その日の夜もデッキに出てみた。船は闇夜の中を白波をたてて、すべるように進んでいた。
遠くに灯台の灯りが「ピカッ!・・・ピカッ!」と光っているのが見えた。
「あれは・・どこの岬だろう?・・」などと、心の中でつぶやいていた。
「ずいぶん遠くに来たんだなあ・・」と改めて考えていた。やはり、船旅というのは、それなりの
良さがあると思います。
そして、いよいよ翌朝2等船室にアナウンスがあった。
「皆様ぁ〜、おはようございます。船長の◯◯です。
間もなく当船は与論島の沖合を通過いたします。
海の色も空気も次第に南国めいてまいりました。
幸い天気も良く陽の光も暖かく感じられます。
どうぞ、よろしければデッキへ方へお越しになりご覧下さい。」
そう言われてみれば、さっきから2等船室の空調は冷房が効いて来たように感じてた。
デッキに上がると、昨日と打って変わって眩しい位に明るく、海の色がみどりがかって、
包み込まれる様な生あったかさの空気を感じた。
私は、舳先に向かった。「もう沖縄はこの先に見えてくるはずだ!!」
かねてからの「未知の島」が、やっとこの眼で確かめられるんだ。
急激に気持ちが高ぶってきたのを覚えています。
・・・「あ!」「もしかして、・・何か見えて来た・・」遂にその時が来た様です。
そうです、沖縄本島の北部の突端が目の前に悠々と私の眼に焼き付きだしたのです。
右から左へと「やんばる」の、その鬱蒼とした原生林が「正に悠々と・・・」
私の口は半開きのまま、ポカーンと見入るだけでした。
さてさて、続きはまたのお楽しみ!
次回もよろしく!
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