長期化する金融引き締めに加え、学生ローンの返済再開が米経済の重しとなっているもよう。日本株にも警戒感は波及しており、バリュー(割安)株を中心に上値を抑えられるケースが目立ってきた。
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<エヌビディア決算、生成AIなど注目>
こうした中で、来週も米金利の低下やFRBの早期の利下げ転換への期待を映した物色動向が継続する可能性がある。
半導体セクターに関しては、象徴的な東京エレクトロン <8035> が上場来高値圏で推移しているほか、KOKUSAI ELECTRIC <6525> (プライム)(電気機器)もIPO(新規上場)後のピーク株価を今週更新した。16日には米半導体製造装置大手のアプライド・マテリアルズ(AMAT)が、市場予想を上回る業績見通し(来年1月までの3カ月)を打ち出している。
来週は21日に米エヌビディアの四半期決算の発表があり、生成AI(人工知能)向けをはじめとする半導体需要の動向が示される。良好な結果となれば、アドバンテスト <6857> や東京精密 <7729> 、TOWA <6315> 、レーザーテック <6920> 、ソシオネクスト <6526> なども含めて、関連銘柄への物色機運が一段と高まるだろう。
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また、24日は米国のブラックフライデーに当たり、減速感のある消費が再び押し上げられるかが注目される。日経平均の予想レンジは3万3000−3万4000円とする。日本は23日が祝日のため、飛び石で4日営業日の変則日程となる。21日には前回FOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録も公表される。
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