イタリアでチーズの王様といえばパルミジャーノ・レッジャーノです
昔の著名人も好きだったといいます
ボッカチオは「デカメロン」に記載しています、他にもモリエール、ダランベールなどが豊かな味わいと風味を絶賛していたそうです
パルミジャーノ・レッジャーノは絞りたての牛乳をゆっくりと長い時間をかけて熟成させた中脂肪性の加熱型ハードタイプです
完成すると24キロもの巨大な塊になります、そして厳しいチェックに合格すると焼印が押され出荷になります
あまりクセが少ないチーズなのであまり嫌いな人はいないと思います、売ってあるのはもう粉になっているのが多いですが、レストランなんかでは塊を必ず使うときに削るようにしてますね、そうしないと風味がなくなってしまうからです
ただ、本当の大きい塊のままを見た人は少ないと思いますが、あれを半分に切るのだけでも大変です
まず、包丁が入っていかないのと横にして切るので転がっていきます
なので、足で支えたりして少し切っては転がしまた切っては転がしと半分に切るだけでも大仕事です、半分に切った塊をさらに細かくしてようやく食卓に出てきます
でも、それだけ苦労しても切りたては格別に美味しいです、普段の数倍の香りと風味が漂いなかなかチーズだけで食べるのはないんですが、切りたてはそれだけで美味しいです
基本的には切ってしばらく経ったものを粉チーズにするみたいですね
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