発表によりますと、日清フーズは来年1月5日の出荷分から国内で製造している家庭用のパスタをおよそ5%から8%、業務用のパスタをおよそ9%から13%それぞれ値上げします。
対象となる品目数は、家庭用で35品目、業務用で29品目で、このうち家庭用の主な商品では「マ・マースパゲッティ300グラム」が税抜き価格で現在の218円から234円に、「マ・マー早ゆでマカロニシリーズ」が、現在の142円から151円にそれぞれ値上げされるということです。
「日清フーズ」が国産のパスタを値上げするのは、3年前の平成23年7月以来です。
今回の値上げについて、会社側は輸入しているパスタの原料「デュラム小麦」の国際相場が去年12月時点と比べておよそ60%上がったことに加え、円安で輸入コストが増加したこと、さらに包装に使われる材料費が上昇したことを理由として挙げています。
食品業界では原材料価格の上昇や円安などを理由に、さまざまな商品の値上げが相次いでいます。
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