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2014年09月08日
四大公害病
・日本における公害問題は第2次世界大戦以前にも発生しており、明治時代には発生していた。
(明治時代n殖産興業政策による工業の発展)
・4大公害病とは、水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市喘息である。
四日市喘息以外は工場や鉱山からの排水による水質汚濁が原因である。(水俣病・新潟水俣病:メチル水銀 イタイイタイ病:カドミウム)
・四日市喘息は石油コンビナートから排出される排ガス中の硫黄酸化物が原因である。
・日本各地で発生した公害問題に対応するため、1967年に「公害対策基本法」が制定された。しかし、その後の環境問題の質の変化に対応するために1993年に「環境基本法」が制定され、公害対策基本法は廃止となった。
(公害レベル→地球環境問題レベル)
・1970年の臨時国会は「公害国会」と呼ばれ、公害関連法令の抜本的な整備が行われた。
(公害対策基本法、大気汚染防止法、水質汚濁防止法などの改定案)
・公害対策から自然保護対策までを含めた環境行政を総合的に推進するために、1971年環境庁が設置され、現在の環境省に引き継がれている。
・世界が地球環境問題の関心を持ち始め、環境保全のための国際的な取り組みが本格化した。
そのきっかけは1972年にローマクラブが発表した「成長の限界」、同年にストックホルムで開催された「国連人間環境会議」である。
(成長の限界:資源の有限性 国連人間環境会議:環境問題について世界初の政府間会合)
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