時間の無駄使いにも良い面はあります。休憩をとり、気晴らしに没頭することで、心身をリフレッシュできます。全体で見れば生産性もアップします。数々の研究がそのことを証明しています。
問題は休憩時間にあるのではありません。真の問題は、自分でも気づいていない行動の中にあります。あなたは、会社にも自分にも利益にならないことに多くの時間を費やしています。その結果、あなたの精神的なリソースは枯渇し、生産性は低下、最後には燃え尽きてしまうでしょう。
では、重要そうに見えて、実際には価値の無い行動とはどのようなものでしょうか? 以下、よくあるパターン15を紹介します。1. 四六時中メールをチェックしている
ぱっと見てさっと返信するだけなので、あまり影響はない? いえいえ。メールをチェックするたびに、タスクへの集中力が途切れ、再度集中するまでにかなり時間がかかることに気づいてください。四六時中メールをチェックするのをやめ、メール処理の時間をスケジュールしておきましょう。
2. わざわざメールを使う
ランチや会議の時間を決めるのに、20分間もメールをやりとりする必要がありますか? 電話を1本かけるほうが、よぽど時間の節約になります。
3. 何にでもテクノロジーを使おうとする
たしかに、最新のガジェットやアプリはあなたの生活を楽にしてくれます。しかし、紙と鉛筆で済むことを、わざわざ最新のテクノロジーでやろうとして、時間を浪費しているケースが多々あります。
4. 自動化できるのにしない
同じことを何度も何度も繰り返すなら、毎回イチからやるのは時間の無駄です。テンプレートをつくったり、処理を自動化して、効率化を計ってください。
5. フレンドリーになりすぎる
用がある人のために、自分のドアを開け放っておくことは素晴らしい姿勢です。オフィスで最もフレンドリーな人間でいられるでしょう。しかし、2秒おきに邪魔が入るのを許していては、形を変えた先延ばしではないでしょうか。もう少し境界線をはっきりさせても誰も怒らないはずです。
6. アイデアを捕まえるシステムがない
最近思いついた素晴らしいアイデアはどこに書き留めてありますか? 机の上に散らばっている紙きれのどこかに、が答えなら、あなたは時間を浪費しています。インスピレーションを捕まえ、記録し、必要なときに引き出せるシステムが必要です。
7. 同じ争いを何度も繰り返している
ときに、私たちは本当に、互いに意見が違うことをただ認め、立ち去る必要があります。
8. ジャンクフードを食べる
上がったものは下がります。甘いものを食べて一時的に興奮しても、いずれはつけを払うことになります。後からやってくる疲労や消化不良により、全体の生産性はむしろ低下します。
9. 会議を断らない
これは、企業文化によっては難しいかもしれません。しかし、可能であるなら、あなたがその会議に出席する意味が本当にあるのかを再検討してください。招かれたからといって、絶対に出席せねばならないとは限りません。
10. 通勤時間
これは時として避けられないものです。しかし、本当に通勤時間を節約する方法はありませんか? ラッシュアワーを避けて通勤するのは不可能なのでしょうか? 状況を改善するチャンスが少しでもあるなら、妥協してはいけません。
11.見た目を気にしすぎる
他者からの印象は、ビジネスの成功にも大きな影響を与えます。しかし、スポーツジムに行くのに、フルメイクアップする必要はないでしょう。新しいリサイクル・ルールを書き留めるのにフォントを気にする必要もありません。
12. 一時しのぎをする
1週間以内にダメになるような一時しのぎでは、時間の節約はできません。きちんと解決することに時間を使いましょう。
13. 「正しい時」を待っている
気分が乗るまでToDoタスクを先延ばししているか、「ベストタイミング」が来るのを待っているなら、本当にそれを待つ必要があるのか、それとも単に行動に移すのが怖くて言い訳言い訳をしているだけなのか、よく考えてみてください。
14. 書類が山積み
きちんとファイリングするか、廃棄しましょう。書類を山積みにしておけば、時間が経てば経つほど探すのが大変になります。
15. スマホ中毒
これが時間の浪費なのは明確です。しかし、つい食事の写真を撮ったり、FacebookやTwitterをチェックするのに時間を費やしています。スマートフォン中毒をやめれば、どれほどの時間が生まれるか、きっと驚くことでしょう。
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