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2014年09月16日
地球温暖化
(温室効果ガスは本来、地球の安定した気温の維持に寄与しているが、過剰になっているため問題となる。)
・温室効果ガスとして二酸化炭素、メタン、フロン類などがあげられる。
(硫黄酸化物や揮発性有機化合物は含まれない。)
・温室効果ガスのうち、二酸化炭素は大気中の濃度が高く排出量が多いため、地球温暖化への影響が最も大きい。
(全体の95%を占めている。)
・現在の地球表面の平均温度は15℃前後に保たれているが、温室効果ガスが全く存在しない場合は−20℃にまで下がるといわれている。
・今後、世界が高い経済成長を持続し、化石燃料を消費し続けると、二酸化炭素の濃度は2100年には600ppm以上に増加し、平均気温は最大6.4℃上昇すると予測されている。
・二酸化炭素濃度は産業革命以降の化石燃料の大量消費により増加してきた。
(65万年前〜18世紀頃までは大きな変化はなかった。)
・産業革命以降は二酸化炭素だけでなくメタンの濃度も上昇している。
(産業革命〜現在でおよそ2倍)
・IPCC第4次評価報告書は、「気候システムに温暖化が起こっているが、20世紀半ば以降の世界気温の上昇は、人間活動による温室効果ガス増加が原因であるかの可能性が非常に高い」と報告している。
・IPCC第4次評価報告書では、21世紀末の平均気温上昇は、20世紀末と比較して、環境保全と経済成長が両立した社会では平均約1.8℃上昇すると報告している。また、化石燃料を重視し経済発展を実現する社会では4℃上昇すると報告している。
(環境保全と経済成長が両立した社会 → 持続的発展型社会)
・2006年に発表された「スターンレビュー」では、早急に断固とした温暖化対策を取ることが対策をしなかった場合に比べて、経済的損失を大幅に軽減できるとの報告をしている。
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