また、ゲーミングフォンというと、2003年発売のNokiaのN-Gagaeとか、スマートフォンにゲームコントローラーを内蔵させたソニーのXperia Playとか、結果的には残念だったガジェットと断言してもいい。特にゲーマー向けじゃなく、スマートフォンナード向けの端末そのもの、多様なニーズを求めている消費者を認めてくれると考えます。
4月13日、中国スマホメーカーXiaomiが出資するBlack Shark Technology(黒?科技)から、 xiaomiゲーミングスマホ 「Black Shark」が発表されました。19日、ZTE nubiaも「nubia Red Magic」ゲーミングスマートフォンが発表。
今日はまず「Black Shark」のスペックと特徴をチェックしましょう。
ただの「ゲーミングスマートフォン」を謳うだけあって、Black Sharkのスペックはトップエンドそのもの。プロセッサはSnapdragon 845、RAMは6GB/8GB、内蔵ストレージは64GB/128GBで、HDR対応の5.99インチ/2160×1080ドット/アス比18:9の液晶ディスプレイを搭載しています。搭載バッテリーは4000mAhと大容量で、外部端子としてはUSB Type-Cが採用されています。なお、ヘッドホンジャックやmicroSDカードスロットは搭載されていないようです。
そして内部には「液冷システム」を謳う、ヒートパイプによる冷却システムを搭載。ノートパソコンなどではおなじみの冷却システムですが、これにより最大8℃まで温度を下げることができるとしています。
さらに、周辺機器としてディスプレイ上部に装着するアナログスティック搭載のコントローラが同梱。しかし片手だけで操作するBlack Sharkのコントローラーは、もっと手軽な操作体系を実現するために用意されているようです。
なお、市場にはすでに同じようなコンセプトのゲーミングスマートフォンとして、周辺機器メーカー「Razer」がリリースしたAndroidスマートフォン「Razer Phone」が存在します。こちらはプロセッサにSnapdragon 835、RAMは8GB、120Hz駆動の液晶ディスプレイを搭載。699ドル(約7万5000円)で販売されています。
Black Sharkは中国市場にて、RAM 8GB/内蔵ストレージ 128GBモデルが3499元(約6万円)、RAM 6GB/内蔵ストレージ 64GBモデルが2999元(約5万1000円)で販売予定。残念ながら日本を含むグローバル市場でのローンチ予定については不明となり、通販サイトを経由して予定することだけが可能です。
ちなみに海外通販大手Banggood(バングッド)にはすでにこの Xiaomi Black Shark スマホの販売ページが出て、気に入ればさっそくチェック。現時点で最上位の8+128GBモデルは709.99ドル(約78299円)となっています。
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