スマートフォン全盛の時代。家族が、場合によっては個人が、スマートフォンやタブレットなど複数台のモバイル通信端末を所持することが珍しくなくなりつつある。こうした背景を受けて、NTTドコモは2014年6月1日より新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の提供を開始した。
同プランは、2年間の継続利用を前提に月額定額2,700円で国内通話が話し放題となる「カケホーダイプラン」と、ユーザーが選択したパケット通信のデータ量を最大10人で分け合える「パケあえる」を骨子として提供するもの。ともに画期的なサービス内容だったため、発表当時はメディアでも驚きとともに大きく取り上げられた。その後、他社が同様のプランで追随したのは周知の通りだ。
今回、他社に先駆け提供開始したドコモが4カ月で1000万契約を超えるユーザーが「カケホーダイ&パケあえる」を契約していることを明らかにした。このことから、この新たなタイプの料金プランが多くのユーザーに認知され、選択されていると考えてよいだろう。
なおドコモでは、このほかにも、長期利用者を優遇する「ずっとドコモ割」、25歳以下の若者を優遇する「U25割」などの割引施策を提供することで、多様化する家族のライフスタイルに寄り添ったプランを実現している。「おもてなし度 No.1」を標榜する同社が、今後どのような"おもてなし視点"の改革をしていくか引き続き注目したい。
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