このうちの1件の対象となるのは、トヨタの「ノア」と「ヴォクシー」、それに「クラウン」やレクサスの「LS460」など17の車種、合わせて86万台余りです。
製造期間は、車種によって異なりますが、平成18年2月からおととし4月までです。
国土交通省によりますと、これらの車では、ブレーキの部品の形に不具合があり、ブレーキ液が漏れて、ブレーキが効きにくくなるおそれがあるほか、燃料が通る配管と別の部品のつなぎ目の不具合で、燃料が漏れるおそれがあるということです。
もう1件の対象となるのは、トヨタの「オーリス」と「カローラルミオン」の合わせておよそ18万9000台で、製造期間は、車種によって異なりますが、平成18年10月から今月1日までです。
国土交通省によりますと、これらの車では、燃料タンクに取り付けられた部品の強度が不足しているため、燃料が漏れるおそれがあるということです。
トヨタは、16日から全国の販売店で部品の交換などに無料で応じることにしています。
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