標高1100メートル付近にある温泉宿の女性経営者は「噴火の音は聞こえなかったが、外に出たら薄い霧がかかっていると思ったら、灰が降っていた。道路も白くなっていた」と話した。
御嶽山南側の長野県王滝村では、噴火後に対策本部を立ち上げ、被害状況などを確認している。村ではマイクロバス複数台を7合目にある登山口の田の原に向かわせ、登山者を下山させるという。
噴火後に村役場に駆け付けた男性職員は「役場の方ではまだ降灰は確認していない。けが人はいるという情報はあるが、数などはまだ分からない」と話した。今後の対応については「まだ発表できる状態ではない」と動揺した様子だった。
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