ヤンキースのイチロー外野手(40)が23日(日本時間24日)のオリオールズ戦に「8番・右翼」で出場。5回、先頭で右翼線二塁打を放ち、今季99安打として21年連続、メジャー移籍から14年連続のシーズン100安打に王手をかけた。
9回には中前に抜けそうな痛烈な打球を遊撃手ハーディの好守に阻まれ、100安打到達はならなかった。相手投手ブリトンは150キロ台のシンカーが持ち味。「(シンカーとスライダーの)どっちかでは待てないですよ。(追い込まれても)体が勝手にやっているだけです」と鋭く反応する。来月22日には41歳。身体能力は衰えていない。
最後にシーズン200安打を達成した10年は3・42打席で1本の割合だった。今季は3・76打席で1本と数字は下がっているが、レギュラーの立場ではなく、守備固めに代打や代走での途中出場が多い中でも打率・285。高い集中力をキープしているのはさすがだ。5試合連続安打でメジャー通算2841安打。歴代単独47位に浮上した。残り5試合。24日(日本時間25日)にもプレーオフ進出が消滅する状況でも黙々と安打を重ねる。
≪ピート・ローズの23年連続が最多≫大リーグで100安打以上の連続記録は、歴代最多の通算4256安打を誇るピート・ローズの23年連続が最多。日本では王貞治の21年連続が最多。残り5試合で1安打すれば、王と並ぶ。
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