外国人旅行者を対象に消費税を免除する制度は、これまで対象品目が家電などに限られていましたが、1日から食料品や化粧品、薬品などを含めほとんどの商品に拡大されました。
1日は東京・銀座のデパートで記念の式典が開かれ、早速、外国人の客が新しく免税の対象となった食料品の売り場などを訪れていました。
このデパートでは、免税の手続きを行うカウンターをおよそ3倍に増設したり、外国語を話せるスタッフを6人から21人に増やしたりする対応を取りました。
三越伊勢丹ホールディングスの石塚邦雄会長は「新たに免税の対象となった化粧品や食品は需要が高い。何度も日本を訪れたいと思ってもらえるようなおもてなしをしたい」と話していました。
ほかのデパートやスーパーでも食品売り場に免税カウンターを設けたり、人通りが多い駅の構内に外国人向けの売り場を設けたりするなど、対応が広がっており、外国人旅行者による消費拡大への期待が高まっています。
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