「iPhone6 Plusがクラッシュと再起動を繰り返す」ユーザーが指摘
Apple Insiderによると、アップルのサポートコミュニティに「iPhone6 Plusがアプリのクラッシュ(強制終了)と再起動を繰り返す」問題について、9月21日に最初の書き込みがありました。スレッドは、本稿執筆時点で1万回以上閲覧され75件のコメントが寄せられており、問題の原因と対処方法について議論がされています。
アップルのサポートコミュニティ
問題の症状は、iPhone6 Plusを使用中にアプリを切り替えたり、通知をタップするとアプリがクラッシュし、再起動を繰り返す、というものです。iOS 8のバージョンを最新のiOS 8.1にアップデートしても解決していないと指摘されています。
同様の症状を経験しているユーザーの多くはiPhone6 Plusの128GBモデルを使用しており、非常に多くのアプリをインストールしている傾向がある模様です。スレッドに書き込みをしたユーザーの中には、700以上ものアプリをインストールしていた方もいました。
問題の原因と対処方法は不明のまま
スレッドでは「古いiPhoneを復元して設定を引き継いだことにより、iOS 8に対応していないアプリが原因になっているのでは?」との説もありましたが、iPhone6 Plusを初期化して新しいiPhoneとして設定し、アプリを手作業でひとつずつインストールし直しても問題は解決していない模様です。
「画面表示の拡大」を標準に戻すことも提案されましたが、問題の解決にはつながっていません。
Apple Insider読者の数名が、問題が発生しているiPhone6 Plusをアップルストアのジーニアスバーで検査してもらったところ、しばらく様子を見るように言われるケースが多く、一部のユーザーは新品のiPhone6 Plusへの交換を受けたとのことです。
Apple Insiderによると、アップルは現時点でこの問題について公式コメントを発表しておらず、アップルストアに持ち込まれた場合の対処方針も明らかにされていません。
類似の症状はiPhone5s発売後にも
筆者はiPhone6 Plusの64GBモデルを3週間ほど使用していますが、現在のところ同様の問題には直面していません。アプリのクラッシュと再起動の問題は、iPhone5sの発売後も発生しており、iOS 7のバージョンアップにより改善されました。
現時点では問題の正確な原因は不明ですが、今回のiPhone6 Plusの問題が早く解決し、すべてのユーザーが快適に利用できるよう、アップルによる対策が望まれます。
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