風邪に罹ると新型コロナに罹りにくくなる?
風邪と新型コロナとの間にどのような関係があるのでしょうか?
すでに広く知られているように、新型コロナは年齢が高くなるほど重症化しやすくなります。
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日本でも同様に、新型コロナ患者は60代以上から致死率が高くなり80歳以上では致死率は 17.5% と非常に高くなっています。
なぜ高齢になるほど新型コロナに感染した際に重症化しやすくなるのでしょうか?
「高齢者は抵抗力が弱くなるから当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、他のウイルス性呼吸器感染症では必ずしも高齢者だけがハイリスクとは限りません。
小児、特に 2歳未満は季節性インフルエンザで重症化するリスクが高い と言われています。
「スペインかぜ」は、高齢者だけでなく、小児、そして20代〜30代の若者で死亡者が多かったと言われています。
必ずしも高齢者だけがウイルス性呼吸器感染症のハイリスクとは限らず、 高齢者だけがハイリスクであることは新型コロナの大きな特徴 と言えます。
さて、大人になるとだんだん風邪をひきにくくなる気がしませんか?
その実感は間違っておらず、実際に年を経るごとに風邪をひく回数は減っていきます。
つまり子どもたちはしょっちゅう風邪を引いており(年5,6回)、その中にはヒトコロナウイルスによる風邪もおそらく含まれているのです。
ここで「ヒトコロナウイルスに感染していると、同じコロナウイルスである新型コロナウイルスに罹りにくくなるのではないか」という仮説が浮かび上がってくるわけです。
風邪をひくと新型コロナに罹りにくいかもしれない
そんな中、風邪を引いた人は新型コロナに感染しにくいかもしれない、という研究が報告されました。
↓ 記事はこちら ↓
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20201031-00205704/
※風邪にかかって治って免疫が体に残っている人は交差免役で新型コロナにかかりにくくなるのでは?というお話です。(風邪によくかかっている子供は免疫があるからかかりにくいというはなし)
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