 4090」

【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」

【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」

【Ver】GeForce 552.44

「Resizable BAR」は有効にしています。

検証時は「プリセットー非常に高い」に設定しています。

フレームレートを測定するためには、ゲーム中に「CapFrameX」を使用します。

冒頭から「90秒」かけて、まっすぐに進んでいきます。  

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フレームレート(4K、WQHD、FHD)

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「RTX 4090」でプレイすると「ネイティブ4K」で「94fps」と少し低めに感じるかもしれませんが、実際のプレイでは重さを全く感じさせないほどスムーズに動作します。

さらに「DLSS」を活用するとフレームレートが約70%も向上し、驚くほど快適なプレイが可能になります。

「WQHD」や「FHD」では画質を優先させてもフレームレートが十分に高いため、「ネイティブ」でのプレイをオススメします。

「RTX 4070S」では「ネイティブ4K」で少し重さを感じることがありますが、「DLSS」を使うとフレームレートが約60%向上し、かなり軽快に動作します。

「RX 7800XT」の場合、「ネイティブ」では「RTX 4070S」と同等のスコアですが、「FSR 3.0」を利用するとフレームレートがほぼ2倍に向上します。

「RADEONベース」は「PlayStationタイトル」との相性が良いとされていますが、ここまでフレームレートが伸びるのは驚きです。

「RTX 4060Ti」はエントリークラスにも関わらず、ネイティブで「4K60fps」をキープします。

ただし、「ビデオメモリ」が「8GB」と少ない影響で「DLSS」ではあまり伸びが期待できません。

「ネイティブ4K」で「RTX 4070Ti」と「RX 7800XT」が「RTX 4060Ti」と大差ないのは少し残念ですが、最適化次第でこれらのグラフィックボードがもっと伸びることを期待したいです。

プレイ感想


映像美は圧倒的で、対馬の風景がより美しく描かれています。

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高精細なグラフィックは、プレイヤーをさらに深くゲームの世界に引き込みます。

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火の照り返しや鎧などの質感の再現も見事で、リアルさが際立ちます。

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物語の冒頭から、疾走感あふれるイベントが続き、絶対に面白いと感じさせるシーンが満載です。

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特にムービーでは、キャラクターの顔が驚くほどリアルであり、それでいてリアルすぎるほどのリアリティがあります。

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ステルスなイベントも多く、緊張感のあるシーンから激しいシーンまで、ゲームの面白さのバランスが絶妙に保たれています。

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サウンド面では、オーディオがより立体的に強化されています。

例えば、キャラクターが話している方向に背を向けると声が聞こえにくくなるといった細かな表現が追加されており、音の定位が一層リアルになっています。

専用コントローラーによる「ハプティックフィードバック」が実装されており、触覚フィードバックがよりリアルに感じられます。

良かったところ


? 動作が軽い・・・エントリークラスの「RTX 4060Ti」からハイエンドの「RTX 4090」まで、幅広いハードウェアで快適にプレイできます。

特に、「RTX 4070S」や「RX 7800XT」で「アップスケーリング」を使用すると、さらに高フレームレートでのプレイが可能です。

この柔軟性は、多くのPCゲーマーにとって非常に嬉しいポイントです。

? 読み込みが速い・・・初回起動時の「シェーダーコンパイル」は1分程度で完了し、一度コンパイルが終われば、その後の起動時には数秒で済みます。

チェックポイントからの再開も1〜2秒程度で済むので、プレイヤーが斬られてもストレスなく何度でもチャレンジできます。

残念な点、注意する点


? 会話やムービーのスキップ不可・・・会話やムービーをスキップできないため、特に再プレイ時にはストレスが溜まります。

PS4版をプレイ済みのプレイヤーにとって、強制的に見せられることでテンポが悪く感じるかもしれません。

? 操作性の問題・・・目的地を風で示すシステムが操作しづらいです。

コントローラーの場合、移動しながら十字キー右と右スティック上を同時に操作するのが難しく、ゲームのプレイに影響します。

もっと直感的な操作方法があれば、より快適にプレイできるでしょう。

? フレーム生成設定の不具合・・・フレーム生成を有効にすると、ゲームが黒い画面のままフリーズしたりクラッシュする問題があります。

リリースして間もないため、アップデートによる改善を待ちましょう。

この点が早急に解決されることを期待しています。

?アップスケーリングによる問題・・・「DLSS」や「FSR」などの「アップスケーリング機能」を使うと、火の照り返しのクリア感が損なわれ、画面全体がオレンジ色に霞んでしまいます。

筆者個人的には、動作が軽いため「ネイティブ」をオススメします。

総評


「Ghost of Tsushima Director’s Cut」は、驚異的なグラフィック性能と臨場感あふれるサウンドが、プレイヤーの没入感を極限まで高めています。

対馬の風景は息をのむ美しさで描かれ、サウンドはゲームの質を一層高め、時間を忘れるほど没頭させます。

このゲームは、映像美と音響の両面で、プレイヤーをその世界に完全に引き込む作品と言えるでしょう。

しかし、会話やムービーをスキップできない点や操作性の問題、フレーム生成設定の不具合など、改善すべき点も存在します。

バグ修正とアップデートの待ちながらプレイすることが賢明かもしれません。

それでも、和風の世界観や物語の深さを楽しみたい方には是非オススメしたい作品です。 


お目通し戴き、ありがとうございました。

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2024年05月23日

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