早速ですがタイトル通りネック管理について。
私が今メインで使っているフルアコはベネディット製のBRAVOなのですが
6弦から、 58.46.36.28.18.14でセットアップしました。
様々なゲージや弦の種類を試していくうちに、やはり太い弦特有のコシが病みつきになり恐る恐る交換。
以後、毎日様子を見ながらケアしてきましたが、
結果、全くネックは動かずに健全そのもので1年半を経過しています。
(太いゲージを張り替える際に若干のネック調整をしました、順反り気味にセットし弦のテンションで真っ直ぐに持っていくようなセッティングに)
巷でよく言われてるように、太い弦を張ることに抵抗がある方や
ネック管理に自信がない方など、いろいろ質問もお受けすることが多いですが
結果として、毎日ギターを1−2時間弾かれるような方はそもそもギターへの関心が高い方も多く
ネック管理もできれば全く問題ないということです。
ではネック管理、ケアとは具体的に何か?
実際のところオーナーが出来るケアといってもあまり多くはなく
1.弦を緩めてネックをテンションから解放してあげてたまに休めてあげる
2.湿度の高い雨季などはしっかりと湿度対策をする(エアコン、除湿機等)
3.基本的にネックは動くものだという認識をする
(絶対に反らないネックは基本的にないと思います。特殊なギターなど例外除く)
4.運搬時に収納するギターケース内の湿度対策として乾燥剤などを使う
基本的な事ができる方なら問題なく太いゲージでも運用できると思います。
一番個人的に気をつかったのが梅雨の時期のネック管理はかなり気をつかいました。
1日弾かない日ができそうな時はしっかり弦を緩め、かつネックから吊るすタイプのスタンドで保管したり等。
やはり太いゲージ特有のあのコシのあるサウンドは弾きこなせると癖になるものです。
指先に必要以上のプレッシャーがかかり、無駄な力が入ってしまうなど導入までに演奏面で気を使う用素もありますが、大体海外の有名どころのギタリストは太いゲージの方が多いですよね。
もちろん細めにセットアップしているギタリストもたくさんいます。
ゲージについては好みですが、『太い弦を張るとネックが折れそうで心配』と思いの方のほとんどは
毎日ギターを弾かない 方も多いと思います。
太いゲージを勧めているわけではありません。
ゲージが太いとギターへの負担も大きくなりますが、体への負担も大きくなります。
ですがご自分のギターと向き合ういいきっかけになるかもしれません。
ご自身のギターが持つ新しいサウンド、ポテンシャルを発見出来るかもしれませんね。
【このカテゴリーの最新記事】