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2014年10月07日

ひまわり8号 打ち上げ成功



ひまわり8号は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。

「ひまわり8号」を載せたH2Aロケット25号機は、午後2時16分、ごう音とともに発射台を離れました。

H2Aロケットの打ち上げ成功は、これで19機連続となり、成功率は96%に上がりました。
ひまわり8号は、現在の気象衛星よりも観測技術やデータの処理能力が格段に上がり、台風や集中豪雨をもたらす積乱雲が急速に発達する様子を詳細に把握できるようになるなど、観測や予報の精度の向上につながると期待されています。
今月16日ごろには高度3万6000キロの静止軌道に入り、観測機器や画像を地上に送るシステムの試験をへて、今のひまわり7号が役割を終える来年の夏ごろに、運用を始める予定です。
打ち上げ後の記者会見で気象庁の藤村弘志観測部長は「大きく一つの山を超えたかなと思う。最近の局地的な短時間の豪雨で積乱雲の発達を把握するには、現在の観測頻度では不十分で、ひまわり8号で頻度が上がると迅速に把握できるので、防災に生かしていきたい」と話しています。
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大気中の水蒸気の量 立体的な観測可能に

今回、打ち上げが成功した気象衛星「ひまわり8号」は、大雨がどこで降るかを予測する際などに重要な大気中に含まれる水蒸気の量を立体的に観測できるとみられ、予報の精度の向上につながると期待されています。
大気中の水蒸気は台風や積乱雲などが発達するかどうかに大きく影響する要因の一つで、現在の「ひまわり7号」では、大気中の水蒸気が出す赤外線を観測して、水蒸気が多い場所を白く、少ない場所を黒く表示し、「水蒸気画像」として公表しています。
しかし、捉えることのできる赤外線の波長は1種類で、観測できるのは高度7000メートルから8000メートル付近と比較的高層に限られていました。
一方、ひまわり8号は、撮影できる赤外線の波長が3種類に増えるため、高度3000メートル前後の大気中の水蒸気の量なども新たに観測できるようになるということです。
これによって大気中の水蒸気の分布を立体的に把握できるとみられ、予報の精度の向上につながると期待されています。
気象庁が行ったシュミレーション画像では、下層の水蒸気が黄色で表示され、日本や赤道の近くでは、下層の水蒸気の量が多く、雲が発生しやすい状態であることが分かります。
気象庁気象衛星課の島津好男課長補佐は、「空気の中の水蒸気の様子は、大雨がどこで降るかなどの予測に非常に重要だ。立体的な水蒸気の情報が得られるのは、天気予報の改善にも役立つと期待している」と話しています。
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