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2014年10月22日

紅白当確? 松たか子「ありのまま」の歌声に不安



 今月10日、例年より早く司会者が発表となり、いよいよ出場者発表を待つばかりとなった紅白。最大の関心事は「Let It Go〜ありのままで〜」を松が生出演で歌うかどうか、だ。

 ある音楽関係者は「一部で『100%出場』と報じたように、NHK側はあの手この手を使っても出したいところでしょう。それこそ、今後の大河を含めたドラマの出演だってバーターの材料としていくでしょうし、意地とプライドを持って口説きにかかるでしょう。松さんだって、個人事務所となった今では、今後のNHKとの関係を考えれば、むげに断れないところですからね」。

 さらに、「ディズニー側も続編を検討しているとなれば、年末にもう一つ盛り上がりが欲しいところ。その辺りからのプッシュがあってもおかしくない」とは映画関係者だ。これらの話を総合すれば「まだ確定とまではいえないまでも、出演する可能性は十分にある」というのが大方の見方だ。

 ただ気がかりなのは、国民の期待度が異常に高くなっていること。

「これまで望まれながらも生出演で歌ってこなかった。しかも触れ込みは国際的に歌声が評価されたということですから、多くの人が、松に対してかなりの美声で歌ってもらえる、さぞ美しい“ありのままで”が聞けるはずと期待が膨らんでいることです。当然、それにこたえられるだけのステージを見せられればいいんですが…」とはあるレコード会社関係者。

 今年の紅白は「歌おう。おおみそかは全員参加で!」をテーマにしている。紅白では当たり前だが、このテーマだけに、当然、生歌勝負となる。

「松クラスの女優になるとミュージカルの出演話も出てくるので、常にボイストレーニングにも通っているようだ。だから、いざ歌ってみたらドン引き…なんてことはないでしょうが、視聴者はCD音源ばかり耳にしているために、実際の歌声に『こんなもの?』という評価になってしまいがち」と同関係者。

 つまり、CD制作の際に使えるハイテク音響機器なしに、それこそ“ありのまま”歌わなければならないことに、関係者は「松は大丈夫?」と不安を抱いているわけだ。見事に歌い切れれば歌手としての地位はよりアップするが、ヘタをすれば紅白に出たばっかりに評価が急降下する可能性もある。ある意味“ギャンブル”だが、勝てるか?
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