インターネット通販大手の楽天は29日、格安スマートフォンのサービス「楽天モバイル」を同日から始めると発表した。
子会社の通信会社フュージョン・コミュニケーションズを通じ、NTTドコモの回線を借りて行う。フュージョン社がすでに展開している通話アプリ「楽天でんわ」を使うことで、通話料を合わせても、大手携帯電話会社の約3分の1となる毎月2200円程度に通信料金を抑える。
また、ネットで台湾のパソコン大手エイスース製の端末を2万6400円(税抜き)で販売する。
楽天でクレジットカードを登録している会員は、本人確認の手間が省けるため、約5分で申し込みが完了する手軽さが大きな特徴という。
格安スマホを巡っては、ビックカメラなどの家電量販店や、大手スーパーのイオン、不動産賃貸仲介のエイブルなど、さまざまな企業が販売に乗り出している。
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