37歳の猫選手は、オリンピック出場を目指して3年前にカンボジア国籍を取得しましたが、取得後の期間が短かったため、おととしのロンドンオリンピック出場は認められませんでした。
そして、去年ミャンマーで開かれた国際大会でカンボジア選手のトップになり、アジア大会の代表に選ばれました。
3日のレースで、猫選手はコース終盤の競技場のトラックに最後のランナーとして姿を見せ、観客から大きな拍手で迎えられました。
そして、猫選手は繰り返しガッツポーズを見せながらトップから21分38秒遅れの2時間34分16秒のタイムでフィニッシュし、最下位の14位で完走しました。
レースのあと、猫選手は「タイムは出なかったけど、みんなに応援してもらってうれしかった。スポーツはすばらしいと思った」と笑顔で話していました。
猫選手は39歳で迎える再来年のリオデジャネイロオリンピックにカンボジアからの出場を目指して競技を続けます。
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