このうち、「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」は、豚肉などの価格が上昇しているとして、ギョーザ6個当たりの価格を10月1日から20円値上げし、このほかのほとんどのメニューも4円から80円値上げします。
また、大手コーヒーチェーンの「スターバックスコーヒージャパン」は、加工用牛乳の価格が上昇しているとして、牛乳の使用量が多いラテなど12種類の商品を1日から一律10円値上げします。
さらに、円安の影響などで、コーヒー豆を製造・販売する「キーコーヒー」は、直営店で販売するコーヒー豆を平均で6%値上げするほか、「雪印メグミルク」もチーズの一部の商品について価格を据え置くものの、内容量を減らすことで実質的な値上げに踏み切ります。
一方、「王子ホールディングス」や「日本製紙」など大手製紙5社は、原料の木材チップや燃料の石炭の価格上昇を理由に「包装用紙」や「白板紙」を順次、10%から12%値上げすることにしていて、円安や原材料価格の上昇などがさまざまな商品の価格に影響を及ぼしています。
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