デング熱は蚊が媒介する感染症で、4日までの東京都や大阪府、それに北海道など12の都道府県に住む59人の感染が確認され、全員が8月、東京の代々木公園や周辺を訪れた際に蚊に刺されて感染した疑いのあることが分かっています。
東京都は、公園内の10か所で3日採集した蚊を調べたところ、このうち4か所の蚊からデング熱のウイルスが検出されたことから4日、一部を除いて公園を立ち入り禁止にしました。
東京都は5日午後から、ウイルスを持った蚊が見つかった4か所のほか、草木が生い茂り蚊が多く生息している場所を中心に薬剤をまいて蚊の駆除を行うことにしています。
作業は生態系への影響も考慮する必要があるため、専門家の立ち会いのもと、行われるということです。
東京都は、今後、蚊を採集する場所を10か所から20か所に増やしてウイルスの調査を行い、駆除の効果が確認できるまでは当分の間、一部を除いた公園の立ち入り禁止を継続することにしています。
また、立ち入り可能なエリアや公園の周辺を訪れる際は長袖長ズボンを着用し、虫除けスプレーを使うなど蚊に刺されないための対策を取るよう呼びかけています。
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