その一方で注目の的となっているのが「iPod」だ。というのも、今年9月の段階で、アップルのオンラインストアから「iPod classic」がひっそりと姿を消していたのだ。正式なインフォメーションはないが、事実上の生産終了と見られ、今後、他のiPodシリーズについても、同様にフェードアウトしていくのではないかとの見方が強まっている。
そんなiPodシリーズの分岐点になると予想されているのが、16日の発表会だ。ツイッターでは、
「16日のイベントで新型iPod touchでなかったら、シリーズの危機っぽいよね」
「そういえばAppleの発表会は16日に正式に決定したんだね!
MacとiPadに注目が集まる中、わたしが期待してるのはiPod touch!
もし今回発表が無かったらiPodシリーズは終了な気がしてしまう…」
などと、今回新機種の発表がなければ、そのままiPodシリーズが終わってしまうという予想が多い。
たしかにiPhoneやiPadで音楽も動画も再生できるため、iPodの存在感が薄くなっているのは事実。しかし、今なお愛用しているというユーザーも多く、
「(編集部補足:iPodが)iPhoneのサブ機として大活躍中なだけに新型でないのは痛い。iPadminiじゃあデカ過ぎて邪魔だから代わりにならん」
「仮にそうなったら(編集部註:iPodシリーズが生産終了したら)困る…。このツイートもipodtouchからやってるのに…」
と、不安な気持ちを吐露している。
そんななか、一部のネット系メディアでは16日の発表会でiPod touchの新製品がサプライズ発表されるとの噂も浮上。ツイッターでは、
「10月16日に向けてipod touch 6thの噂がちらほら。これは期待していい?」
「ハイレゾ対応iPodこい……!」
「頼むから10月16日に新iPodも発表してくれ」
など、新型iPodに対する期待も高まっている。
スマートフォンにその役割を奪われつつあるiPodだが、まだまだその人気は健在といえそうだ。
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