厚生労働省によりますと、今回、デング熱の感染が確認された人は14の都道府県で合わせて80人となりました。
デング熱は蚊が媒介する感染症で、先月、70年ぶりに国内での感染が確認されて以降、東京・渋谷の代々木公園やその周辺などを訪れた人の感染が全国で相次いでいます。
厚生労働省によりますと、新たに東京の合わせて6人の感染が確認されたということです。
いずれも重症ではなく、容体は落ち着いているということです。
今回のデング熱で、感染が確認された人は14の都道府県で合わせて80人となりました。
厚生労働省によりますと、新たに感染が確認された人は全員、代々木公園やその周辺を先月、訪れていて、最近1か月以内の海外への渡航歴はないということです。
デング熱を巡っては代々木公園の周辺以外でも新宿区や千代田区などの公園を訪れた人の感染が確認され、蚊の駆除が進められています。
厚生労働省は「蚊を媒介して感染が広がっている。重症化している患者はいないが発熱などの症状が出た場合には速やかに医療機関を受診してほしい」と話しています。
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